定番オイルのHonda G1が鉱物油から部分化学合成油にグレードアップ!

定番オイルのHonda G1が鉱物油から部分化学合成油にグレードアップ!

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CRF250L
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先日、暖かくなった日曜日のお昼頃からCRF250Lのオイル交換をしていました。

手元に500ccほど残っていたHonda G2(10W-30)があるので、ホームセンターでHonda G2を1缶購入してオイル交換を済ませた時・・・

いつもG2を購入していたホームセンターのいつもの棚にあったG2はどうやら10W-40だったらしく、10W-30と10W-40をブレンドしてオイル交換をしてしまったようです。

いつもの棚から買ったので30なのか?40なのか?特に気にすることなく「G2」の部分だけをチェックして購入し、間違えてしまった自分が悪いんです。

でも、

何故普段ならG2の10W-30が置いてあった場所に大量にG2の10W-40が置いてあったんだろう?

と気になって調べてみたところ・・・

Honda G2 10W-30はラインナップから消えました!

従来までは、ホンダの定番オイルG1をはじめとするラインナップはこのような感じでした。

G1 = 鉱物油

G2 = 部分化学合成油

G3 = 化学合成油

このような感じでざっとオイルの品質で分かれているようなイメージ。

価格的にはG1とG2はそれほど大差はないけど、G3になると値段が倍近く上がる。(ウチの近所では)

そんなわけで、

今までCRF250LにはG2の10W-30を好んで入れていました。(ホンダ推奨オイルはG1)

オイルの粘度はG1,G2ともに10W-30が存在していたので、鉱物油ならG1、部分化学合成油にしたければG2を選ぶ。

そんな選択肢。

しかし、なぜか少し気になってホンダの公式サイトを確認してみたところ・・・

Honda Honda 二輪車用エンジンオイル ULTRA
品質と信頼のHonda オリジナルバイク用パーツ。Hondaオリジナルパーツは、Hondaモーターサイクルの性能を最高に引き出すために開発されています。

オイルのラインナップに変更があったようで、あの銀色の缶のパッケージも刷新されている模様。

このようなパッケージに変わり、粘度にも少し変更があった模様。

このように、前まであった10W-30のG2が無くなり10W-40のみの構成になったようです。

そして、部分化学合成油だったベースはそのまま。

一体どうなったんでしょうか?

鍵はどうやら従来鉱物油だったG1の変更にあるようです。

鉱物油だったHonda G1が部分化学合成油に!

ウチのCRF250Lの推奨オイルでもあるHonda G1ですが、今までは鉱物油だったと言うこともありあえてG2を好んで入れていました。

そのG1に変更があった模様です。

まずは、

G2同様にパッケージングの変更。

そして、大きなポイントが2点。

  1. 鉱物油から部分化学合成油へ変更
  2. 粘度の変更

このふたつです。

ベーシックオイルとして認識されている鉱物油ベースのG1はワンランクグレードアップされたことになります。

鉱物油から部分化学合成油に変更されました。

品質が向上したという点ではとても喜ばしい変更だと思います。

おそらく、

G1がグレードアップしたためにG2の10W-30のラインナップが消えたと想定します。

G1が部分化学合成油になったとすれば、G2の10W-30の存在意義は無くなってしまいますのでw

そして、

部分化学合成油に変更されただけではなく、

オイルの粘度も少し変更があり、10W-30から5W-30になりました。

ざっくり言うと「○W-●」

○の部分は低温時の柔らかさ。

●の部分は高温時の柔らかさ。

性能比較表を見てみると・・・

実用域において、

粘度を下げたことによって抵抗が下がり、始動性の向上や燃費の向上が見込める。

そして、

高温域においては、従来の10w-30と同等以上の粘度があり、耐久性が確保されているようです。

G1とG2ならどちらを選ぶ?

今までの選び方は、

価格で選ぶなら鉱物油のG1、品質で選ぶなら部分化学合成油のG2と言う選び方でした。

どちらも粘度は10W-30と言うことで鉱物油か部分化学合成油か?

で選べる形でした。

しかし、

今回のHonda二輪車用エンジンオイルのラインナップが変わったことによって、

G1でもG2でもどちらも油種は部分化学合成油。

オイルの粘度で選ぶという形になっていきます。

5W-30ならG1。10W-40ならG2。

バイクの推奨グレード、粘度にも依ることになりますが、

  • 通勤や街乗りが多ければG1
  • 高速など高回転域を多用するツーリングメインであればG2

基本的にはこのような形で別れてくることと思います。

他にも、寒い時期には柔らかめのG1、夏場にはG2と言う選び方をしてもいいのかもしれません。

つまり、

従来ならば品質(価格)で選んでいたものが、粘度で選ぶと言う選択基準に変わってくるわけです。

ネックとして考えられるのは・・・?

やはり金額

推奨オイルが従来のG1のバイクであれば、これからも推奨オイルはG1になってくるものと思われます。

割安な料金で純正オイルとしてバイク屋さんで交換してもらっていたオイル交換の料金に変更があるかもしれません。

また、

ホームセンターなどでも安めの価格帯で手に入ったG1の値段はもちろん変わることになるでしょう。

個人的には従来の鉱物油ベースのG1[1ℓ缶]も何らかの形で残して欲しかった気もするわけですが・・・

まとめ

ホームセンターで間違えてG2の10W-40を購入したことからホンダのオイルラインナップに変更があったことを知りました。

今までG2を好んで使っていた人などは購入の際に気をつけたほうがいいかもしれません。

おそらく自分が購入したG2の10W-40は旧パッケージの特価品だったのではないかと思ったりしています。

気になるのは、5W-30に変わることによるシフトチェンジへの影響ですね・・・。

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