今まで使っていたウィンカーは4個で1000円ちょっとという激安LEDウィンカー。
防水なんて最初から施されているはずもなく、きっちりとコーキングで防水加工してから使っていたわけですが、なんと何の問題もなく一年間使うことができました。
LEDが何個か点かなくなるんだろうな〜とか思っていたんだけど、全て問題なく点灯している激安LEDウィンカーですが、流石にレンズ面が日焼けで曇り始め安っぽさが出てきてしまいました。
そんな感じだったので、前からこのLEDウィンカーが壊れたら交換しようと思っていたZETAのXCフラッシャーを取り付けてみることにしました。
ZETA XCフラッシャー
ZETAのXCプロテクターに内蔵できるウィンカーオプションがこのZETA XCフラッシャーです。
なぜ最初からXCフラッシャープロテクター、つまりXCフラッシャー付きのXCプロテクターにしなかったのか?
と言われると、
実はXCフラッシャープロテクターには赤カラーの設定がありません。
必然的にXCプロテクターとXCフラッシャーを個別に購入する必要があり、それならば急いでXCフラッシャーを買う必要はないな・・・
という感じで伸ばし伸ばしで今になった。
そんなところです。
アマゾンや楽天のXCフラッシャーのレビューを見てみると、
- 加工が必要だった
- 壊れた
などというマイナス評価も少なからず目につきました。
ZETAのXCプロテクター自体もハンドガードに取り付ける際の精度はそれほど高くないな・・・
という印象を持っていたので、加工などはある程度想定してから購入してみました。
XCフラッシャーを装着するためにXCハンドガードを加工する
XCフラッシャーの加工と言ってもどの程度の加工が必要なんでしょう?
とにかく買ってみないと話は進まないので、購入後・・・

XCフラッシャーをXCプロテクターのウィンカーを収納する部分にあてがってみました。
XCフラッシャーはXCプロテクターの前後からレンズ、LEDウィンカー本体で挟み込んで固定する形状になっています。
レンズ面がXCプロテクターのスリットに入ることで綺麗にフィットするはずなんですが、上記画像のようにXCフラッシャーの左右の幅が2mm程度大きく、XCプロテクターのスリット部分にはめ込むことができません。
そういうことか・・・
XCプロテクターにXCフラッシャーをはめ込むためには、XCプロテクター側のスリット部分の左右を少しずつ削る必要があるようです。
削るために使った道具はこちら。

何かを加工するために買って使った記憶がある、100均で購入したヤスリ。
XCプロテクターを削るだけなのでこんな道具で十分間に合います。
早速削ります。

このスリット部分の左右それぞれを1mmずつくらい削ります。
削りすぎずに少しきつめにフィッティングするように微調整します。
最終的にはこんな感じに仕上がります。
レンズが入れば隠れるので、断面などはそれほど気にすることはないかと思います。
削りすぎは要注意というところですかね?

加工と言ってもこれだけの作業です。
ただ、
同じメーカー間のほぼオプション設定のような感じのアイテムで加工が必要なのってどうなの?
って思ったりするわけです。
CRF250LのウィンカーをXCフラッシャーに交換していく
XCプロテクターにXCフラッシャーが入るように加工したら、車両側に取り付けていくだけです。
まず、
大前提として、XCフラッシャーはLEDウィンカーになります。
そのため、そのまま純正ウィンカーからXCフラッシャーに交換した場合、ハイフラになってしまうのでウィンカーリレーの交換は必須となります。
MD44の場合は、下記を参考にしてください。
ウィンカーリレーが交換されているという前提で、ウィンカーを交換していきます。
CRF250Lのウィンカー配線色
まずはヘッドライトを外します。
外し終われば、

このような形で、純正ウィンカー右周辺にウィンカーなどのカプラーなどが収められている防水カバーがあります。
そこから左右のウィンカー配線を引っ張り出します。

右側ウィンカーの配線色は、
- 青=プラス
- 緑=マイナス
- 青白=ポジション(ポジションは使いません)
青と緑の配線だけを使用します。青白はポジションなので絶縁して処理しておきます。
反対側の左ウィンカーの配線色は、

- 橙=プラス
- 緑=マイナス
- 橙白=ポジション(こちらも今回は使いません)
右側と同じく、橙と緑だけを使用し、橙白の配線は絶縁して処理しておきます。
カプラー〜純正ウィンカー間でカットしてあるので、カプラーは純正ウィンカーに付いていたものをそのまま使用し、途中でギボシで取り外せるような形にしていきます。
XCフラッシャープロテクターをCRF250Lに取り付けていく

配線の色さえ間違えていなければ簡単に終わる作業かと思います。

車両側の配線処理、XCプロテクターにXCフラッシャーの取り付けが終われば本体に装着していくだけです。

純正位置に装着していたウィンカーを外し、XCプロテクターにXCフラッシャーを取り付け、XCフラッシャープロテクター化したCRF250Lです。
ウィンカーがぱっと見ではわからないというスッキリ感は半端ない。
XCフラッシャープロテクター化した感想
とりあえず、
めちゃくちゃスッキリします。
ここにウィンカーを装着していて、普通の転倒で壊れることはないでしょう。
ただし、
装着時にXCフラッシャーの配線周辺の防水や補強はしておいた方がいいなと感じました。
配線根本はコーキングで防水加工しておいた方が良さそうです。

補強や配線、防水加工などある程度しっかりと手を入れておけばそれほど心配することはない気がします。
そのまま取り付けするのはちょっと心配かな・・・?
まとめ
今回はXCフラッシャープロテクターの赤のバリエーションが無かった。
という理由から、XCフラッシャーを後付けしたわけなんですが、
ブラック、オレンジ、ホワイトの3色であれば、XCフラッシャープロテクターを購入することができます。
現行で新車購入ができる唯一?のオフ車であるCRF250Lの赤をラインナップしていないなんてどうなの?って思ったりもするわけですが、
やはりCRF250Lよりもハスクバーナ、ベータのホワイト、KTMオレンジが重要なんですかね・・・。







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