以前世田谷ベース調のカラーリングに塗装したベンリィ110ですが、サビ塗装を施すことにしました。
サビ塗装は楽しいんだけど、楽しいからやりすぎてしまい違和感が出過ぎてしまうわけで、できるだけそうならないようにサビ塗装の部分と汚れた部分と擦れた部分など、サビだけではなく汚れた感じに仕上げてみました。
前にもエイジングペイント、サビ塗装を試してみたことがあるんですが、やりすぎないこと。サビの色は2色以上を使うこと。
これがコツですかね・・・・
あ、だからと言って今回成功したというわけじゃなくて、要修正です。
サビ塗装
いわゆるエイジングペイント。
サビを塗装で作ってわざと錆びさせるアレです。
今回は手元に残っていたサビ塗料が茶色一色しかなかったので、ダイソーに行って黒の塗料を買ってきたので2色仕上げです。
黒を使うと鉄の錆っぽくなるので黒はとても重要。
簡単に手に入るサビ塗料のセットなどもあります。
でも、この2本セットと更に黒を使うとよりいい感じになると思います。

今のところがこんな感じ。
すでに楽しいからやりすぎ感が出てしまっていますが、もう少し汚すか塗料を落とすか更に錆びさせるか?悩んでいるところ。
サビ塗装(エイジングペイントに必要な材料)
サビのように見せかける塗料はもちろんのことですが、
今回塗装に使った道具は、
- スポンジ
- 刷毛
- 雑巾
- 除光液
上記4種類です。
サビ塗料を塗る材料ごとの仕上がりの違い
まずはスポンジ。
スポンジの種類によって塗料の乗り方が違いますが、それぞれの仕上がりが味になるので別に100均で買ってきてもいいし、洗車のスポンジの使い古しを使ってもいいしなんでもいいかと思います。
スポンジはもちろん塗料を乗せてポンポンと叩いてサビ塗料をボディに載せていくために使います。

スポンジをちぎったりして適当な大きさにして、塗料をつけてポンポンと叩いていくだけ。
単色だけで仕上げてもいいんですが、黒も入れてあります。黒が入ることで鉄っぽさが少し出るような気がするのは自分だけ?
次に刷毛。
どんな刷毛を使ってもいいとは思うんですが、硬めの刷毛を使う方が綺麗に汚せる気がします。
あとはあまり大きすぎないものを選ぶことくらい。

刷毛を使えば線傷や汚れをつけていくことができます。
塗料を薄めて刷毛で伸ばすと汚れ、錆をぼかすことも可能。

サビ塗料とスポンジ、刷毛があれば綺麗にサビ、汚れをつけることができると思います。
今回は更に手を入れて・・・
雑巾も使います。
サビ塗装した塗面を雑巾で擦ると・・・

薄い塗料を刷毛で伸ばしているのと似ているんですが、少し仕上がりの雰囲気が変わるんです。
気のせいかもしれないけど・・・
あとは直接雑巾に塗料をつけて塗りつけるとスポンジとも違う雰囲気になる。
無くてもいいけど、失敗を修正するのにも使えるから雑巾はある方がいい。
最後に使ってみたものが「除光液」です。
塗料を落とす。
スクーターはフロントの面積が大きいので一度サビ塗料を乗せてから、除光液を使ってワザとそのサビを落としてみました。
下地はローラーで塗装してあるので、塗面にはデコボコがあり、凹んだ部分のサビ塗料だけが残ってくれて垢やさび、汚れに見せる作戦です。

錆として見せたい部分は積極的に茶色を使い、汚れ、苔、のように見せかけたい部分には黒を入れて塗っては除光液で拭き取るを繰り返す。
そうすると、
ローラーで塗装されて凸凹してる面の凹んだ部分に塗料が残り始めて汚れが詰まっているかのように見え始めます。
除光液で拭き取りすぎると下地も痛めることになりますが、下地の色味、塗面の状態も変わってくれるので更に変化を楽しめるわけ。

その作業を繰り返すと、大体こんな感じに仕上がります。

除光液で拭き取りすぎた部分の汚れが薄くなってちょっとムラになってしまっていますが、そのうち修正します・・・。
軽く汚れを追加してみました。

全体的に黒く汚しておきました。
ちょっとやりすぎた感は否めませんが、当分このままで乗ろうかなと思っているところです。
これに飽きたら思い切って原色系なカラーに変えてみてもいいし。
まとめ
とにかくサビ塗装は楽しい。
でも途中から、楽しいからこそやりすぎてサビさせすぎてちょっと後悔する。⇦今ここ
前にサビ塗装をしたときには塗って落とす。
という除光液は使いませんでした。
でも、
サビ塗装した部分をワザと除光液で落として、塗面の凹んだ部分にだけ塗料を残すと、スポンジとはまた違った雰囲気になりました。
下地がしっかりとしたウレタン塗料だとすれば、サビ塗装に失敗したとしても除光液で上塗りしたサビ塗装面だけを落とすこともできるので、一本あれば修正からやり直しなど色々使い道はありそうです。
とりあえず飽きるまではしばらくこのままサビ塗装で乗ってみて飽きたらまた色を変えようw





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