5月頃に交換した記憶があるZETAのレースグリップですが、とても柔らかく振動も軽減されるし滑りにくいし細身だし。
何の文句もない良いグリップだったんですが、通勤などで毎日乗っているバイクとは相性があまりよくなかったようです。
というのも・・・
減りが早すぎて長持ちしませんでした。
みるみるグリップの突起面は削られていき、3ヶ月経過した8月頃にはフラットになる面が現れ、フラットになってしまった部分は粘着する触り心地に。
どうしたものか?
と、色々悩んでいたんですが、
候補は3パターン
- DRCチームグリップに戻す
- 一般用のグリップに変える
- amazonで見つけた気になるグリップを試す
この3パターン。
もちろん3段目のアマゾンで見つけた気になるグリップを試すことにしたわけです。
アマゾンで見つけたグリップとは・・・
PRO TAPERのピロートップグリップの型を使った中国製のアレなグリップ。
正規品のピロートップグリップは柔らかくてZETAのレースグリップ同様に減りが早い感じらしいんですが、アマゾンで見つけたグリップは少し硬めのコンパウンドが使われているらしい?
オフ用グリップのちょい硬いバージョンという認識の元に購入して試してみることにしました。
PRO TAPER ピロートップグリップ
正規品はこのように公式サイトを見る限り、グリップ部分はグレー色のゴムを使っています。
イメージ的にはグリップの減りの速さはZETAのレースグリップと大差ない減り加減が想像できます。
そこで、アマゾンでどうやらこの型を使ったであろうPRO TAPER ピロートップグリップのグリップの部分が何故か黒いタイプをあえて選んで購入してみたわけです。
どうみてもPRO TAPER ピロートップグリップっぽいグリップです。
装着イメージとしては、
しっかりグリップはするんだけど、ちょい硬めでグリップがすり減るよりも手にマメができたりする。
でも、
グリップのすり減りは正規品よりも少ない。
ここが狙い。
3ヶ月しか保たなかったZETA レースグリップの状態は?
まず大前提ですが、
ZETAレースグリップは良いグリップでした。
滑らないし、柔らかくて手に振動が伝わりにくいし細身で手が疲れにくい。
唯一のネックが減りが若干早いこと。
この一点が通勤でも使わざるを得ない我が家のCRF250Lには合わなかっただけ。
しばらくするとグリップ自体に汚れが目立ち始め、徐々に突起部分が削られ始めてフラットになっていきます。

アクセル側はそれほどすり減ってはいないんですが、力のかかる小指付け根周辺はフラットになり始めており、そのフラットになった部分はネチャネチャして素手では触りたくない感じに。。。
反対のクラッチ側はというと、

人差し指付け根周辺がかなりの広範囲で突起部分がなくなり、アクセル側同様にフラットになった部分はネチャネチャし始めています。

まだ使おうと思えば使えるんだけども、現在が8月で気温が30度を超えているタイミングということも重なってしまい、グリップを握るたびにかなりの不快感を覚えてしまいます。
DRCのチームグリップは一年ほど使えたので、せめて同じく一年以上は使えるグリップなことを期待して新しく購入してみたAmazonで見つけたPRO TAPERのピロートップグリップタイプのグリップに交換してみることに。
PRO TAPER ピロートップグリップ
PRO TAPER ピロートップグリップは非貫通のグリップです。
そのため、グリップエンドを貫通タイプに穴あけをする必要があります。
そして、
自分は早く交換したすぎて、アクセル側で寸法をチェックし、左右ともに同じ寸法にカットしてしまったため、クラッチ側は若干グリップが短くなってしまい、ハンドルが露出してしまうことになりました・・・
zetaのグリップもアクセル側だけ少しカットしてるのに何してんだか…

装着寸前のグリップですが、
明らかにPRO TAPERと書かれておりピロートップグリップの型にしていることがわかります。
見た目はそんまんまですね笑

ツバ側とグリップエンド側に溝があるため、両端でワイヤリングして固定することも可能でした。
カットしすぎたのが唯一の失敗。。。
ちなみに、カットしすぎなければCRF250Lにもピッタリサイズなはずです。
CRF250LにPRO TAPER ピロートップグリップを装着してみた
ということで早速CRF250LにPRO TAPERのピロートップグリップっぽいグリップを装着してみました。

アクセル側ですが、カットしてあるので寸法はジャストサイズです。
握った感じは、DRCのチームグリップやZETAのレースグリップのようなハーフワッフルのタイプよりも若干太めな握り心地。

グリップエンドをカットしたとはいえ、
グリップのツバ側でしっかりとワイヤリングも可能で、

グリップエンド側もワイヤリングする溝を残してカットした状態でジャストフィットです。
このアクセル側に合わせて両方カットしたのが失敗でした・・・
左のクラッチ側はというと・・・

こんな感じでグリップエンドをカットしすぎた数ミリだけハンドルが露出してしまいました。
まぁ、それでもワイヤリングできるし試してみてこのグリップが一年以上使えるのであれば、もう一度買い直した時にきっちりカットすればいいだけの話。
PRO TAPER ピロートップグリップっぽいグリップの握り心地は?
3ヶ月しか保たなかったZETAのレースグリップをもう一度購入するという選択肢はありませんでした。
とても良いグリップでしたが、自分の使い方には合わなかった。
ただそれだけのことです。
今回購入してみたPRO TAPERのピロートップグリップっぽいグリップを装着して使ってみているところですが、

第一印象は、
ちょっと太めで硬いけど滑りにくい。
それほど悪い印象はありません。
硬いんですけど、突起部分がしなる程度の硬さなのでツルッと滑ってしまうような感覚は無いんです。あえて素手でも試してみましたが、
やはり出っ張ってるピロートップと呼ばれる突起の部分でしっかりと指に引っかかってくれます。
細身のグリップが好みというのなら避けた方がいいかもしれないけど、自分的には許容範囲の太さなのでそれほど苦になるわけでもなさそう。
というより、
硬い分耐久性に期待できることから、本当に期待している自分がいます。
Amazonで見かけるどうみてもコピー商品だろう!という価格帯の商品なわけですが、今回だけはある意味期待できるかも!
たった3ヶ月で、

こんな感じになる使い方(通勤)をしているので、ある程度耐久性を求めます。
実際Amazonのレビューなどを見ていても、硬いけど使える。というようなレビューが多い。
思ったより使えるかもしれません!
まとめ
基本的には!というか当たり前の話ですが、アマゾンで色々探す際にはもちろん正規品を選びます。
しかし、
今回に限っては、ゴムの硬度が硬そうで正規品よりも耐久性がありそうなPRO TAPERのピロートップグリップの形をしたグリップをあえて選んでみました。
いや、これが本当に当たりなんじゃないか?
とか思ってるところです。
一年以上の耐久性があるのならリピートします。



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