クロスカブ110 JA45って、メットインが無いんですよね。これ、オーナーになって最初にぶつかる地味な壁でして・・・ヘルメット1個どこ置くの問題から始まって、ツーリングの荷物、雨具、ツール、全部「外付けでどう積むか」を自分で組み立てないといけません。
自分はJA45を買ってから約2年、いろいろ足したり外したりしながら、最終的にアルミリアボックス55L+防水サイドバッグ左右を軸にして、それでも足りない時だけエンデュリスタン トルネード2を足す、という構成に落ち着きました。この55L+16Lだけで、日常も日帰りツーリングもだいたい片付いてしまいます。
この記事は、その積載構成を用途の段階別に整理したまとめです。「メイン荷室と仕分けバッグ」「足りない時だけ足すバッグ」「ほぼ出番のない予備」、それを支えるキャリアの土台まで、自分が実際にどう使い分けてるかを一枚に並べてみました。各装備の詳しいレビューは個別記事にリンクで飛ばすので、気になったヤツだけ深掘りしてもらえれば。

まず結論:JA45の積載、用途別の早見表
細かい話の前に、自分の積載構成を用途で一覧にすると、こうなります。
| 用途・段階 | 使ってる装備 | 容量の目安 | 出番 |
|---|---|---|---|
| ①メイン荷室 | アルミリアボックス55L | 55L | ほぼ毎日 |
| ②常備品・仕分け | 防水サイドバッグ 左右 | 8L×2=16L | ほぼ毎日 |
| ③フロント | 小型ソフトクーラー(フロントバスケット) | — | ほぼ毎日 |
| 足りない時だけ足す | エンデュリスタン トルネード2 Sサイズ | +20L | ロングで嵩張る物を運ぶ時だけ |
| さらに予備 | エンデュリスタン XSベースパック 6.5L | +6.5L | 正直ほぼ無し |
| 全部を載せる土台 | リアロングキャリア+センターキャリア+ピリオンシート | — | 常時 |
ポイントは、リアボックス55L+サイドバッグ16Lで、日常も日帰りツーリングもだいたい完結してしまうところです。トルネード2が出てくるのは「ロングツーリングで、冬のオーバーパンツみたいな嵩張る物を運ぶ時だけ」で、正直そんなに多くありません。一番下の「予備(XSベースパック)」に至っては、ほぼ出番ゼロ・・・w それも含めて、後で正直に書いていきますね。
常設+足りない時で使い分ける積載
① メイン荷室 — アルミリアボックス55L
積載の主役がこれです。JA45のリアキャリアに55Lのアルミリアボックスを載せっぱなしにしてまして、ヘルメット・買い物の荷物・ツーリングの着替えなんかは、基本ここに放り込みます。メットイン無しのクロスカブで「ヘルメットどこ置く問題」を一発で片付けてくれる、なかなか頼れるヤツです。
容量55Lって数字で見ると地味なんですが、実際フルフェイス1個入れてもまだ余裕があります。しかも箱のフタの上に荷掛けネットを付けっぱなしにしてあるので、箱に入り切らない長物(傘とか細長い荷物)はネットで上から押さえて、そのまま積めてしまいます。日常の買い物から日帰りツーリングまで、正直この箱+上のネットとサイドバッグだけでだいたい足りてしまうんですよね。なので、この後に出てくるトルネード2の出番が少ない、という話につながります。装着方法・容量の実例・2年使った劣化具合は、個別記事に詳しく書いてます。

② 常備品・仕分け — 防水サイドバッグ 左右16L
こっちは派手さは無いんですが、地味に効いてる名脇役です。中華製のロールトップ式・片側8L、左右合わせて16Lの防水サイドバッグを、1年以上ずっと付けっぱなしにしてます。中身は左にツール・緊急装備、右にウェア類、という感じで仕分けて入れっぱなしですね。
このバッグの強みは「積みっぱにできること」。1個2000円台という割り切れる価格帯なので、艶が消えようが気にせず積みっぱにできて、いざという時に必ずそこにツールと雨具がある状態を作れます。実際、夜の仕事帰りにパンクした時も、左バッグに常備してたホルツのパンク修理剤で自走帰宅できました。飾りじゃなく、実戦で効いた常備セットなんです。
装着方法・中身12点の内訳・ロールトップの防水構造・1年使った劣化具合は、個別記事でガッツリ書いてます。

