クロスカブ110 JA45を購入してから1ヶ月以内に、積載まわりの土台を一気に作った。
具体的には4点。エンデュランス リアロングキャリア・ホンダ純正ピリオンシート・フロントバスケット(中華製)・センターキャリア(中華製)。
ロンツー時のバッグ運用、子供乗せる可能性、緊急時のちょい積み、フロントへの保冷バッグ載せ、全部この4点でカバーできる構成にした。
装着から約2年経過して、それぞれの実運用と劣化具合まで率直に出せる時期になったので、4点まとめでカスタム記録を残しておく。

- エンデュランス リアロングキャリアに変えた一番の理由 — リアボックス+タンデムシート併用
- ロングキャリアの隠れた強み — 純正ピリオンシートとの互換性で工具レス脱着が成立
- おまけポイント:サイドバッグサポート左右も付属してくる
- ホンダ純正ピリオンシート 77300-GT0-M00 の基本スペック
- ピリオンシート常時装着のリアル運用
- フロントバスケット — 正直に言うと中華製パクリ品
- フロントバスケットの使い方:シンデレラフィット+隙間問題対策
- センターキャリア(Amazon中華製・バネ挟み機構)
- センターキャリアの実用途:ちょい挟みとドリンクホルダー
- 4点ほぼ同時装着:JA45購入後1ヶ月以内の土台づくり
- 2年経過の劣化と対応 — 放置・継続メンテ・メンテ要らずの3パターン
- まとめ:4点で完成する積載+タンデム対応の土台
- 今回の主要4商品
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エンデュランス リアロングキャリアに変えた一番の理由 — リアボックス+タンデムシート併用
4点まとめの中でも一番重要な装着動機の話から。
エンデュランスのリアロングキャリアに変えた一番の理由は、リアボックスとタンデムシートを併用したかったから。
クロスカブ110の純正リアキャリアは長さが足りなくて、リアボックスを載せるとタンデムシートのスペースがなくなるし、タンデムシートを載せるとリアボックスを載せるスペースがなくなる。どっちか片方なら純正キャリアでも全然いけるけど、両立はサイズ的に無理。
そこでエンデュランスのリアロングキャリア。商品名にある「ロング」の意味はまさにそれで、純正より長い設計になってるから、リアボックスとタンデムシートを前後に並べて両立できる。これが選定の決め手やった。
逆に言えば、リアボックスだけ or タンデムシートだけの運用なら純正キャリアで十分。「両立したい人」だけがロングキャリアを選ぶ必要がある、っていうのが実体験ベースの判断軸。
ここから先は商品スペックの詳細。

まず積載の主役、エンデュランス(株式会社エンデュランス)のリアロングキャリア、型番 EJ800K88A1。
税込24,970円。クロスカブ110(JA45・JA60両対応)、スーパーカブ110(JA44・JA59)、スーパーカブ110プロ(JA42)に対応する汎用設計。
素材はメインキャリア部が鉄製で、電着塗装と粉体塗装のダブル仕上げ。これが後で出てくる「2年経過でも全然錆びてない」っていう実体験につながってる。
最大積載量は8kg、公式の取付目安時間は0.2h(約12分)。純正リアキャリアを外して付け替えるだけのシンプル構造なので、DIYで余裕。
公式情報のリンクは エンデュランス リアロングキャリア商品ページ。
ロングキャリアの隠れた強み — 純正ピリオンシートとの互換性で工具レス脱着が成立
もう一つ、エンデュランス リアロングキャリアを選ぶ隠れた強みがある。それがホンダ純正ピリオンシートとの互換性。
エンデュランスのロングキャリアは、ホンダ純正ピリオンシートをそのまま装着できる設計になっとる。純正シートが付属するフック金具を、ロングキャリアの所定位置に差し込んでロックする仕組みで、追加の加工とか変換アダプタは一切要らん。
で、ここが重要なんやけど、純正ピリオンシートは前述の通り工具レスで脱着できる。つまり「エンデュランス ロングキャリア x ホンダ純正ピリオンシート」の組み合わせなら、ピリオンシートを工具レスで脱着できる利便性が成立する。
これが社外のタンデムシート(汎用シート・社外メーカーシート)だとどうなるかというと、たいていボルト固定になっとる。ボルト固定のシートを脱着するには、シートを外すためにまずキャリアごと外して、キャリアの裏側からボルトを緩めるっていう大手間が発生する。

