日帰り〜一泊二日くらいのツーリングで使うシートバッグって、結局どのサイズを選べばいいのか・・・地味に迷いますよね? 自分はもともとタナックスのミニフィールドシートバッグを使っていたんですが、ある不満からエンデュリスタンのトルネード2 ドラムバッグ(Sサイズ・20L)に替えました。
先に正直な結論を言っておきますね。20Lクラスのドラムバッグって、普段そんなに頻繁に使うものではないんですよ・・・。大きな荷物がある時にだけ出てくる枠です。だからこそ「デカいのを買わなくていい、Sサイズで十分」というのが、この記事で一番伝えたいところなんです。

レビューでよく見るのはMやLサイズなんですが、あえてSにした理由が今回の本題です。結論、Sで正解でした・・・w
※このトルネード2、買ったのはCRF250L(オフ車)に乗っていた頃で、記事中の積載写真もCRF250Lでの検証が中心です。今はクロスカブ110 JA45にも流用しています(その話は後半に少しだけ)。
替えたきっかけ:ミニフィールドの「長物が入れにくい」問題
ミニフィールドシートバッグは、容量が19〜27Lに可変して、インナーフレーム入りで荷物が少ない時でも型崩れしにくい。キャンプするわけではないので容量的にも十分で、正直そんなに不満はなかったんです。
ただ一点だけ困ったのが、長い物が入れにくいこと。

こんな感じでUの字にファスナーが開くタイプなので、長物を入れる時にちょっと困ります。「長い物は上のネットに挟んでね」という設計なんでしょうけど、中に入れたい時もあるわけで・・・

バッグの中に入る長さなんですから、中に入れたいじゃないですか・・・と思ってしまったんですよね。
そこで、防水防塵でお馴染みのエンデュリスタン トルネード2 ドラムバッグに替えてみました。ドラム型なので開口部がデカくて、長物も含めて何でもガバッと詰め込めます。エンデュリスタンって完全防水防塵なのに、オフ車だけでなくどんなバイクにも馴染むのが、いいところなんですよ。
エンデュリスタン トルネード2 ドラムバッグ
エンデュリスタンの防水バッグ自体は、前から使っていました(XSベースパックの方ですね)。
ただXSは6.5Lと小さいので、荷物が増える可能性のあるツーリングで使うにはちょっと心許ないんですよね。そこで今回追加したのがこっちです。

価格はサイズが上がるほど高くなります(金額は時期やセールで変わるので、各サイズの最新価格はリンク先で確認してください)。ドラムバッグは大きいほど容量単価は得になるので、レビューでよく見かけるのはキャンプツーリング向けのM・Lサイズあたり。たまにXL。Sサイズのレビューは、滅多に見かけません。
- S=20リットル
- M=32リットル
- L=51リットル
- XL=82リットル
※なお、エンデュリスタンには後継の「トルネード3」シリーズも出てきています(記事末尾で軽く触れます)。とはいえトルネ2もまだ買えるので、この記事はトルネ2 Sのレビューとして読んでもらってOKです。
確かに32L(M)あればある程度の荷物は入りますし、51L(L)ならキャンプ用品もほぼ入る。それでも自分が買ったのは「Sサイズ(20L)」です。
あえてSサイズを選んだ理由
なんでMやLではなくSにしたのか。理由は2つあります。
ひとつは、普段使いで32Lは大きすぎるから。さっき書いたとおり、20Lクラスでも出番は「大物の時だけ」。それを32L・51Lにしたところで、自分の使い方ではほぼ持て余します。
もうひとつが見た目の問題で、ドラムバッグは中身を入れて張ってあげないと、左右に荷物が垂れ下がってカッコ悪いんですよ。デカいバッグに荷物をちょっとだけ入れて「への字」に垂れている状態が、自分はどうも好きになれなくて・・・。