③ フロント — 小型ソフトクーラー(バスケットの受け皿)
フロントバスケットには、小さいソフトクーラーを積みっぱにしてあります。フロントバスケットって骨組み(網状)なので、小さい物を直に放り込むと隙間からポロポロ落ちるんですが、ソフトクーラーを受け皿に敷いておくと、仕事帰りのちょっとした物やドリンク類を雑にぶっ込んでも落ちません。ついでに保冷もできて一石二鳥。フロントの即取り出し枠として、地味に毎日使ってます。
足りない時だけ — ロングで嵩張る物を運ぶ時のエンデュリスタン トルネード2 Sサイズ
エンデュリスタンのトルネード2 ドラムバッグ(Sサイズ)が出てくるのは、ロングツーリングで現地まで出し入れしない嵩張る物——冬場のオーバーパンツとか、分厚い防寒着とか——を運ぶ時です。リアボックス55Lは雑にポイポイ放り込んで何度も出し入れする普段の荷物用なので、そういう「積みっぱで触らない嵩張り物」はトルネード2にまとめる、という棲み分けですね。完全防水防塵のドラム型で、この用途にはなかなかぴったりなヤツです。逆に言うと、嵩張る物を積まない日は出番なし・・・正直そんなに多くありません。
自分はこれを実際にJA45に積んで走ってます(このセクションの装着写真は近日追加予定)。Sサイズで容量20L、リアボックス55L+サイドバッグ16Lにこれを足せば、泊まりの荷物でも余裕で飲み込んでくれます。
ここで地味に大事なのが、積む場所なんです。リアボックスとトルネード2を同時に積むには、リアロングキャリアが要ります。自分はエンデュランスのを使ってて、リアボックスをキャリアに、トルネード2をタンデムシートの位置に載せる形で併用してます。ノーマルキャリアだと、リアボックスの上にシートバッグを重ねるくらいしかスペースが無いので、箱とバッグを別々に積みたいならロングキャリアが分かれ目になります(キャリアの詳細は後述の「土台」の章で)。
もう1つ注意点がありまして、サイドバッグはキャリアのサポートで留まるんですが、トルネード2は固定ベルト(ROKストラップ等)が別途必要になります。容量・防水性能・Sサイズを選んだ理由なんかは、CRF250Lでの使用も含めて個別記事に詳しく書いてあるので、容量で迷ってる人はそっちを見てもらうのが早いかと思います。


それでも足りない時の予備 — XSベースパック6.5L(正直、ほぼ出番なし)
一応、もう一段の予備として、エンデュリスタンのXSベースパック6.5Lも持ってます。コンパクトな完全防水の小型バッグで、これも元はオフ車用に買ったヤツですね。
使い方としては、トルネード2でも入り切らない荷物が出た時に、すぐ取り出したいものを入れてセンターキャリアにベルトで固定して増設できます。XSベースパックはベルトで留めるだけなので、載せること自体は普通にできます。ただ正直に言うと、JA45の積載として実際に使ったことは、まだ無いんです。理由は単純で——リアボックス+サイドバッグ+トルネード2で、そこまで積載が足りないことが、そもそもほぼ無いんですよね。なので「持ってるから、もし足したくなったら足せる」という保険ポジションに収まってる、というのが正直なところです。
これ、裏を返すと「リアボックス55L+サイドバッグで、JA45の積載はだいたい足りる」という証明でもあります。XSベースパックどころかトルネード2の出番すら少ない=積みっぱの71Lで足りてる、ということですね。なので「予備に何か用意しておきたい」という人以外は、無理に小型バッグまで買い足す必要は無いと思いますよ?
XSベースパック単体の収納力・固定方法・サイズ感は、個別記事に書いてます(CRF250Lでの使用前提のレビューです)。

