クラッチケーブルが切れる前に!バルカンに注油メンテナンス

クラッチケーブルが切れる前に!バルカンに注油メンテナンス

スポンサーリンク
バルカン
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

先日ハンドル周りを

ノーマル → ドラッグバー

に変更したんです。

ハンドル交換!バルカンの純正ハンドルをドラッグバー&ハンドルポスト6インチへ!
現在の通勤号のバルカンのハンドルはどノーマルで、以前から少し使いにくい感がありまして、中古で何かいいものがないかなーとずっと探していたんです。 条件は 純正配線、ケーブルでそのまま使える範囲内のサイズ バーハンドル系 ヤフオクにて中古で適度...

その際に若干クラッチ、アクセル両方のケーブルの取り回しに変化が出たので、アクセル側には注油をしておきました。

というのも

戻し側のインナーケーブルがとっくに断線していたのがわかったのでちょいビビった感じですw

現状はノーマルのスイッチなのに引き1本という感じになってしまっています。

クラッチ側もアウターの曲がり方、曲がるポイントに変化が出ているのでクラッチケーブルのインナーにも注油しておくことにしました。

クラッチのケーブルに注油

さていつものように夜間スタートで作業開始しました。

このクラッチケーブルを取り外して中に注油するわけです。

一部クラッチのインナーケーブルが見えていますが、

タイコ部分がレバーに付いているのでそれを外すためにこの部分を・・・

こんな感じにケーブルが抜き取れるように溝の位置を調整してあげます。

この状態にしておいて、

  1. クラッチケーブルを外す方向に引っ張る
  2. クラッチを握る
  3. ケーブルを引っ張りながらクラッチを一気に離す

とうまくいけばレバー側にハマっているケーブルが外れてくれます。

外れにくい場合は、

溝はもちろん一列に保った状態でですが、調整のネジの部分をできるだけ締める方向に回しておくと若干抜けやすくなります。

抜けて外してあげると、クラッチレバー部分にクラッチケーブルのタイコ部分のみが繋がっている状態になりますが、写真のようにインナーケーブルを持ってきてあげて下に持っていくとタイコ部分も外れて

完全にクラッチとケーブルが分離します。

外したケーブル側がこの状態。

このアウターケーブルの中に注油していくわけです。

こんな楽チンなワイヤーインジェクターなるアイテムを使って注油してあげてもいいんですが、先の細いノズルの付いたスプレーであればそのままインナーに挿して注油することもできるので、今回もその方法で注油します。

使ったのは

去年からチェーンメンテから至る所で使っているエーゼットの極圧・水置換スプレー。

先の細いノズルが付いているんで、これならそのまま注油することができます。水置換なので万が一内部に水気があっても問題ありませんし便利な一本です。ちなみにシールチェーンにも使用可能w

シール部分にも使えるCRC556といったイメージでしょうか。

粘度的にはちょっとサラサラすぎるのかな?という気もしますが、グリススプレーなど粘度の高すぎるものを使ってしまうとクラッチレバーが激重になっちゃうので。。。

保護能力と軽さのバランスが難しいですねー。

本来ならば

こういったワイヤーの注油専用の商品を使ってあげたほうがいいんですが、それだけのためにスプレー1本増えてしまうのが辛いので、使っていませんw

上から注油していって、

前マフラーの真裏あたりの写真なんですが、わかりにくいですね・・・

前マフラーの真裏にちょうどクラッチケーブルの反対側があります。上から注油していくと、こちらから古い油が出てきますので、古い油を抜ききって新しい油が出てくればクラッチケーブルの内部は新しいオイルに入れ替わっています。

ん〜、

撮り直して見たんですが、どうにもわかるようには撮れないですね・・・

夜はダメか・・・

えと、

地面に古い油分が落ちていると思いますが、このちょうど上がクラッチケーブルの反対側です。

地面にウエスを置いておくか、直接ケーブルを覆っておくと汚れにくいと思います。

ひとまず、古いオイルがある程度出たので注油はこれにて完了です。

クラッチ取付と調整

取付は外した逆に取付していけば完了するんですが、

クラッチに単にケーブルをつけただけではクラッチの切れる位置が変わってしまっているので、

  1. 小さい方の調整ネジを回してクラッチの位置を決める
  2. 位置が決まったら大きい方の固定ネジで動かないようにしておく

単純に書くとこんな感じです。

小さい方の調整ネジをクラッチレバー側に締め込んでいくと、

クラッチの切れる位置がグリップ側に寄って行きます。寄せすぎるとクラッチが完全に切れなくなっていきます。

逆に緩める方向に調整ネジを緩めていくと、

クラッチの切れる位置がグリップ側から徐々に遠くなって行きます。緩めすぎるとクラッチが完全に繋がらない状態になっていきます。

もちろんメーカーの調整の規定値もありますが、

手の大きさも人それぞれですし、すぐにスパッとクラッチは切れてほしい。とか

個人差がありますので

「しっかりとクラッチが繋がる、切れる」

範囲内で好みで調整してあげればいいと思います。

一応念のために

一瞬エンジンを掛けて1速←→ニュートラルを数回繰り返してちょうどいい感じのところに調整してあげて、しっかりと固定して完了です。

夜間なので、この辺りの確認作業は本当に、本当に一瞬で終了させますw

まとめ

クラッチケーブル自体は、

それほど悪い状態ではなかったようで、クラッチが驚くほど軽くなった!

とかはありませんでしたが、新しい油を挿しておけばしばらくは安心して乗れます。

ある程度の年式のクルマ、バイクって気にして見ていくと、いつまでも交換したくなる部品が出てくるんで、どこまで綺麗にしてあげようか・・・困るところですw

すでに

CDIやレギュレーターなどは予備をストックしてありますが、

今後、

交換しておきたいと思っている箇所だけでも、

ディスクローター、キャリパーのコンプホルダー、ヘッドカバーガスケット、プラグホールのOリング、タイヤ前後・・・・

ん〜・・・パッと頭で計算しても3万では済まないですね。

バルカン
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク
バイクツーキニスト ブログ

コメント