CRF250Lのスプロケット、2次減速比を考察|街乗り〜林道まで

CRF250Lのスプロケット、2次減速比を考察|街乗り〜林道まで

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CRF250L
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我が家のCRF250Lの使用環境は、林道だけというわけではなく通勤〜街乗りまで全てをこのCRF250L一台でカバーするという形で使っています。市街地走行や高速道路に強いCRF250Lですが、林道などに入るとローギア側のトルク不足を感じる場面が多々あります。

しかし、ナンバー付のトレール車ということもあり、極端なローギア化は避けたい。

やはり理想は、

「高速道路が苦痛でない程度にローギア化」

というあたりがCRF250Lの特徴を損なうことなく若干オフ寄りにするためのベストだと個人的に思っています。

ということで、

2次減速比、メーター表示上の速度をベースに考えてみたいと思います。

2021年2月現在

スプロケット、フロントが13T、リアは42Tで運用中。高速道路の頻度がそれほど多く無いのでそれほど問題なく運用できています。

体感的にはよりオフ仕様の12-42(二次減速比3.5)も検討していいのではないか?と思っています。

CRF250Lのスプロケット[14-40]

標準でCRF250Lの装着されているスプロケットはドライブが14丁、ドリブンが40丁。

2次減速比は、2.85

この2次減速比を基準として、高速道路でも苦痛にならないあたりを目標とします。

ちなみに、

現在、

ドライブスプロケットの13丁がオーダー中でまだ到着していないので、スプロケットの変更はせずにAIPROのスピードヒーラーを使い、ノーマルメーターの元々の誤差5%のみを補正して運用しています。

スプロケットは交換していませんので、乗り味に変化はもちろん無いんですが、今まで表示されていたであろう体感的な速度と実際にメーターに表示されている速度の違いはたかが5%の補正のみですが、明らかに違いがあります。

現在使っている14-40を変更する際にCRF250Lの定番とされているのが

13-42

になると思います。

CRF250Lのスプロケットが13-42になった場合

定番のスプロケット構成になると思います。

2次減速比は3.23

メーター表示上はどうなるのか?

というと、

メーターに表示される速度に比べて11.6%ほど実際の走行速度は低下するようです。

高速道路を基準に考えてみると、

CRF250Lの高速道路上で100km走行時の回転数がおよそ6500回転前後

この回転数付近で100km出せていたものが、90kmを下回る程度の速度になってしまうわけです。

回転数の感覚から言えば、

高速走路で平均して90km巡行は問題なく可能だけど100km~110km巡行を続けるのは少し辛い。

そんな印象を受けます。

しかし、街乗り&林道だけど高速道路はほぼ使わない。使っても一部区間のみ。

そんな環境であれば十分に使える2減速比。

100km以上の走行風を考えれば十分高速道路でも使えるとは思いますが、高速道路を走行している際の余力の無さが気になる部分です。

CRF250Lの14-40をドライブだけ13丁に変えたら?

一度ワンクッション挟んで、14-40のスプロケットのドライブ側のみ13丁に変えた場合。

14-40で、2.85だった2次減速比は13-40に変えることで3.07になります。

メーター誤差から言うならば、

100km、6500回転でメーター表示されているとしたら、誤差が-7.1%と言うことで実際の速度は93km程度と言うことになります。

このくらいの差であれば問題なく高速道路もカバーできる。

現在ノーマルメーターにメーター誤差5%の補正をかけてみて使っていますが、全く高速道路上でも問題ありません。

やはり一番実用的なものが定番。ドライブ側を13丁に変えるのがチェーンの変更も不要と言うことで安上がり。

かつ、若干オフ寄りにする方法だと言うことが数値的に理解できました。

それでは、

逆にドライブ側の14丁のスプロケットを変更せずにドリブン側の40丁を42丁に変更したらどうなるのでしょうか?

CRF250Lの14-40のドリブン側だけ42丁に変えたら?

リアのスプロケットを変更する際に一番気がかりなのが、スプロケットの径が大きくなることによるチェーンの長さが足りるのか?問題です。

DIDのサイトでリンク数を計算してみると、

14-40 106リンクだったノーマルを基準とすれば、

14-42にスプロケットを変更すると、「107」

チェーンのリンク数は偶数に切り上げとなるのでDIDのサイト上の計算では108リンクになります。

チェーンの伸び具合にも寄るので、今回はチェーンがそのまま使えたという前提で考えてみたいと思います。

ドライブ側を13丁に変更した際の2次減速比は3.07でした。

これが14-42に変えたとすれば、3.00となります。

メーター表示上の誤差から考えると、

メーター表示上の誤差は-4.8%となります。

100km6500回転で走行中の実測は95km程度。

ドライブ側を変更するよりもリア側を変更した方が誤差は少ない。

唯一の問題点はチェーン調整できるかどうか?

ここにかかっている。

自分の使用環境から考えれば、ドライブ側のみ交換するよりもリアのスプロケットのみを交換した方が使い勝手は本当は良さそうです。

でも、13丁のドライブスプロケットは注文中。

チェーンがそのまま使えるなら、リアを40⇨42が誤差最小

新車からまだ7000kmほどしか使っていないチェーンなのでまだ交換するのはもったいない。

個人的な感覚(高速含む街乗り前提で林道までカバーしたい意識)からすれば、リアのみ交換しておくというのが本来はベストだと感じます。

例えば、

チェーンが使えたと仮定。

リアを42丁に固定しておいて、少しハードな林道などに行く場合にはその都度ドライブ側を14丁⇨13丁に交換する。

この使い方ができれば、

3.23の2次減速比を使いたい場合のみ使うことができます。

リアを毎回交換するよりもドライブをのみを交換する方がもちろんタイヤを外す必要が無いので楽です。

まとめ

ドライブのスプロケットがまだ手元に届いていないので、13丁に変更することはまだできていませんが、その前に一度リアの42丁を試してみてもいいのかな・・・?

と思ったりし始めています。

スプロケットの到着前にすでにAIPROのスピードヒーラーを取り付けてあり、メーター誤差の補正はできる状態になっているのでどうにでもなりますし。

まぁ、感覚に慣れてしまって13-42で使いっぱなしにしている映像が頭に浮かぶわけですが。

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