スクーターのオイル消費は添加剤でなおせる?ワコーズのエンジンパワーシールドをバイクで使う!オイル上がりオイル下がり対策

スクーターのオイル消費は添加剤でなおせる?ワコーズのエンジンパワーシールドをバイクで使う!オイル上がりオイル下がり対策

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廃車する予定の車両を引き取って通勤などで使うようになり約半年が経過しました。

距離はもうそろそろ90000kmに近づいてきました。

引き取ってきてからなんとなくオイルが減ってる気がしていて定期的にオイルレベルの確認と1000kmを目安としたオイル交換をしています。

自分が使っている90000kmのベンリィ110と知人の30000km超のベンリィ110を比べると明らかに知人のベンリィ110の方がトルク感がある。

距離も距離だし圧縮も下がってきてるんだろうし、手を入れるとなるとエンジンを下ろして・・・

という流れになるのは目に見えてる。

さらに、

エンジンを触ったらフォークもオーバーホールしたいしクラッチもどうにかしたいし・・・

と触りたいところが続々と出てきてしまう。

そこまで手をかけるのは避けたいので、

「延命治療」

を試してみることにしました。

今回使ってみるのは、

ワコーズのEPS[エンジンパワーシールド]

効果があるのは、

  • オイル上がり
  • オイル下がり
  • 圧縮の回復

と過走行のベンリィにピッタリです。

ワコーズのEPS「エンジンパワーシールド」はバイクには使えない?

説明欄にも記載されていますが、

2サイクル車や湿式クラッチ搭載車(オートバイ等)には使用できません。

とあります。

つまりミッション車には使えないということ。

ミッションのバイクに使った事があるという知人に聞いたところ、

「クラッチが切れなくなったよ!」

という事なので、赤字で書かれている

湿式クラッチ搭載車には使用できません。

という点は守りましょう。

でも逆に言えば、

TJ
TJ

湿式クラッチじゃないスクーターなら使えるよね!

ということで、試してみることにしたわけ。

WAKO'S - 株式会社和光ケミカル

公式サイトに記載されていますが、

エンジンオイル3~6リットルに対して1本使用する。

ということは、

エンジンオイルの交換容量が0.7リットルのベンリィ110であれば10%配合させたとして70ml。

280mlあるエンジンパワーシールドは4回使えるという計算。

少なめの5%で配合するなら8回使える。

そういえば、

エンジンパワーシールドに配合されているダイラタント流体って、

ゆっくりなら液体で急激な衝撃には硬くなるってやつですよね?

だからピストンが爆発するときには配合されてるダイラタント流体ポリマーが硬くなって隙間を埋めるとかそんな感じなんでしょうか?

バイクでもスクーターにならEPS(エンジンパワーシールド)

ということで早速、オイルが減っている感があるベンリィ110にエンジンパワーシールドを添加していきます。

エンジンパワーシールド=EPS

まず、

今まで使ってきたオイルが右側にある指定オイル。

「ホンダ ウルトラE1」粘度指数は10W-30です。

今回は、

オイルの粘度指数も少し変えて10W-40のオイルを使います。

そこにワコーズのエンジンパワーシールドを添加。

オイル粘度を上げてオイル消費を減らすという通常の目的にEPSを足すことで更にオイル消費を防ごうという狙い。

どちらかというとサラサラした感じがする10W-30をやめて

10W-40に。

EPSはオイル注入口から本品のみを直接入れない!

500kmほど前にオイル交換をしたばかりだし、EPSだけ添加しようと思っていたんですけどやめて正解でした。

事前に10W-40のエンジンオイルと混合させるためにEPSを70ml程度程度計量している所ですが、

「10W-40の比じゃないくらいドロドロ」

事前に1リットルのオイル缶から300ml程度を減らし、そこに直接EPSを混合させていきました。

ピンクのドロドロとした液体がEPS「エンジンパワーシールド」

TJ
TJ

一気に入れるとドロドロすぎて溢れます。慌てずゆっくり!

混合させたらあとはしっかりとシャッフルするだけ。

パワーシールド入りのエンジンオイルに交換する!

きちんとエンジンオイルにエンジンパワーシールドを配合しておけば、あとは通常通りのエンジンオイル交換の作業です。

作成したオイル(10W-40プラスEPS)は今までのホンダE1と比べると明らかにドロドロしてるので、ゆっくり入れないとすぐに溢れてくるレベル。

90000キロ目前のベンリィ110は、多少ヘッドカバー周辺からオイル滲みはあるんだけど、乗っているうちは白煙が出ている自覚もなくてという現状ですが、

マフラーとリアフェンダー周辺には明らかに油分のようなものが排気と一緒に出ている跡があります。

距離も距離だからオイル消費しててもおかしくないし、圧縮が落ちてきててもおかしくない。

でも、

ワコーズのエンジンパワーシールドを使えば、

  • オイル上がり
  • オイル下がり
  • 圧縮圧力の回復

が全て軽減される可能性がある。

TJ
TJ

youtubeで調べていたんだけど、車屋さんのチャンネルで「圧縮が上昇した」というデータを開示されている動画もあったから期待してる。

ワコーズのエンジンパワーシールド配合のエンジンオイルに交換したあと、軽く暖気してちょっとだけ走り回ってみましたが、

今の所感じるのは、

TJ
TJ

オイルが硬くなった感はやっぱり感じる

でもそれは10w-30から10w-40に変えたからであって、エンジンパワーシールドが効果を発揮してるというわけではないはず。

しばらく走ってみて、圧縮が改善されているのであれば登坂や加速時に少しは変化を感じるかもしれないからその辺りを気にしながら様子見します。

EPS添加後1000km経過現在

エンジンパワーシールド添加後約1000kmが経過しました。

エンジンパワーシールドに期待していたことは、

TJ
TJ

オイル消費の予防、消費していたとしても消費量を減らすこと!

でした。

添加前後で明らかにエンジンの力が変わりました。

今まで何も気にせず走行している時には大体50km付近で走行していることが多かった。

同じ感覚で走っているんだけど、EPS添加後はその速度域が55km~50km付近で走っていることに気づきました。

同じエンジン音(回転数)なんだけども、出せている速度が違うんだと思います。

そして、

減っている気がしていたエンジンオイルですが、エンジンパワーシールド添加時にオイルレベルゲージ上限に合わせてオイルを入れてある。

500km経過時にも確認してみましたが、1000kmでも確認してみました。

TJ
TJ

オイルレベルを確認してみると、「レベルゲージの上限一杯一杯」

全く減らなくなった!

まとめ

オイルが減ってる!

白煙が出る!

からといって、ミッションのバイクにはくれぐれもエンジンパワーシールドは入れないようにしましょう!

赤字で書かれているくらいだから絶対に悪影響あるはずです。

バイクでもスクーターは湿式クラッチを採用していませんので、赤字で書かれている湿式クラッチ搭載車には該当しませんので大丈夫なはず。

とにかく過走行車両で気になるポイントの、オイル上がり、オイル下がり、圧縮圧力などをまとめて回復させてくれるかもしれないって考えると、

使ってみたくなりますね。

経過は随時報告していきます。

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