クロスカブ110 JA45に防水サイドバッグを左右1個ずつ装着して、約1年常駐運用してる。
中華製のロールトップ式・片側8L・左右合計16L。左サイドバッグにはツールと緊急装備、右サイドバッグにはウェア類を仕分けて入れっぱなしにしてある。
装着の前提になってるのが、第8弾でレビューしたエンデュランス リアロングキャリアに左右付属するサイドバッグサポート。あの時は「おまけ」扱いで触れただけやったけど、第11弾でいよいよ本機能発揮の真打ち登場。
そして、去年実際にパンクが発生したときに、左サイドバッグに常備してたホルツのパンク修理剤(タイヤウェルド MH791)で自走帰宅したエピソードも、本文の中で書いてある(ただし「絶対直る前提」じゃなく「ダメ元の最後の砦」位置付け)。

- Blinkminds系 防水サイドバッグ 片側8L×2 の基本スペック
- 段階購入の正直話 — 左ロゴ入り→右ロゴ無しの1年差
- 装着方法 — サイドバッグサポート真打ち登場
- ロールトップ式の防水構造 — ファスナーなしの設計合理性
- 左サイドバッグ — ツール・緊急装備セット5点+ホルツ1本
- 実パンク救助エピソード — 夜の仕事帰り、ホルツ1本で自走帰宅
- 右サイドバッグ — ウェア・天候対応セット6点
- 1年経過の使用感 — 「割り切り運用」で十分
- JA45の積載まわり、たまたま全部工具レス脱着で揃ってる
- まとめ:メットイン無しのクロスカブの積載分担に8L×2
- 今回の商品
- クロスカブ110 JA45 カスタム記録シリーズ
Blinkminds系 防水サイドバッグ 片側8L×2 の基本スペック

今回のメイン商品は、Amazonで買える中華製の防水ロールトップ式サイドバッグ。片側8L、左右セットで合計16L。
写真の左サイドはロゴ入りバージョン。ロールトップ式の開口部+3点バックル+下部固定ベルトのシンプル構造で、素材は黒のPVCターポリン系(防水ドライバッグの王道素材)。
Amazonで「8L 防水バッグ バイク」あたりで検索すると、似たような形状の中華製品がメーカー違い・値段ピンキリで大量に出てくる。OEMで作られてロゴだけ各社が変えてる商品群と思ってもらったらいい。
こだわって特定メーカーを選んでも、ロゴ無し版を選んでも、形状・素材・固定機構はほぼ共通。なのでロゴ無しのシンプル汎用版で十分っていうのが、実際に1年使ってみた素直な結論。
段階購入の正直話 — 左ロゴ入り→右ロゴ無しの1年差

実はこのサイドバッグ、左右まとめて買ったわけじゃなくて段階購入してる。
最初に買ったのは左側だけ。2024年、ロゴ入りタイプを左1個。装着してたサイドバッグサポート(エンデュランス リアロングキャリア付属)も最初は左側だけ取り付けて運用してた。
で、しばらく左だけで運用してたんやけど、ふと「サイドバッグサポートは左右付属してるんだから、せっかくなら右もつけて、右バッグも追加したろ」って思った。
そして2025年、右サイドバッグを追加購入。このときに気づいたんやけど、ロゴ無しのバージョンの方が安く売られてた。完全に同じメーカーかどうかは怪しいけど、形状もサイズもほぼ同等で、値段だけ違う。

結果、現状は左ロゴ入り+右ロゴ無しの組み合わせで装着してる。写真の右バッグに付いてる赤カラビナは識別用じゃなくて、ツーリング先で何か吊るしたり繋いだりするのに使うかもしれんから、保険で付けてあるだけ。
装着方法 — サイドバッグサポート真打ち登場

装着の前提が、第8弾でレビューしたエンデュランス リアロングキャリアに左右付属するサイドバッグサポート。
第8弾の時点では、サイドバッグサポートはコスパおまけ要素として軽く触れただけやった。
第11弾で、その「おまけ」が真打ち登場する。写真の通り、サイドバッグサポートがバッグの内側に縦に伸びて、バッグの形を保ちつつ車体側にバッグを固定する壁になる。サイドバッグサポートの下部左右に丸穴が1個ずつ(計2個)空いてて、ストラップを穴の中に通して固定もできる仕様に見えるけど、自分は穴は使ってない。代わりに穴の周りの出っ張り部分を、水平ベルトが下にずれ落ちないためのストッパーとして活用してる。これで2年問題なし。

