モンベルのバイク用レインウェア「ストームバイカー」はしなやかな着心地で軽い!そして濡れない!

モンベルのバイク用レインウェア「ストームバイカー」はしなやかな着心地で軽い!そして濡れない!

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雨のストームバイカーテスト バイク全般
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2020年

長くモデルチェンジのなかったモンベルのバイク用レインウェア「ストームバイカー」がモデルチェンジ。

従来は上下セットでの販売と補修用でのパンツ単体での販売という形態でしたが、今季のモデルチェンジ後には上下別売という形になりました。

以前からこのストームバイカーはスコグ気になっていたレインウェアで、

  • バイク用レインウェアの形状
  • アウトドアメーカーの防水素材

この二つを組み合わせたある意味最高のレインウェアの一つ。

モデルチェンジしたということもあり、現在はモンベル公式サイトのファクトリーアウトレットにて、旧モデルが1万円を下回る価格帯で販売されていたのでこちらを購入してみることにしました。

使ってみましたが、

濡れないし、軽いし、着ていて違和感が少ない。長時間雨の中でもストームバイカーであればそれほど疲労感なく走行できるはずです。

モンベルのファクトリーアウトレット

ファクトリー・アウトレット|モンベル

新品の値引販売を行っていないモンベルですが、メーカーが直接アウトレット販売を行ってくれています。

ちょくちょく覗いておくと、気になっていた商品がアウトレットに流れてきていたりするので、お得に購入することができるかもしれません。

今回は、たまたま「ストームバイカー」のモデルチェンジによって旧モデルが40%オフ程度の価格で販売されていましたので、飛びついてしまいました。

自宅に発送してもらう方法もありますし、モンベルの実店舗に送ってもらいそこで試着や支払いを済ませるという方法も取れます。

自分は、念のために試着をしたかったこともあり近くの実店舗に送ってもらい受け取りに行きました。

バイク用のレインウェア「ストームバイカー」

アウトドアメーカーが手掛けているバイク用のレインウェアです。

当然モンベルなどには通常のレインウェアも市販されていますが、走行風など前からの雨風が通常使用では想定されないレベルになりますので、こう言った普通のレインウェアをバイク用に使うと、濡れる可能性がかなりアップします。

特に最近はフード付きのレインウェアが増えてしまったことによる首からの浸水、前ファスナー部分からの浸水。

この2パターン。

バイクで使うにはやはりバイク用のレインウェアがオススメです。

購入したものはモンベル「ストームバイカー」の旧モデル。

ストームバイカーの収納

実店舗の店長さんと旧モデル、新モデルのカタログを合わせてチェックしてみましたが、基本的には素材変更や各部の小変更といったマイナーチェンジに該当するため、旧モデルの値下がりはかなりのお得感がありました。

付属の収納にしまってみたところ、長さは約30cm。

ゆったり目に入っているためもう少しコンパクトにすることもできそうな感じです。

ストームバイカーの収納2

厚みは約10cm。

30×10程度の収納サイズ感になります。

ストームバイカーの各部チェック

使用素材はドライテック3レイヤー

ストームバイカーは、モンベル独自素材のドライテック3レイヤーを採用したレインウェアです。

素材について|モンベル

これにより、

期待できることは防水性能もそうですが、バイクメーカーが販売しているレインウェア以上の透湿性の期待が大きく膨らみます。

耐水圧:20,000㎜以上

透湿性:8,000~20,000g/㎡・24hrs(JIS L-1099B-1法)

