過走行車両とは一体何キロから過走行車両扱いになる?|ヤフオクの車両は危険?

過走行車両とは一体何キロから過走行車両扱いになる?|ヤフオクの車両は危険?

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ウチの実家の車は基本的には過走行車両になっていきます。

田舎なもので何をするにしてもクルマ移動のため、どうしても距離が伸びてしまうんですね。

自分が子供の頃から、知りうる限りの何台かの記憶が正しければ、

  • クラウン 170000km (水回りのトラブル&タイミングベルト切れにより廃車)
  • カルディナ 190000km (事故で全損のため廃車)
  • アクティトラック 140000km (下取)
  • ジムニー 220000km (知人に売却)
  • エブリィワゴン 145000km ← 現在これ

記憶があるだけでもこれだけの車両が150000kmあたりまで酷使されたことになります。

それでは、一体どのくらいの走行距離で過走行に当たるのでしょうか?

ちなみに、最近の車両は20万キロを超えていてもオイル管理さえしっかり行なっていたならば、エンジンは平気なパターンが多いように感じます。

足回りや消耗品の交換で車検が高くついてしまうので乗り換えの流れですね。

とはいえ、

最近の車両のライフサイクルは以前のような5年や7年よりも長くなり、10年以上乗る方が増えてきているようです。

新車保証の走行距離で考えると?

新車を購入する際には、もちろんのこと車両に保証が付いてきます。

基本的には2パターンあり、

一般保証、特別保証という形で保証年数と該当する走行距離が変わります。

一般保証・・・3年、60000km

基本的な消耗品を除く、ほぼ全ての部品がこれに該当することになります。ウィンカーやライト類などが例外のわかりやすい部分です。

特別保証・・・5年、100000km

それとは別にさらに特別保証というものが存在します。年数、距離は5年で100000km。

それはどこが該当するの?

というのを大雑把にわかりやすく例えていくと、

この部品一つが壊れてしまうと、走行に影響する部分が特別保証の該当する部品。それ以外が一般保証に該当する部品。

こう捉えて大きくは間違いありません。

例えば、

エンジン。これが壊れてしまうと走行できなくなりますから特別保証です。

エアコン。これが壊れても走行は可能ですから一般保証

こんな感じになっています。

トヨタさんのアフターサービスがこんな感じですね。

トヨタ アフターサービス | 保証 | メーカー保証について | トヨタ自動車WEBサイト
トヨタでは、いつまでも安心してお乗りいただくためにメーカー保証を充実させています。消耗品などを除くほとんどの部品を対象とする「一般保証」と、重要な機能を果たす部品についてより長い期間保証する「特別保証」があります。

つまり、

メーカーが捉えている走行距離の目安がだいたい年間20000kmということが伺えます。

この基準を超えてくると過走行気味と捉えてしまって大丈夫なんじゃないでしょうか?

中古車を買うときの過走行の目安は?

新車ベースで考えるとおそらく過走行に該当する走行距離は年間約20000km。

中古車を購入する際にはどのくらいの走行距離を目安とするんでしょうか?

ここでは年数は考慮に入れません。

一般的に中古車の走行距離の目安として挙げられる事が多いのが、

50000km

100000km

この二つ。の特に100000km

この距離を境目に値段が変わってくるので、予算との兼ね合いで基準にする事が多いと思います。

98000kmで中古車を買うくらいなら10万キロを越した車両を買ったほうがまだマシだと思うんですが、理由は上記の相場の変動ラインが10万キロにあるからです。

ところで100000km

じゅうまんきろ!!!

「そんな寿命目前のクルマ誰が買うのよ!」

って思ったりする事があるんですが、

でも、

予算、車両価格、使う頻度などを考えると10万キロを超えている車両でも十分という場合すらありますよね。

100000kmでも人間とは不思議なもので車によって捉え方が360度変わったりするわけで。。。

自己中な自分の走行距離の捉え方は?