後ろから見たアングルがこっち。固定の仕組みは大きく2系統:
・上部のベルトループ → バッグ背面上部にある輪っか状のベルトループを、リアキャリアのフックに引っ掛けて落下予防として使ってる(メイン固定じゃなくサブ機能)
・水平ベルト2本(上下に1本ずつ、バッグ本体を横巻きにしてる帯) → 各ベルトに2箇所のバックルがある。装着時はバックルを外してからサイドバッグサポートを巻き、バックルを留めてベルトを締め付けると固定される
装着・取り外しは工具レスで完結(上部ベルトループの引っ掛け+水平ベルトの前バックル留め+ベルトの締め直し)。左右合計の取付所要時間で5〜10分くらい。
ここで地味に効くポイントを1個。一回サイドバッグとして装着して固定してしまえば、日常で開け閉めするバックルはロールトップ用の中央上部の1個だけになる。水平ベルト2本(バックル4個)+縦ベルトのバックル群は装着固定の時だけ触るもんで、毎日の荷物の出し入れではノータッチ。バックル4個+縦ベルトを毎回外すの面倒そうに見えて、実運用ではバックル1個でサクッと開け閉めできる。
あとは荷物の量に応じて、ロールトップ部の縦ベルトと左右の水平ベルトを締め込んだり緩めたりでフィット感を調整する感じ。荷物多い日はベルトを少し緩めて容量MAX、少ない日は締め込んでバッグを薄くする運用。

もう1つ、サイドバッグ選定で地味に重要なのがリアショックとのクリアランス。写真の右隣に見えてる赤バネが第7弾でレビューしたエンデュランス製のリアショック。
ソフトタイプのサイドバッグは中身の入れ方によって形が崩れて、リアショックや排気系に干渉するリスクがある。今回のバッグは8L縦長スリム構造で、前後方向に薄い設計。これがサイドバッグサポートの補強と合わさって、バッグの形を保ちつつリアショックとの干渉を物理的に回避できる構造になってる。

ロールトップ式の防水構造 — ファスナーなしの設計合理性

このバッグの開口部、ファスナー(ジッパー)が一切ない。代わりに使われてるのがロールトップ式っていう仕組み。
開口部のフチに沿ってベルクロ(マジックテープ)が縫い付けてあって、まず開口部をベルクロで閉じる。次に開口部をくるくる巻く。最後に巻いた部分から下に伸びる縦のベルトを、水平ベルト2本と同じく「バックル外す→留める→締め込む」の手順で固定する(縦ベルトと水平ベルト2本は別系統)。この3段締めで防水を確保する設計。
ファスナー式と比べたメリットは2つ。1つはファスナーの隙間からの浸水リスクがないこと。長期使用でファスナーが歪んだり噛んだりして閉まりきらなくなる劣化パターンも、構造上ない。
もう1つが地味に便利で、巻く回数で内部容量が可変すること。

ドライバッグ系のロールトップ仕様は、登山やカヌーで定番の防水機構。バイク用サイドバッグに転用されてるのは、雨天走行の頻度+ファスナー劣化リスクを考えると合理的な選択やと思う。
左サイドバッグ — ツール・緊急装備セット5点+ホルツ1本

左サイドバッグに入れっぱなしにしてある常備品はこんなラインナップ:
・kijima スマートエアポンプ(左の黒い巾着袋)
・デイトナ ジャンプスターター(真ん中の黒い長方形ポーチ)
・保温アルミシート(緊急時の体温維持用)
・六角レンチ
・メガネレンチ
写真は中身を地面に並べたところ。左から、エアポンプ・ジャンプスターター・保温アルミシート・六角レンチ・メガネレンチの順。
もう1個、写真には写ってないけど常備品があった。ホルツのパンク修理剤(タイヤウェルド MH791)。
実パンク救助エピソード — 夜の仕事帰り、ホルツ1本で自走帰宅
去年、実際にパンクが発生した。仕事帰りの夜。
時間的にはバイク屋もガソリンスタンドのパンク修理対応もどっちも閉まってる時間帯。タイヤの空気が抜けてくのに気づいて、「これ完全に詰んだやつや」って一瞬思った。
そこで左サイドバッグに常備してたホルツ MH791 タイヤウェルド(小型バイク用・125cc以下)を投入。
使い方は、バルブから注入してタイヤに圧力を戻すだけ。ジャッキアップ不要でその場で完結する。注入後はそのまま走って自走で帰宅できた。

タイヤウェルドは恒久修理にはならない。注入剤が穴の周りに固まって応急的に塞ぐ仕組みで、使用後はじわじわ抜けてくだけ。空気を継ぎ足しながら走れば、しばらく実用できる状態を維持できる。
自分の場合は注入後の数日間、朝出かける前にちょっと空気足して、休日にチューブ入れ替えDIYで根本修理した(DIYしない場合は早めにバイク屋で見てもらうのが安全)。「恒久修理じゃなく、根本修理までの時間稼ぎ」っていう前提で使えば、緊急時の自走帰宅装備として十分機能する。
ただし注意点として、タイヤウェルドは絶対にパンクが直るものじゃない。穴の大きさや場所によっては効かないアウトなパターンもある。自分のケースは運良くなんとかなって自走で帰れたっていう話で、「ダメ元の最後の砦」として運用してるっていう位置付けが正確。
右サイドバッグ — ウェア・天候対応セット6点

