車検に向けてバルカンの整備を始めてみる|ブレーキホース編

車検に向けてバルカンの整備を始めてみる|ブレーキホース編

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バルカン
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先日、ブレーキレバー、クラッチレバーともに社外品の安物新品に交換したばかりですが、リフレッシュ感は出ましたがブレーキタッチにやはり変化が出ませんでした。

というのも、購入当初から我が家のバルカンのブレーキタッチは柔らかく、フルパワーで握るとグリップに接触してしまう始末・・・

それでも車検は通過できるだけの制動力はあったようで、

  • キャリパーオーバーホール
  • ブレーキパッド交換
  • ローター交換
  • ブレーキフルード交換

などといった基本的な納車後の自力整備のみでもうすぐ2年が経とうとしています。

が、

上記整備を行ってもフルパワーで握ればグリップにつくかもしれない感のあるプアなブレーキタッチに変わりはなく・・・

見て、見ないふりをするというかプアなブレーキタッチを使いこなすという方法で騙し騙し乗っていました。(慣れましたけどw)

来春に車検を迎えるにあたって残る可能性の一つ・・・

ステンメッシュブレーキホースに交換してみたいと思います。ステンメッシュとは言え、青やら赤やら色のついたものにしてしまっても似合う車種ではありませんので、見た目は普通に見えるっぽい安物のステンメッシュに変えてみました。

作業中に、

本当の犯人はブレーキホースではなく、前回オーバーホール時に交換せずに磨いて再利用したキャリパーのピストン本体なんではないか・・・?という疑惑が浮上する結果となりました。

ステンメッシュブレーキホース/ブラックを購入してみた!

早速、購入したステンメッシュのブレーキホースですが、

ステンメッシュらしい青やら赤やらメッシュが目立つステンメッシュを我が家のバルカンに取り付けてしまうと・・・違和感満載な見た目になってしまうことになるので、

今回はブラックでバンジョー部もスチールのものをあえて選んでみました。もちろん値段の安さも一つの要因ですが、ブレーキホースを新品に変えることでブレーキタッチに大きな変化が現れてくれれば犯人確定できるので・・・

様子見でという感じですかね・・・

でも様子見と言っていいほどの値段です。純正ブレーキホースはゴムホースですが、6000円を超える価格帯。これならばステンメッシュにしてしまってもいいじゃない!と思ってしまうわけですが、見た目が・・・

で、購入してみたものがこちらです。

純正長は115cmですが、現在のハンドルでは若干のゆとりがあるため5cmほど短めのものをチョイスしました。全長は正確には113cmとのことでした。

もちろん別でワッシャーも購入済です。

バンジョー部のワッシャーは再利用不可なのでもちろん新品に交換しておきます。

到着後、

商品を確認してみたわけですが、長さ的にも特に問題ありそうな箇所はなかったので、早速交換してみることにしました。

ステンメッシュブレーキホース/ブラックに交換してみた

マスターシリンダーを交換したのがつい先日のことで、ブレーキフルードは新しくエア抜きも完了している状態なわけですが・・・

ホースを交換するにあたり、必然的にもう一度ブレーキフルードを新しく入れ直すことになります。

ブレーキタッチに悪さをしている犯人が特定できるまではこんな状態が続くような感じだと思います・・・

マスター側とキャリパー側に繋がっているブレーキホースを交換していきます。

今回は、ブレーキホースを抜いてしまうので、ついでにキャリパーのピストンの状態確認とシール類の確認を併せて行っておくことにします。

ピストンの動きと戻り方をチェックしてみたところ・・・

微妙ですw

2年近くの間に、押し出される感も良くなく、押し戻す感じもかなり悪化していました・・・

念のためにピストンの揉み出しを試してみたところ…

前回、オイルシール、ダストシールは交換しましたが、ピストン自体は磨いて再利用していますので、この時点で犯人はピストン本体なんじゃないか・・・という雰囲気がプンプン漂い始めていたわけで・・・w

ピストンの動き方が若干戻りすぎの気配です。

でも、

せっかくなのでホースは変えます。

ピストンの動きを確認した後、ブレーキフルードを抜き、ブレーキホースを交換していきます。

使えそうに見えるようなちょっとしたワッシャーですが、再利用はせず新品に交換のため残念ですが処分送りです。

この時点で、薄々大丈夫っぽさを感じ取っていたブレーキホースですが、特にカチカチになっているということもなく、ヒビ割れ無し、膨らみなし。

キャリパー側も全く問題無し・・・

マスター側ももちろん問題なさげ。

交換予定のステンメッシュのブレーキホースを純正の取り回しで配置してみたところ、長さ的にも影響なさそうだったので、そのまま純正の取り回しで取り付けすることにしました。

すでに新品のステンメッシュに交換済ですが、狙い通りステンメッシュのブレーキホースに変えた感はありません。

トップブリッジ下を取り回し、特に深い意味はありませんが、純正ブレーキホースと同じ通りに配置しておきました。

先日交換したばかりの無色透明の綺麗なブレーキフルードを残念ながら抜いていきます。

前回はマスタ側からレバーをニギニギしてオイルを送り込んだので、今回はシリンジを使って下から一気に抜いていきます。

せっかくの新しいブレーキフルードですが、大きめのブレーキフルードを購入してあったため、考えることなく新油に交換。

エア抜きが完了したことを確認しましたが、念には念を入れてブレーキレバーを引いた状態で固定して一晩寝かし、さらなるエア抜きを行っておきました。

翌朝、

ブレーキタッチを確認すべく紐をほどき・・・

恐る恐るブレーキを握ってみたわけですが・・・

予想通り。

ステンメッシュに変わったおかげで若干かっちりした感は出ましたが、レバーの近さを根本的に解決することはできませんでした。

でも、

見た目的にはステンメッシュに変えたアピールをすることなくブラックなステンメッシュに変わったことで気分的にはほんの少しリフレッシュできたような気がします。

まとめ

ホースを交換している最中に、前回磨いて再利用してしまっているピストン本体が怪しい雰囲気になってきたわけですが、ピストン、シール類は注文しておらず手元にありませんでしたので、ひとまずホースを変えただけで作業はやめてしまいました。

本来であれば、一気にマスターシリンダー、ホース、キャリパー側のオーバーホールをまとめてやったほうが作業効率も良かったという感じになってしまったわけなんですが、犯人探し・・・ということでw

多分、ピストン本体を新品に交換してシール類もまた新品に交換して揉み出してみればプアなブレーキタッチも改善するような気がします。

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