つまり、ロングキャリアを選ぶ理由を整理するとこうなる。
・長さの確保:リアボックスとタンデムシートを前後に並べて併用するため(ロングを選ぶ理由)
・純正シート互換+工具レス脱着:ホンダ純正ピリオンシートをそのまま装着でき、手だけで脱着できる(ロングの中でエンデュランスを選ぶ理由)
・おまけ要素として、サイドバッグサポート左右も本体付属してくる
「リアボックス+タンデムシート併用」という要件さえあれば、エンデュランス x 純正ピリオンシートの組み合わせは現実的な最適解になる。汎用シートで安く済ませる選択肢もあるけど、その場合は脱着の手間まで含めて天秤にかける必要がある。
おまけポイント:サイドバッグサポート左右も付属してくる

ここまでが本命の選定理由で、ここからはおまけポイント。エンデュランスのリアロングキャリアは、サイドバッグサポート左右が本体に付属してくる。
写真みたいに、リアキャリア本体に加えて、車両左右に縦長の板状プレート(穴付き)が伸びる構造。これがサイドバッグサポート。

ここにサイドバッグの取付ストラップを通して固定すると、走行中にバッグが揺れない・タイヤやマフラーに干渉しない。
社外のサイドバッグサポートを別途買おうと思うと、それだけで1万円前後する場合もあるので、リアロングキャリア本体に左右付属してくるのは結果的にお得感はある。あくまでおまけ扱いやけど、無いよりは確実に便利。

サイドバッグサポートの位置取りも適切で、リアショック(赤バネが見えてるのは第7弾でレビューしたエンデュランス製の交換品)の動きを邪魔せず、リアウィンカーやマフラーへの干渉もない。
取付ボルトは車両側の既存ネジ穴を使って固定する設計なので、追加で穴あけ加工とかは不要。これも純正リアキャリア外して付け替えるだけで済む理由。
ホンダ純正ピリオンシート 77300-GT0-M00 の基本スペック

リアキャリアの上に載せてるのが、ホンダ純正ピリオンシート。
メーカーはHONDA、純正部品番号 77300-GT0-M00、カラーはブラック。価格は記憶ベースで6,000円くらい。2024年3月にJA45買った時に一気にまとめて買ってある。
写真でも見える通り、HONDAロゴが白文字で刻印されとる。これが純正の物証や。社外のタンデムシートだと無印 or 別メーカーロゴになるので、純正にこだわるならここがチェックポイント。
このシートの一番の独自情報は、工具レスで脱着できることやと思ってる。(ただし後述の通り、リアボックス装着車はリアボックスを先に外す必要がある)
固定部分を真下から見上げると、こんな感じ。

金色っぽく見えとるのが、ピリオンシート側のフック金具がリアキャリア側にロックされとる部分。シートを取り外す時は、この固定金具を回しながら、シートを上に引き上げて、そのまま後方に引っ張るとフックが外れる仕組み。