撥水性:超耐久撥水

モンベル

レインウェア内側からの湿気で衣類が湿ることを防いでくれるはず。

ストームバイカーの創りは基本的にはごく普通のバイク用レインウェア

素材はドライテック3レイヤーを使用して期待感大。

ドライテック3レイヤー

創りを見てみると、ごく一般的なバイク用レインウェアの創りをしているようです。

レインウエア(バイク用)|モンベル

やはり重要なことはバイク用のレインウェアであるという点。

ダブル前タテ

フロントファスナー部分は2重になっており、マジックテープももちろん継ぎ目なし。

ダブルになったフロントファスナーの脇にポケットが配置されており、1箇所だけですが収納スペースが確保されています。

背中のリフレクタ

背中には大きめにリフレクターが配置され、後方からの視認性を確保。

二の腕のリフレクター

二の腕にももちろんばたつき防止用のマジックテープがついており、締めておくことができる。

そしてリフレクターも配置。

バイク用レインウェアの大事な部分はほぼカバーしていると言ってもいいかと思います。

パンツは、

シームレス ヒップではない

お尻部分は最近よくみるようになったシームレス 、つまり継ぎ目のないお尻部分の縫製ではありません。

しかし、アウトドアメーカー発のバイク用レインウェアということもあり、大丈夫なんでしょう。きっと。

三角マチ

一般的なモンベルのパンツのサイズ感よりも若干太め、長めに感じます。

そして、当然のことながらフィット感を高めてばたつきを軽減してくれるトライアングルマチという調整機能も装備されており、一番下にリフレクター。

ストームバイカーのジャケット、パンツ共に

「アウトドアメーカーの防水透湿素材を使用したごく普通のバイク用のレインウェア」

です。

バイク用のレインウェアなのにアウトドアメーカーのレインウェアに使用されている防水透湿素材が使われているという点が大きなポイントです。

実際にストームバイカーを雨のバイク通勤で使ってみた

当方のサイズは、

174cmで65kgというごく普通の体格です。

購入したストームバイカーのサイズは、「Lサイズ」

サイズ選びは、ワンサイズアップさせるという必要はなさそうで通常のモンベルのサイズ選びでいい具合。

若干ゆとりを持たせた作りになっているようです。

ストームバイカーのネック部分

首にはアジャスターが装備されており、首からの浸水も軽減できそうな創りをしています。

ストームバイカーのパンツ部分

パンツももちろんブーツの上から被せてばたつかないようにサイズ調整可能。

ストームバイカーの手首部分

手首もしっかりとした創りで浸水のリスクは少なそうです。

こんな形で、片道約10kmの通勤で使ってみました。

雨のストームバイカーテスト

普段から通勤ではバックパックを背負ってバイクに乗っているため、ジャケットの腰の部分の調整は普段は一切行いません。

バックパックのショルダーストラップ、チェストストラップで締め込んでおくだけです。

ウェストを締め込むのは本当に台風クラスの大雨、暴風の時くらい。

二の腕は若干ゆったり作られているようで、少しマジックテープで調整しておいてあげるほうが運転は楽そう。

バイク用レインウェア「ストームバイカー」の感想は?

まだ二日ほどしかストームバイカーを使用していませんのでなんとも言えませんが、衣類が濡れるリスクは少なそうです。

やはりバイク用レインウェアの基本的な構造をしているという点が評価できます。

そして、

ドライテック3レイヤーという素材を使っている恩恵で、

  • 軽さ
  • 素材のしなやかさ

を感じることができます。

旧型のストームバイカーの上下の重量は、615g

新型のストームバイカーのジャケットが358g、パンツが277g。合計で635g

ジャケット単体で考えると、モンベルのレインウェアのロングセラーモデルであるレインダンサー(335g)の重量とほぼ同じ。

軽量化をきちんと考えているアウトドア用のレインウェアと同程度の重量というのは本当にすごいことです。

PVC製の安い価格帯のレインウェアによく感じる重さを感じることがなく、本当に軽い。

軽いんだけど、生地はしっかりして安心感がある。

そして、軽いだけではなくゴワゴワすることもなくカッパ感が少ない。

着用しているときの違和感があまりないというところをものすごく評価したい。

そして、

モンベルならではの観点から考えると、リペアなどのサービスを受けられる点も大きなメリットだと思います。

まとめ

数千円クラスでも濡れないレインウェアは多数あります。

しかし、

濡れない、蒸れない、着心地が悪くないという希望が増えてくるとどうしても価格帯が上昇してしまう傾向にあります。

もちろんレインウェアの最高峰といえばゴアテックスを採用したレインウェアになってきますが、価格帯が数万円のラインになってしまうため通勤などで使うには少し二の足を踏んでしまう。

やはり一般的な通勤用で使うレインウェアを選ぶのであれば10000円〜20000円の価格帯のレインウェアの中から選択するのが現実的なようです。

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