基本、ギアはミニマムな方が好きなんです。大は小を兼ねると言いますけど、小にしかできない良さもある。
容量の計算もしていました。トルネード2 Sサイズ(20L)に、足りない時はXSベースパック(6.5L)を足して26.5L。これでミニフィールドの19〜27Lとほぼ並びます。さらに足りなければ25Lのバックパックを背負えば合計約50L運べるので、自分の用途ならまず困りません。これでも足りないレベルになると、もうSやMでは歯が立たず、L・XLの世界。そこはもう別物として考える話ですね。
固定ベルト(ROKストラップ等)は別途必要
1万円未満で買える防水防塵シートバッグとして、トルネード2はなかなか優秀です。ただ、車両に固定するベルトは別で用意が必要なんですよ。
持っていればそれでいいですし、安いのでよければ200〜300円/本の荷締めベルトでも十分使えます。
自分はせっかくなので2種類買ってみました。

エンデュリスタン純正のROKストラップ(25mm)と、ROKストラップのコミューター用(12mm)の2種類です。

純正ROKストラップは25mm幅で末端がバックル式、括り付けが簡単。一方のコミューター用は末端が輪っかで、12mm幅とコンパクトです。
- 純正ROKストラップ:長さ400〜1400mm(無段階)/幅25mm/耐荷重45kg/本
- コミューター用:長さ300〜720mm(無段階)/幅12mm/耐荷重18kg/本
ROKストラップって、コミューター用でも2,000円程度、バイク用だと3,000円くらいするので、バックル付きの純正がむしろ割安に感じるくらい。

嵩張り具合はこれくらい違います。強度も違うので単純比較はできませんけど、用途で棲み分けはできそう。バックルが好みなら純正、輪っかが好みならバイク用、という感じですね。
ミニフィールドシートバッグとトルネード2 Sサイズを比較
さて本題。買い替え元のミニフィールドとトルネード2 Sサイズを比べていきます。もう一度言っておきますが、トルネード2はSサイズ。


上から見ると横幅は違いますが、横から見た高さは似たような感じです。
ミニフィールドシートバッグの特徴
左右に広げて容量を増やせるのが最大の特徴。インナーフレームがあるので、荷物が少ない時でも形状を維持してくれます。だから荷物が少なめでも気にせず載せておける。


逆に買い替え要因になったのが、例の収容口。そこまで困るシーンが頻発したわけではないんですが・・・

1〜2回「あ、入れにくい」となった記憶があって、ちょっとイメージに残ってしまった感じですね・・・。
普通に使う分には、何の問題もないw
トルネード2 Sサイズの特徴
XSベースパックと同じ素材感で、赤い内装も共通。ガバッと広げて雑に詰め込める——これが今回の狙いそのものです。

届いた時は「小さいかな・・・」と思ったんですが、試しに詰めてみたら見た目より入る。

中に小さな収納(バッグインバッグ的なスペース)もありますけど、基本はワンルーム。固定は3ロールしてバックルを2ヶ所留めるだけ。荷物が多ければ2ロールでもいけます。




デカすぎるのを買うと、荷物不足で荷台の上でへの字に垂れる。大は小を兼ねると言いますけど、垂れたドラムバッグはやっぱりカッコ悪いんですよね・・・。
容量がわかる物に一度入れてみて、自分にどれくらいの容量が要るか確認してから買うのをおすすめします。
実際にCRF250Lにトルネード2を載せてみた
大きさの参考に、まずミニフィールドを載せた状態がこちら。

左右の幅はウインカーを少し超える程度。形状が維持されるので垂れ下がりません。これで19Lの状態です。
一方、トルネード2 Sサイズを載せたのがこちら。

中身ほぼ空でキャリアに載せただけですが、マフラー部分よりトルネード2が左右に飛び出します。これでSサイズなんですよ・・・。荷物を入れて張ってパンパンにしておかないと、垂れてマフラーの熱で穴が開きそう・・・というのが想像できてしまいました。
その対策として、小さいドラムバッグのメリットを活かして縦置きにしてしまう手もあります。