写真みたいに、シート裏側にステー金具がついとって、ここを引っ張って回すだけで脱着できる構造。スパナとかドライバーとか、一切要らん。

金具のクローズアップを見ると、フック状の引っ掛け金具+固定機構の組み合わせ。リアキャリアの所定の位置に挿し込んで、金具を回せばロックされる仕組み。

ただし1点だけ実運用上の注意。脱着の動作上、シートを後方に引っ張る必要があるので、リアボックスを載せたままだとリアボックスが邪魔で抜けない。リアボックス装着車は、ピリオンシートを外したい時はまずリアボックスを先に外す前段作業が必要になる。
つまり「工具レス脱着」は確かに事実やけど、リアボックス込みの構成だと「リアボックス外す→ピリオンシート外す」の2段階手順になる。これも常時装着で運用してる隠れた理由のひとつ。
ピリオンシート常時装着のリアル運用
ピリオンシートは基本的につけっぱなしで運用してる。
装着動機は2つあって、1つは子供乗せる可能性がゼロじゃないこと。実際に頻繁にタンデムしてるわけじゃなくて、「乗せたい時に乗せられるようにしておく」っていう保険的な意味合い。
もう1つが実は主用途で、ロンツー用のシートバッグを載せる時の土台になってること。シート上にバッグを載せると、リアキャリア単体に載せるより安定するし、バッグ底の素材が傷つきにくい。
ロンツー時にバッグ載せても、ピリオンシートを外さなくていいから、装着・取り外しの手間がゼロ。これが常時装着の最大メリット。
もし「やっぱり外したい」って思った時も、工具がなくても手だけで脱着可能(前述の通りリアボックスは先に外す必要があるけど)なので、常時装着のリスクは小さい。
フロントバスケット — 正直に言うと中華製パクリ品
ここからは正直モード。
フロントに付けてるバスケット、これはAmazonで買った中華製品。元ネタは DRC(株式会社ダートフリーク)の D60-02-050 アルミフロントキャリアっていう国産品で、それのコピー商品って感じ。
価格は手頃やし、見た目もDRCそっくり。フロント積載スペースが欲しくて、コスパ重視で中華製を選んだ。

国産DRC品にこだわるなら本家を買えばいいし、コスパ重視ならこの中華製でも実用上問題ない、っていうのが正直な評価。
フロントバスケットの使い方:シンデレラフィット+隙間問題対策
このフロントバスケットの実運用は、5Lソフトクーラー載せっぱなし。
サイズがバスケットの内寸にシンデレラフィットで、保冷バッグを載せたまま走っても全然動かない。ツーリングで飲み物入れたり、買い物時の食材入れたりするのに重宝してる。
ちなみにサーモスの5Lソフトクーラーもサイズはシンデレラフィットなんやけど、こっちはサーモスやと使いっぱなしにすると勿体ないから、普段はもっと安物の銀色5Lソフトクーラーをフロントバスケット常駐で使ってる。サーモスは温泉とかキャンプ時の本気保冷用にして、バイク車載の使い倒し用は安物で十分っていう使い分け。
で、ここでこのバスケットの構造上の弱点を1つ。
フロントバスケットはアミ目構造(パイプ枠+底面の格子)になっとって、隙間だらけ。小さいものを直置きすると、走行風で吹っ飛んでいく可能性が高い。

対策は単純で、とにかく何か大きめのものを載せて隙間を埋めること。シンデレラフィットの5Lクーラーバッグを載せっぱなしにしてるのは、利便性と「飛び出し防止の蓋」を兼ねてる側面もある。
常用してる安物の銀色5Lソフトクーラーはこれ:
逆に言えば、何も載せずに小物だけ放り込む使い方は、このバスケットには向かない。ネット or バッグで蓋する運用が前提。
センターキャリア(Amazon中華製・バネ挟み機構)

タンクとシートの間あたりに装着してるのが、センターキャリア。これもAmazonで買った中華製。
写真の通り、タンク横のスペースに細長いプレートが伸びる形で装着されとる。
この商品の特徴は、バネで挟む機構がついてること。プレート部分にスプリング式のクリップがあって、薄手のものを挟んで固定できる。