全部を載せてる土台 — リアロングキャリア+センターキャリア
ここまでのバッグ類、全部キャリアという土台があって初めて載るわけです。自分のJA45は購入後1ヶ月以内に、エンデュランスのリアロングキャリア+ホンダ純正ピリオンシート+フロントバスケット+センターキャリアの4点で、積載の地盤を作ってあります。この土台があるから、フロント(ソフトクーラー)・センター・リア(55Lボックス+サイドバッグ)と、それぞれに積みっぱの置き場ができてる、という感じですね。
特に効いてるのが2つ。1つはリアロングキャリアに左右付属するサイドバッグサポート。これが②の防水サイドバッグを固定する受け皿になってます(買った当時は「おまけ」だと思ってたのに、今や無いと困る本命装備・・・w)。もう1つがセンターキャリアで、ちょい挟みやドリンクホルダーに使ってますが、予備のXSベースパックを増設するなら、ここが置き場になります。
リアボックス55Lの載せ替え・ピリオンシートとの工具レス互換・4点の2年経過の劣化具合は、土台側の記事にまとめてあります。積載を組む前提として、まずキャリアの土台を見てもらうのが、順番的には良いかもしれません。

なぜ今の構成に? — 自分のバッグ遍歴
最後に、なんで今の「リアボックス+防水サイドバッグを軸に、足りない時だけトルネード2」という形に落ち着いたのか、積載の遍歴を書いておきます。ここが一番、自分の積載の考え方が出てるところだと思います。
そもそもツーリング用のシートバッグは、クルーザー(バルカン)に乗ってた頃に、タナックスのミニフィールドシートバッグ(MFK-100)を使ってました。ロングツーリングもこなせる積載量があって、当時はこれがメインの積載でしたね。(固定方法とか細かい使用感は個別記事に書いてあります。)
その後、CRF250L(オフ車)に乗り換えたタイミングで、エンデュリスタンのトルネード2とXSベースパックを導入しました。林道やオフロードも走るなら、ソフトな大型バッグ1個より完全防水防塵のドラム式のほうが安心でしたので。いまJA45で使ってるトルネード2は、このCRF時代に買ったヤツの流用です。トルネード2が「もともとオフ車用」なのは、こういう経緯なんですね。
そして今のJA45(クロスカブ)に乗り換えてから、また方針が変わりました。メットイン無し・普段使いメインなので、「ツーリングの時だけ大きいバッグを引っ張り出す」のではなく、「リアボックスと防水サイドバッグを普段から用途別に載せっぱなしにしておく」ほうが合ってたんです。雨でも中身を気にしなくていい防水優先で、日常はリアボックス55L+サイドバッグ、CRF時代から持ってるトルネード2は嵩張る物がある時だけ足す——この方が、平日と週末のモード切替が早いですし、なにより気が楽なんですよね。
なので、ミニフィールドはクロスカブでは使ってません(バルカン時代の卒業装備ですね)。トルネード2とミニフィールドの直接比較は、トルネード2の個別記事の中でやってるので、シートバッグで迷ってる人はそっちが参考になると思います。

まとめ:メットイン無しのJA45、リアボックス55L+サイドバッグでだいたい足ります
クロスカブ110 JA45の積載、自分の実例を用途段階で整理してきました。要点を振り返ると——
・メイン:アルミリアボックス55L(ヘルメット・買い物・ツーリング荷物の主荷室)
・サブ:防水サイドバッグ左右16L(左ツール/右ウェア仕分け)
・前カゴ:小型ソフトクーラー(バスケットの受け皿+保冷・仕事帰りの小物やドリンク)
・足りない時だけ:エンデュリスタン トルネード2 Sサイズ=ロングで嵩張る物(冬のオーバーパンツ等)を運ぶ時のみ・出番少なめ
・予備:XSベースパック6.5Lは持ってるけど出番ほぼ無し=リアボックス+サイドバッグで足りる証明
・土台:リアロングキャリア+センターキャリア+ピリオンで地盤を作ってある
・考え方:ツーリング時だけ大型を出すより「防水を普段から用途別に積みっぱ」がクロスカブには合う
大げさに武装しなくても、リアボックス55L+サイドバッグ+キャリアの土台で、クロスカブの積載はだいたい片付いてしまう・・・というのが、2年走った今の結論です。これからJA45の積載を組む人の、順番の参考になれば嬉しいです。各装備の詳細は、下のリンクからどうぞ。
この記事で触れた装備の詳細レビュー






クロスカブ110 JA45 カスタム記録シリーズ
JA45のカスタム記録、他の記事はこちら。積載まわりだけじゃなく、足回り・電装・比較記事まで一通り揃えてある:











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