荷物が少ない時は縦置きで固定すれば、マフラー接触のリスクも減らせます。この小ささで縦置きもできるサイズ感、というのもSサイズを選んだ意図のひとつでした。

毎回パンパンに荷物があるわけではないので、荷物が少ない時のことも考えて買ったのがSサイズ、ということなんです。
少ない荷物でへの字に垂れた大型より、小さくてもパツンと張った方が見た目もいい。なので自分は、大きめのトルネード2を無理に推すことはしません。ちょうどいいサイズを買って、入りきらなければ買い足す——これが正解だと思ってる。
トルネード2 SにXSベースパックは載るのか?
トルネード2はXSベースパックと接続できるらしいので、うまく繋げれば20L+6.5L=26.5L、ミニフィールド並みになります。実際にやってみました。


結論、合体できます!

メーカーサイトの画像どおり、ベルトループを使って固定できます。ただこの固定方法だと、トルネード2を開け閉めするたびにXS側のベルトを外す必要があって、ちょっと面倒なんですよね・・・。
そこで思いついたのが——


XSベースパックのベルトを、ぐるっとトルネード2の外周に巻き付ける方法です。

Sサイズで小さいからこそできる技ですね。トルネード2側のベルトループのどこかにXSの固定ベルトを通しておけばズレませんし、XSがトルネード2のコンプレッション代わりにもなる。ベルトループだけで吊るより脱着もラクな、なかなか賢いヤツです。

XSベースパック単体の収納力・固定方法・サイズ感は、別記事に詳しく書いています。
ちなみに、今はクロスカブ110 JA45でも使っています
このトルネード2、買ったのはCRF250L時代ですが、今乗っているクロスカブ110 JA45にも流用しています。ただ——JA45は普段、リアボックスとサイドバッグで荷物が足りてしまうので、トルネード2の出番は「冬の防寒着みたいな嵩張る物を運ぶ時だけ」。正直、頻繁には使いません。常に持ってはいますけど、大物の日にだけ引っ張り出す枠、という感じですね・・・。

こいつは「普段使いの主力」ではなくて「いざという時の大物枠」。オフ車でもカブでも、その立ち位置は変わらないみたいです・・・w
📌 クロスカブ110 JA45の積載構成(リアボックス・サイドバッグ・キャリアの土台まで)を用途別にまとめた記事はこちら → クロスカブ110 JA45 積載ガイド
【補足】後継「トルネード3」も出てきています
最後に軽く補足を。エンデュリスタンは現在、後継のトルネード3シリーズ(型番の数字が容量で、3.20=20L / 3.30=30L / 3.50=50L / 3.80=80L)も展開を始めています。とはいえトルネ2もまだ普通に買えるので、この記事はトルネ2 Sのレビューとして、そのまま参考にしてもらってOKです。
もし将来トルネ2が手に入りにくくなったら、20Lクラスの後継は「トルネ3.20」(溶着防水・ロールトップ・赤内装…とトルネ2の正常進化版)。「20Lで十分」という今回の結論は、後継でもそのまま通用します。 車種の適合目安は〜125ccクラスが3.20、250クラスが3.30、とのことです。

デカいのは要らない、というのは世代が変わっても同じですね・・・w 気になる人は後継も覗いてみてください。

まとめ
エンデュリスタン トルネード2、Sサイズ(20L)を使ってきての結論です。
- 小さいと思ったけど、見た目より入る
- 大きいのを買って左右に垂らすより、小さめをパツンと張った方が見た目もいい
- 20Lクラスはそんなに頻繁に使うものではない=だからこそデカいのは要らない
- 固定ベルト(ROKストラップ等)は別途必要
- 防水防塵は優秀。ただしマフラーの熱には負けるので接触注意

日帰り旅行にデカいスーツケースを持っていきますか? ・・・という話なんですよね。適材適所。大きすぎると、かえって邪魔になります。
「大は小を兼ねる」で大型を選びがちですけど、20Lクラスの出番自体がそもそも多くない使い方なら、Sサイズで十分なんですよ。自分はSにしておいて良かったと思っています・・・w






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