センターキャリアの実用途:ちょい挟みとドリンクホルダー
使用頻度は低めやけど、実際に使ってる用途はこんな感じ。
・ウエス挟む:ツーリング先での手拭き・チェーンや汚れの拭き取り用
・グローブ挟む:信号待ち中とか、ちょっと脱ぎたい時にバネクリップに挟んでおく
・センターキャリア端にドリンクホルダー取付:別売りのドリンクホルダーを端っこに装着して、ペットボトル運用
ドリンクホルダーが地味に効いてて、ツーリング中に水分補給したい時、ハンドル周りに何も追加しなくて済むのがいい。タンク横の低めの位置にドリンクがあると、停車時にサッと取り出せる。
メイン積載は別途リアキャリア+リアボックスがあるので、センターキャリアは「ちょい挟み」と「緊急時の追加スペース」っていう補助役。
4点ほぼ同時装着:JA45購入後1ヶ月以内の土台づくり
この4点、実は装着時期がほぼ同時。JA45を購入した2024年3月の、購入後1ヶ月以内くらいに一気に揃えて取り付けた。
最初に何をどう載せるかを決めてから細々カスタムするんじゃなくて、まず積載+タンデム対応の土台を一気に作る方針で組んだ感じ。
特にリアキャリアは前述の通り、「リアボックス+タンデムシート併用」っていう明確な要件があったから、純正のままじゃ無理で、最初からエンデュランスのロングキャリアに変える前提で組んでる。
装着の難易度的にも、4点ともDIYで完結する範囲。
・エンデュランス リアロングキャリア:純正リアキャリア外して付け替え(取付目安0.2h)
・ホンダ純正ピリオンシート:工具レスで装着
・フロントバスケット:付属ボルトで固定
・センターキャリア:付属ボルトで固定
どれも特殊工具とか必要なくて、ガレージにあるソケットレンチ・スパナ・六角レンチがあれば完結する。
この4点の土台が固まってたから、後続のフォグライト・スクリーン・ハンドガード・タイヤ・マフラー・リアショック交換みたいな発展カスタムが、土台の上に乗っかる形でスムーズに進められた。
2年経過の劣化と対応 — 放置・継続メンテ・メンテ要らずの3パターン
装着から約2年経って、それぞれの劣化具合と、それに対する対応がきれいに3パターンに分かれた。
パターン①:放置(純正ピリオンシート)
ホンダ純正ピリオンシートは、防水性が弱いらしいというのが使ってみてわかった。2年つけっぱで、雨も普通に当たる環境なので、シート内部のスポンジが少しヘタってきとる感じ。
ただ、座る時の不快感は出てないし、見た目の劣化も気にならない範囲。対応としては特に何もせず放置運用。

パターン②:継続メンテ(中華製フロントバスケット・センターキャリア)
中華製の2点は、想定通り錆びやすい。塗装の食いつきが甘いっぽくて、雨にあたると小さい錆点が出やすい。
対応としては、しょっちゅう錆止めタッチペンでチョンチョン塗ってる。錆びを見つけたら早めに上塗りして、進行を止めるルーチン。

コスパで選ぶ代わりに、継続メンテを織り込み済みで運用するスタイル。錆止めのタッチペンは安いし、月1回くらい見回って気になるところをチョンチョン塗っていけば、現状は装着時の見た目を大きく崩さずに維持できとる。
パターン③:メンテ要らず(エンデュランス リアロングキャリア)
エンデュランスのリアロングキャリアは、メーカー仕様通り鉄製+電着塗装+粉体塗装のダブル仕上げのおかげで、2年経過しても錆びらしい錆びが出てない。
つまり、最初から錆びにくい素材と塗装が入っとるから、こっちが追加のメンテをしなくても見た目を維持できとる。中華製とのトレードオフがここで明確に出る形になった。
この3パターン対応をまとめると、「コスパ重視で買って継続メンテで使う」「最初から耐久性のある製品を選んでメンテ最小で使う」「気にならない範囲は放置」っていう、用途と予算と性格に合わせた使い分けが現実的なところ。
まとめ:4点で完成する積載+タンデム対応の土台
クロスカブ110 JA45のキャリア3点+タンデムシートの4点まとめ、約2年使った実運用レビューを書いてきた。
ポイントを振り返ると、
・エンデュランス リアロングキャリア:選定理由は「長さ確保」と「純正シート互換+工具レス脱着」の主軸2点、おまけでサイドバッグサポート左右付属・2年経過しても錆び出ず
・ホンダ純正ピリオンシート:工具レス脱着+常時装着でロンツー対応+タンデム保険
・フロントバスケット(中華製):サーモス5Lがシンデレラフィット・小物落下注意・継続メンテ前提
・センターキャリア(中華製):使用頻度低めだがバネ挟み機構+ドリンクホルダー運用で補助役
この4点が、その後のフォグライト・スクリーン・タイヤ・マフラー・リアショックといった発展カスタムの土台になった。最初の1ヶ月で積載+タンデム対応をまとめて固めるのが、結果的にコスパも作業効率も良かったと思う。
コスパ重視の中華製と、メンテ要らずの国産を組み合わせて、必要なところは継続メンテでカバーする。カスタムの現実的なポートフォリオとして、誰かの参考になればうれしい。

今回の主要4商品
ホンダ純正ピリオンシート:
エンデュランス リアロングキャリア:
フロントバスケット:
センターキャリア:
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