まず、はじめにお伝えしておきたい事
「フューエルワンで明らかに体感できるほど何かが変化するということは元が正常ではなかったと言う事」
です。
根本的には、
燃料ラインをフューエルワンで洗浄する事で新車の頃の状態に少しでも近づけることが出来るかもしれない。と言うのが燃料添加剤であるフューエルワンの効果です。
ので、燃料ラインが洗浄されることで、ついでに少しでも調子良くなればいいよねー。と言う感じで使うのが正解。
治療薬ではなく予防薬です。
タンク内の錆予防という意味では効果はあると思います。バイクの冬眠前にフューエルワンをタンクに混ぜておくと効果的です。
フューエルワン を指で触ってみると判りますが、塗膜を張るような感覚になると思います。おそらく、フューエルワン がタンク内側に塗膜のようにへばり付き、空気にタンク内側が直接空気に触れないようにして錆を防ぐのではないでしょうか・・・?
先日、燃料ラインの洗浄とサビ予防という意味合いで
ワコーズから発売されているフューエルワンという商品を購入しました。
他にも多数添加剤なるものは発売されていますが、
世間一般的に効果がありそうなもの。としてフューエルワンを選んで見た訳です。
基本的に体感できる何かを求めた訳ではなく、洗浄と今後のサビ予防という意味から投入して見たところ。。。
2017年4月追記
現在の通勤号のバルカンにもフューエルワンを試しているところです。



フューエルワンをTW225に試してみた
検索すれば山のように検索結果がHitする商品、ワコーズの「フューエルワン」ですが、結局デポジットの除去とか洗浄効果があるとか色々書かれていますが、TW225に入れてみてどういった体感できる結果が出るのか気になったので試してみました。
フューエルワン
ガソリン・ディーゼル兼用燃料添加剤。高性能清浄剤PEAの作用により、燃料に添加するだけで燃焼室・吸排気バルブ・インジェクターなどに堆積したカーボン・ワニス・ガム質などを除去し、新車時のエンジン性能を取り戻します。また燃料の酸化劣化や燃料タンクの腐食を抑制します。2~3回の連続使用が効果的です。
SPECIFICATIONS 品名 F-1 フューエルワン 添加量 燃料30~60Lに1本を使用。
燃料が30L未満の場合は1%を超えないように添加してください。容量 300mL 荷姿 24入り 本体価格 1,600円(税抜)/本
公式サイトには上記のように記載されています。
一本容量は300mlで30ℓタンク未満では使用量は1%未満
30~60ℓで1本使用とのことで、30ℓ未満は1%を超えないようにという注意事項がありましたので、この注意事項を守るように下記のように投入することにしました。
- 1本あたり 1600円(税抜)で容量が300ml
- TW225のタンク容量は約7ℓ
- リザーブを使い切ることはしない
- 一回の使用量が1%未満になるように、かつ綺麗に使い切れるように1回の投入量を50ml
- 連続で使い切るまで投入する
このように使用すると、TW225であれば6回使えることになりますし、1%を超えて投入することもないはずです。多く投入しすぎるとPEAとアルコールが主成分のフューエルワンですから、カブったり、エンジンに悪い影響を与える可能性があるのでそのあたりは注意が必要です。
費用面で考えれば、1回の給油でワンコイン未満の出費
1600÷6で266円/回(税抜)
一回の投入は266円程度ということなので、無名の添加剤を投入するよりは安心ですし、それほど高価な添加剤の負担ということにはなりませんでした。
PEA(ポリエーテルアミン)配合ということはハイオクにも一部含まれているものがありますが、そもそもPEAの配合量がフューエルワンの方が多いようです。
昔、事あるごとに指導をお願いしていた整備士の方に「添加剤入れるのと、ハイオク入れ続けるのとどっちがエンジンにはいいんですか?」という質問したことを思い出し「んー、とりあえず自分ならハイオク」という返事をもらったことを思い出しました。要はハイオクの洗浄成分を強くした?みたいな感じなんでしょうか?
まぁ、それも試してみて効果が体感できなければ評価のしようがありませんが・・・
ちなみに、TWの購入当初は前のオーナーの使用状況もわかりませんでしたので、ハイオクの洗浄成分で燃料系統の洗浄を期待して一ヶ月ほどハイオクを入れ続けていましたが、「変化を期待してのハイオクではありませんでしたが、当然体感できることは何一つありませんでした。」
で、「せっかくだからこの際、評判のいいやつ試してみるかー?」
ということでフューエルワンを試してみることにしたわけです。
購入してみる前にホワイトベースさんのこんな動画も参考に色々調べてはみたんですが、当然年式、車種、キャブなのかインジェクションなのか?にも依存すると思うので結局のところはっきりしませんでした。(*実験という意味では目で見て変化がわかるのでいい実験だとは思います。)
ただ、年式の古い過走行車には過去の経験から効果は現れやすい気がしているので、こっそり期待はしていました。。。
投入開始
初回〜2回目 フューエルワンを添加した際
何もわかりません笑
- 燃費も特に変化なし。
- エンジン音も元々やかましいので変化なし。
綺麗になってくれてるよね?と自分に言い聞かせながらガソリンを消費している感じです。
3回目〜4回目 フューエルワンを添加した際
んー、ちょっと違うのか違わないのか?イマイチわかりません笑
- 燃費も特に変化なし。
- エンジン音も元々やかましいので変化ないように感じます。
もしかしたら、データとして数値で表せば変化があるのかもしれませんが、体感できるものはありませんでした。
5回目〜6回目 フューエルワンを添加した際
相変わらず、違うのか違わないのか?はっきりとは体感できませんでした。
- 燃費も特に変化なし。
- エンジン音も元々やかましいので変化せず。
ただ、このあたりで体感できる変化を感じることができました。
それは・・・
始動性の向上!
TWはキャブ車ですので、始動の際には真夏以外は少ながらずチョークを使用してかけるんです。当時の気温ではチョークは一段引っ張る程度でエンジン始動していました。
しかし、ほぼフューエルワンを1本投入したあたりからチョークを使用しなくてもエンジン始動ができるようになりました。(現在12月の時点ではもちろん寒くてチョーク必要ですが、気温の低い朝でももちろんセル一発で始動します。)
つまり、ガソリンの経路が洗浄されてガソリンがしっかり噴射されるようになったおかげで燃料が濃くなってチョークの引き具合が変わった。ということです。
ホワイトベースさんが実験されている洗浄するという効果は、自分のTWでははっきりと体感することができました。燃料ラインの洗浄という意味で、ですが。
あとは燃費は元々30キロを超えるような省燃費の単気筒バイクなのでわかりませんでした。力が強く感じるとかそういったことも元々非力なTWでは正直なんとも思いませんし、変わった感じもありません笑
ただ、何らかの変化がわかる添加剤って見たことないので、
「フューエルワンってなかなかスゴイ」と思います。
あとフューエルワンに期待することは。。。
フューエルワンの記述にある、タンク内の防錆効果に期待したいところです。
ただ、自分の場合はほぼ毎日使用していますので、これを体感することは難しいです・・・
冬の間はバイクを冬眠させるって人はフューエルワンを投下しておくといいですよね。


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