大都会のチーター?
320cc、42PSのMT-03ではなく通勤車両として気になっているのは249ccで35PSのMT-25のほうです。
スペックだけで考えるとMT-03のゆとりに魅力を感じますが、バイク通勤という前提で考えるとMT-25で十分満足できる感じがします。
MT-25/MT-03の比較
価格面をベースに両車両を比較してみると、それほど大きな金額差はありません。
大きな違いは、やはり
車検が必要なMT-03、車検は不要なMT-25
という部分に尽きます。
メーカー希望小売価格
- MT-03
- 567,000円 [消費税8%含む] (本体価格 525,000円)
- MT-25
- 534,600円 [消費税8%含む] (本体価格 495,000円)
次にスペック面を比較してみると、
仕様
MT-03 MT-25 認定型式/原動機打刻型式 2BL-RH13J/H405E 2BK-RG43J/G402E 全長/全幅/全高 2,090mm/745mm/1,035mm 2,090mm/745mm/1,035mm シート高 780mm 780mm 軸間距離 1,380mm 1,380mm 最低地上高 160mm 160mm 車両重量 166kg 166kg 燃料消費率*1 国土交通省届出値
60km/h定地燃費値*241.3km/L(60km/h) 2名乗車時 37.7km/L(60km/h) 2名乗車時 WMTCモード値 *3 27.6km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時 27.2km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時 原動機種類 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ 気筒数配列 直列, 2気筒 直列, 2気筒 総排気量 320cm3 249cm3 内径×行程 68.0mm×44.1mm 60.0mm×44.1mm 圧縮比 11.2:1 11.6:1 最高出力 31kW(42PS)/10,750r/min 26kW(35PS)/12,000r/min 最大トルク 29N・m(3.0kgf・m)/9,000r/min 23N・m(2.3kgf・m)/10,000r/min 始動方式 セルフ式 セルフ式 潤滑方式 ウェットサンプ ウェットサンプ エンジンオイル容量 2.40L 2.40L 燃料タンク容量 14L(無鉛レギュラーガソリン指定) 14L(無鉛レギュラーガソリン指定) 吸気・燃料装置/燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション 点火方式 TCI(トランジスタ式) TCI(トランジスタ式) バッテリー容量/型式 12V, 7.0Ah(10HR)/GTZ8V 12V, 7.0Ah(10HR)/GTZ8V 1次減速比/2次減速比 3.043/3.071 3.043/3.071 クラッチ形式 湿式, 多板 湿式, 多板 変速装置/変速方式 常時噛合式6速/リターン式 常時噛合式6速/リターン式 変速比 1速:2.500 2速:1.823 3速:1.347 4速:1.086 5速:0.920 6速:0.800 1速:2.666 2速:1.882 3速:1.454 4速:1.200 5速:1.037 6速:0.920 フレーム形式 ダイヤモンド ダイヤモンド キャスター/トレール 25°00′/95mm 25°00′/95mm タイヤサイズ(前/後) 110/70-17M/C(54H)(チューブレス)/140/70-17M/C(66H)(チューブレス) 110/70-17M/C(54S)(チューブレス)/140/70-17M/C(66S)(チューブレス) 制動装置形式(前/後) 油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ 油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ 懸架方式(前/後) テレスコピック/スイングアーム テレスコピック/スイングアーム ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ ハロゲンバルブ/12V, 60/55W×1 ハロゲンバルブ/12V, 60/55W×1 乗車定員 2名 2名
やはり、共通ボディのためエンジン特性の差が唯一のポイント。
当然排気量の大きなMT-03のほうが馬力、トルクともに上回っています。MT-25は250ccクラスで考えると十分な馬力、トルクを有していますが、
MT-03に比べると最大馬力、最大トルクの出る回転数がどちらも1000回転高くなる。
とはいえMT-25を通勤で使うときに困るスペックではありません。
今っぽい見た目のMTシリーズの末弟的存在。
回して機敏にストリートを駆け回るイメージから「大都会のチーター」なんですね。
MT-25の評価はどんなものか?
それでは、MTシリーズの末弟的存在のMT-25の一般的な評価というのはどのようなものなのかチェックしてみました。
googleやyoutubeなどで調べていくと、
やはりMT-03よりも車検不要のMT-25のほうが人気が高くなっているようです。
ある程度コンパクトなサイズで使い勝手がすごく良さそうです。
クラシックスタイルなSR400をはじめとしてバイクなどとまた違った今っぽいバイクですが、流石に売れている理由がわかりました。
細かい一つ一つのパーツ自体はコスト削減を狙っているのか安っぽさを感じるところもありますが、軽量化と高級感の両立はやはり難しいところなんでしょう。
MT-25はフリースタイルもこなす?
絶妙なアップライトなハンドルと適度なサイズ感で通勤にちょうど良さげなMT-25ですが、海外などではフリースタイル的扱いをしている方も見受けられました。
ほんとすごいです・・・
やはりこういった扱いができるのも、ボディサイズ、エンジン出力のバランスのなせる技ですかね〜。
MT-25を通勤で使う事をイメージしてみると・・・
バイク通勤でYAMAHA MT-25を使うという事をイメージして見ました。
125cc↑クラスで通勤されている方自体が割と少数派であり、見かける事のある125cc↑クラスで多いのはSRをはじめとするクラシック系が多い印象です。
MT-25のメインユーザーは若者が多いのか?
通勤で使ったとしても誰かと被る事は少なそうです。
大学などの通学などではかなり使われているみたいで被りまくるようですが・・・
まとめ
MT-25であれば、通勤〜休日まで一台でこなす事もできそうです。
スペック的に高速道路も全く問題なくこなせる。
そして、車検が不要
せめてマフラーくらい交換して乗りたいですね。
社外マフラーとは言え、最近のマフラーはかなり静かなようで安心して通勤でも使えそうです。





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