スラッシュカットマフラーのままでステンレスたわしなどで消音し、車検クリアしてみた|バルカン400|構造変更

スラッシュカットマフラーのままでステンレスたわしなどで消音し、車検クリアしてみた|バルカン400|構造変更

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バルカン400 バルカン
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本来であれば、3月末頃に継続車検、もしくは構造変更で車検を受ければよかったんですが、

できれば車検は1月頭の陸運局がガラガラの時期に行きたい。というか3月末の混雑期を避けたいという思惑で、1ヶ月以上前倒しでバルカンの車検を通すことにしました。

たまたま平日休みのスケジュールが組みやすかった。という理由な訳ですがw

今回は、

もちろんユーザー車検。

そして、

毎回ノーマルハンドルに戻すという作業ほど面倒なものはないので、「構造変更」。

さらに、ノーマルに戻すというのも面倒なのでヘッドライトのみ5.5インチの少し大きめのベーツライトに変更して車検に突撃して見ることにしました。

結果的には・・・

「無事合格」

一度だけ体重を掛けるか掛けないかで、光軸で「×」を貰いましたがその他に関してはノークレームであっさりと突破という結果でした。

構造変更に突撃した状態は?

実は、突っ込まれる箇所を最低限にしておこうとマフラーだけはノーマルに戻してから車検に行こうと考えていたわけですが・・・

T&Fさんのリアフェンダーキットを使っていると、

フェンダーステーとノーマルマフラーが干渉してしまい、取り付けができない!

正確に言うと、フェンダーステーとリアマフラーのクリアランスが極小となってしまうためほんの少しでもサスがストロークすると接触という感じ。

フェンダーステーの右側だけ外してノーマルマフラーにしようかとも考えたんですが・・・

思い切ってファットドラッグマフラーの音をどうにかして現状のままで車検に行こうと決断したわけです。

この時点で気がかりだった箇所は・・・

もちろん排気音量・・・

ステンレスたわし1~2個入れた程度だとスマートフォンの簡易排気音量計測アプリで102db~。といったところ。

調べられない程度の音量にまで下げる作戦を練ります。

あとは、

検査官によってはリアウィンカーの位置が見えないとか指摘されないかとか心配したりしていたわけですが、優先順位的にはマフラー。他にもグレーゾーンが複数箇所あるわけで。

スラッシュカットマフラーの排気音量対策に購入したものは?

マフラーはファットドラッグマフラーの70φで、ステンレスたわしなどをひたすら詰める作戦に出ることにしました。

100均で大きめのステンレスたわしを4個ほど購入し、それぞれに2個ずつ。

そして念のためにさらにスチールウールを詰めた状態で、アプリで音量計測してみると・・・

95db~

95年式のバルカンは99dbまでは許容範囲ですが、まだ検査官に調べさせてくださいと言われる可能性が残ってしまうので、

とりあえず試してみようと・・・

サイレンサーを塞いでみると言う強硬手段をとってみることにしました。

今回は実験ということで、「軍手」

を使いました。

装着して試してみると・・・

アイドリングで80db台。MAXでも90db前後。明らかにうるさくない排気音でかなりノーマルに近い状態となり、

調子に乗ってこのまま陸運局に向かってしまおう!と思って出発したところ・・・

10分後・・・

マフラーから白い煙が。綿100%の軍手とはいえ引火し始めてしまうとあっという間に燃えきってしまいました。

軍手サイレンサーはやっぱダメですねw

ということで、やはりグラスウールを調達するしかなく、

陸運局に向かう途中でグラスウールを購入し、最終的な消音対策を施しておきました。

構造変更はいたってスムーズ

突かれる箇所を色々秘めたまま陸運局に向かい、書類を購入し、自賠責保険も中途半端な期間が生まれないように22ヶ月。

そしてラインに突撃してみたところ・・・

入り口の目視検査で検査官がなにやら調べまくっていたので・・・

自分「何か探しているんですか?」

と聞いてみたところ、

検査官「エンジンナンバーを・・・」

と、

何も指摘される気配が無く、エンジンを掛けた状態での灯火類のチェックの際にもマフラー回りに一切目が向かっていなかったので、あっさり通過を確信しました。

ここで体重の掛け方で光軸が低く出てしまい一度だけ「×」を貰いますが、2週目の光軸検査ではもちろん「◯」判定。

検査官「計測のラインに回ってください〜」

と、あっさりクリア。

ここで、ハンドル、ハンドルポスト変更に伴う数値の変更、乗車定員を1名に変えて全ての検査項目が無事完了となりました。

そういえば、定員一名に変更なのに何故後ろのステップ外してないの?と一点だけ指摘がありましたが、話術でなんとかクリア。

要した時間は、

思っていたよりレーンに並んでいた台数が多かったということもあり、2時頃に到着、1時間30分ほど。

費用的にはもちろんユーザー車検なので2万円程度で済ますことができました。

スラッシュカットマフラーの消音に使ったもの

ちなみに、検査官に何も指摘されることなく何も気にされない音量にまで落とすために使用した消音材は下記のような状態です。

素材的には、100均でゴロゴロ売られているステンレスたわしを2セット。スチールウールの小さいいっぱい入ったもの。グラスウール。

マフラーの直線部分がそこそこあるおかげで、

ステンレスたわし、ステンレスたわし、スチールたわし、グラスウールでサイレンサーを塞ぐ。

という順番で詰めまくりでした。

案外ステンレスたわし1~2個&グラスウールだけでも良かったのかもしれませんが、スチールタワシで保険を掛けておいた感じというか・・・

まとめ

とりあえず、今回の車検は無事に何も指摘されることなくあっさりと通過することができてホッとしています。

スマートフォンのアプリで行う、簡易の音量測定もギリギリのラインだとリスクを伴いますが、目安として活用する分には十分利用できるということがわかった点も大きな収穫です。

当方在住の地域では指摘はありませんでしたが、陸運局によっては色々と指摘がある可能性はあります。

でも、

やはり、ユーザー車検のコツは、

「いかに素人感を醸し出すか?」

にかかっていると思います。

下手に知ったかぶりをしてツナギを着て行ったりするより、普段着で出来るだけ検査官と会話すると対応が柔らかくなったりするものです。

ノーマル個体のバイクであればユーザー車検はそれほど難しくありませんので、一度試してみてはいかがでしょうか?

バルカン
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