右サイドバッグの中身はウェア類で完全に統一。雨対応3点+防寒3点の6点セット:
雨対応3点:
・レインウェア
・レインブーツカバー
・レイングローブ
防寒3点:
・ユニクロ ダウンベスト
・ダウンキャップ
・ネックウォーマー
写真はバッグから出してシート上に並べたところ。圧縮できるものはスタッフサックで小さく丸めて収納してあるから、8Lのバッグに全部入る。
ポイントは、季節跨ぎで積みっぱなしにしてること。
「夏場にダウンベストは要らんやろ」って思うかもしれんけど、ツーリング先の標高高いところとか、夜間の冷え込みとか、急な天候変化で出番がある可能性がゼロじゃない。8Lの容量内で全部収まるんやから、いちいち季節で入れ替えるより年中常駐させる方が運用コストが低い、っていう判断。
雨対応の3点も同じ発想で、晴れ予報の日でも積みっぱ。これが「左ツール/右ウェア」の用途別仕分け運用の核心で、左右合計12点(ツール5+ウェア6+ホルツ1)を年中ずっと積んでる状態になる。
1年経過の使用感 — 「割り切り運用」で十分
装着から1年経過したサイドバッグの状態を、左右別に書いとく。
左(ロゴ入り・2024年購入の古い側):
約1年半使用。表面の艶が消えてきたのが目に見える劣化ポイント。新品時のしっとりした光沢が、マットな感じに変わってきてる。
ただし防水性能は問題なし。雨の日に走っても中身が濡れたことはない。バックルの開閉頻度も低めなので、バックル本体の割れや劣化もない。
右(ロゴ無し・2025年購入の新しい側):
約半年〜1年使用。まだ表面の艶は残ってる状態。左側と比べると新品感がはっきり違うけど、これは購入時期差なので当然っちゃ当然。

中華OEM系の防水サイドバッグは、ブランドも値段もピンキリやけど、1個2000円台で買い替えできる価格帯に収まってる。「ガッチリ国産で10年使う」じゃなくて、「コスパで買って割り切って使い倒す」運用が現実的やと思う。
艶が消えても機能上の支障はないし、もし防水性能が落ちてきたタイミングで気軽に買い替えできる価格帯。これが第8弾のフロントバスケット(中華製・継続メンテで使う)の運用方針とも整合してる、JA45カスタムの基本スタンス。
JA45の積載まわり、たまたま全部工具レス脱着で揃ってる
第11弾を書きながら気づいたんやけど、JA45の積載まわり、たまたま全部工具レスで脱着できる構成になってる。
・ホンダ純正ピリオンシート(第8弾):工具レスで手だけ脱着
・防水サイドバッグ左右(第11弾):サイドリリースバックルで工具レス脱着、左右5〜10分
・リアボックス55L(第1弾):エンデュランス本体への載せ替えのみ(ボルト固定なのでドライバーは要るが、シート脱着レベルの所要時間)
これがたまたま地味に効くのは、いざ外したい時に5〜10分で外せる安心感。普段はサイドバッグつけっぱで運用してるけど、ガレージで作業する時とか、メンテで車体まわり洗いたい時とかに「パッと外せる」のがあるなしで全然違う。
仮にこれが「ボルト10本で固定するハードケース」とかやったら、装着取り外しに30分かかって、メンテとか洗車のたびに億劫になりそうやな〜くらいのテンションで助かってる、っていう話。
まとめ:メットイン無しのクロスカブの積載分担に8L×2
クロスカブ110 JA45の防水サイドバッグ第11弾、約1年使った左右仕分け常駐運用レビューを書いてきた。
JA45はメットインなしのバイクなので、ヘルメットも含めて何かしまう場所が常に課題になる。サイドバッグ8L×2の左右合計16Lがあるおかげでツール+ウェアの常備品をそっちに分担できて、55Lアルミリアボックスを純粋に「ヘルメット・買い物・ツーリング荷物用」のフリースペースとして使えるのが地味に効いてる。
ポイントを振り返ると、
・サイドバッグ本体:中華製ロールトップ式8L×2、ロゴ無し汎用版で十分(左右合計16L・1個2000円台)
・左ツール/右ウェア12点常駐:用途別仕分けで年中積みっぱ運用
・サイドバッグサポート:エンデュランス リアロングキャリア付属の左右板を使って装着
・ホルツMH791:去年の夜間自走帰宅で実戦経験積んだ常駐装備
・工具レス脱着:5〜10分で装着・取り外しできるからメンテ・洗車時の脱着が億劫にならない
派手なカスタムじゃないけど、メットイン無しのクロスカブの積載分担として地味に役立ってる、っていうレビュー。誰かの防水サイドバッグ選定の参考になればうれしい。

今回の商品
Blinkminds系 防水ロールトップ サイドバッグ(汎用ロゴ無し版):
ホルツ パンク修理剤 タイヤウェルド MH791(小型バイク用・125cc以下):
クロスカブ110 JA45 カスタム記録シリーズ
クロスカブ110 JA45 のカスタムパーツレビューはシリーズで書いてる。各パーツの実体験ベースのレビューと運用ノウハウをまとめてあるので、興味あるパーツがあれば合わせて読んでほしい。














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