自分が乗って走行距離が100000kmを超えた車両は何度もあります。

5桁メーターだったジムニーなどはメーター2周とかw

それでも自分が乗っている間に100000kmを超えたとしても、

過走行、寿命

と考えることはありません。

むしろ、

「あと100000km」、「もう一周」

とか楽観的に考えたりするわけです。

確かにクルマは10万キロを超え20万キロになる間に故障などで費用がかさみ、乗り換えを要することになる場合が多いです。

つまり使われた環境がわかればいい?

2台10万キロのクルマが並んでいたとします。

一台は知人が仕事で使っていた10万キロのクルマ。

もう一台は誰が乗ったのかわからない10万キロのクルマ。

どちらが安心か?

と聞かれると、

知人が乗っていたクルマ。と答える人が大半ではないでしょうか?

別に知人が乗っていたから大丈夫という裏付けになる要素は何もなく、

知人が乗っていた・・・

というだけ。

要は、

使われた環境がわかるかどうか?

この一点だけな訳です。

ヤフオクの中古車は危険な車両がイッパイです。

使われた状況がわかれば距離が進んでいても少しは安心感がある。

でも、中古車屋さんに並んでいる車両で使われた環境がわかる場合というのはごく一部でしょう。

その中でも、特に怪しい車両が多いのがヤフオクです。

あからさまに走行距離から考えて安すぎる車両などはメーター改ざんされている車両などが含まれている可能性は十分にあります。

走行距離の状態を記載する部分がありますが、実走行となっていなければほぼ改ざん。実装行となっていても危険性は残る。

と捉えて大丈夫なくらいです。

実際、自分もヤフオクであからさまに安すぎる車両を購入してみた事がありますが、

メーター改ざん車両でした。

バモスの20000kmの車両だったのですが、売却時に判明した事です。

  1. 中古車オークションで19万キロで販売された。
  2. ヤフオクに出品された時点でメーター交換され、メーター不明となっていた。

こんなところです。値段のつかない過走行車をメーター交換してメーター不明として出品し利益を出す。。。車検証に記載されている走行距離も複数回車検証の記載が変わればアテになりません。

こういったリスクを避けるためには、ポイントがあります。

  1. 中古車オークションから仕入れている雰囲気のある車屋さんではない一般人からの落札は避ける。

多数、車両の出品をされているにも関わらず、

「当方、素人のため・・・」などと書かれている出品者の方ですね。

中にはアタリ車両も含まれているのかもしれませんが、経験上、危険な可能性が非常に高いです。

ヤフオクで買っても良い車両の条件とは?

車両履歴がわかりにくいという理由から、ヤフオクには危険性が伴います。

しかし、全ての車両が危険というわけでもありません。

リスクが少ない車両とは?

一般の出品者の方(車両を多数出品されている方以外)の車両の出品。

下取り価格や買取価格より高く処分できれば。という狙いで出品されている場合も多く、ハズレを引く可能性は下がります。

そして、

質問すれば使っていた環境などを知ることもできるので若干の安心感が生まれる可能性もあります。

自分が、クルマ、バイクなどをヤフオクで探す場合には

出品されている商品の説明よりも出品者をチェックします。

「オークションから仕入れた車両で利益を産もうとしているのか?純粋に下取り価格以上で処分したがっているのか?」

を見極めたいという意図です。

バイクなんか特にメーター交換が簡単なので、距離を改ざんしていたり、不具合をごまかしていたりする出品が多数存在するようです。

疑って購入するというのもどうかとは思いますが、全て出品者さんの説明を信じ切って落札するということは避けるべきでしょう。

まとめ

おそらく、今月初回車検を終えた我が家のCX-5も、次の車検の時点ではおそらく走行距離が10万キロに達していることと思います。

2年後には過走行車の仲間入りw

あまり乗っている感覚は無いんですけど、クルマが無いと生活できないエリアに住んでいるとどうしても走行距離が・・・

CX-5の乗り換えはしばらく考えるつもりもありませんので、ディーゼル車だしいっそのこと30万キロあたりまで目指してみますか〜・・・。

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