そろそろCRF250L(MD44)のFMFの乗り味にも慣れてきた!
というところで、そろそろ評判の良いSP忠男のパワーボックスと組み合わせて使ってみようと企んでいたのですが、
CRF250(MD38)ならばポン付けで組み合わせることができる様ですが、CRF250(MD44)にはポン付けできない様です。
さて、どうしたものか・・・
FMF PowerCore4SAの純正エキパイへの取り付け方は?
FMF PowerCore4SAの純正マフラーとの接合部分は、
「マフラーのガスケットを使わずに液体ガスケットで固定する」
形状となっています。

つまりサイズ的には純正マフラーよりもガスケットの分だけ接続部分は細くなっています。
レビューなどではFMF PowerCore4SAとSP忠男パワーボックスの相性が良い!などと言った評価が多くみられていたので自分も同じく真似てみるつもりにしていたわけです。
が、
念のために適合をSP忠男さんに確認を取っておこうと問い合わせをしました。
Sp忠男 パワーボックスのマフラーとの接続部分は?
自分
「現在使っている車両が CRF250L(MD44)2019 になります。御社のSP忠男パワーボックスを検討しているのですが、当方現在、FMFのpowercoreを使っており適合状況などの情報はお持ちではないでしょうか?」
この様な形で誰か聞いたりしているので情報は持っているだろう・・・と念のために期待して問い合わせをしたわけ。
SP忠男さん側からの回答はこの様な感じでした。
- 実はMD44では他社製品との適合確認を全く行っていない。
- POWERBOXパイプ 取り付け時にはサイレンサーガスケットは使用せずに液体ガスケットを塗って純正サイレンサーにダイレクトに差し込む(潜り込む)取り付け方法となります。
情報は持っていないんだけどパワーボックスの接続にはガスケットを使わずに液体ガスケットで純正サイレンサーと接続する。
ガスケットの厚み分パワーボックス側は太くなっていることになります。
つまりFMFとSP忠男パワーボックスの組み合わせではポン付け不可ということ
FMFのマフラー側はガスケット分だけ接続部分が細くなっており、SP忠男パワーボックス側はガスケット分だけ太くなる。

上記画像は純正サイレンサー側のガスケットが入ったままの状態です。
つまりガスケットの厚み程度のサイズ差が発生してしまうためそのままポン付けは不可能ということになります。

液体ガスケットでごまかせるレベルの隙間ではないらしいので、どちらかを加工する必要があるようです。

ただ、
排気の流れ的には段差ができてしまい排気の乱れを発生させる形になりますが、パワーボックス側にFMFを差し込む形でフィットする可能性は残ります。
自分が装着しているFMF PowerCore側の外径は約40mm~41mmでした。SP忠男パワーボックスの内径が41mmほどであれば付けられるのかもしれません。
純正以上にぴったりフィットしたというレビューもあれば、上記ツイートの様にクリアランスが大きそうな印象の物まで色々ありそうです。
現物を持っていないので正確なところがわかりませんし、ロットでの誤差の影響を受ける可能性はあります。
方法は一つ!FMFのパワーボム
マフラー加工する道具は手元には持っておらず、知人の鉄工所に行かないと加工はできないということで色々と考えた結果。
やはりポン付けできる商品を探してみたところ・・・
やはりFMFのパワーボムというエキパイが気になり始めました。
メガボム、パワーボムと2種類のエキパイがありますが、パワーボムであれば純正ヒートガードが流用できるという説明の記述があり、今のところはほぼパワーボムにしようかと思っています。
SP忠男パワーボックスをつける前提で考えるとマフラー選びは慎重に!
自分の場合には、FMFのパワーコアをつけるという前提で後からSP忠男パワーボックスを付けようと考えていたのでそれほど後悔はありません。
しかし、
SP忠男パワーボックスを装着することを前提に先にマフラーを買う場合にはしっかりと接続方法を確認しておいた方が良さそうです。
CRF250(MD44)の場合のSP忠男パワーボックスの接続は、
「純正サイレンサーにガスケットを使用せず、液体ガスケットを使って潜り込ませる形式です」
接続部分が純正サイレンサーと同じφのサイレンサーであれば問題ありません。
実際にSP忠男のパワーボックスを買ってみた
長くFMFのメガボム、パワーボムが日本に再入荷することを期待して待っていましたが、入る雰囲気がゼロになってしまったのでSP忠男のパワーボックスを購入して取り付けしてみることにしました。

在庫があったのですぐに購入することができたのが救い。
接続部はSP忠男のパワーボックスの方が少し太い.

FMFのパイプ径とパワーボックスのパイプ内径は事前にある程度確認していましたが、

ピッタリか?若干緩いか?個体差もあるらしいので装着しないとわからない
ということで、
早速FMFとSP忠男を接続してみたのがこちら。

接続不可ということもないですが、微妙に隙間がある。
とりあえず、今回は液体ガスケットをてんこ盛りで誤魔化してみるつもりだけど、漏れるようだと・・・

アルミテープを巻くなり対策が必要になりそう。
おそらく、最初からアルミテープを用意しておいてピッタリにして装着する方が良さそうですね。
現在はひとまず液体ガスケットで塞いでいますが、このような状態。

いつの間にか排気漏れするようになっているなら、要対策。
ま、パッとみた外観はこのような感じで綺麗に収まってます。

あと、
自分が使っているSRCのアンダーガードとSP忠男のパワーボックスは干渉がありました。

接触してパワーボックスが装着できないってわけではないんだけれども、絶妙に接触するので対策しておきます。

アンダーガードはできるだけ削りたくないので、5mmほどクリアランスが取れる程度に削ってみました。ここも少し様子見で、さらに削る方が良さそうなら考えるとして・・・
排気漏れするかしないか?が最優先ですね。
まとめ
せっかくSP忠男パワーボックスをポチる寸前まで行ったわけですが、ポン付けできないことを知り足踏み状態になってしまいました。
気軽に外出するのを躊躇ってしまうゴールデンウィークになりそうなので自宅で色々と手入れをしようと考えていたメインのアイテムが宙ぶらりんの状態となってしまいました。
とりあえず、
FMF PowerCoreとSP忠男パワーボックスの組み合わせにはご注意を!



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