来年1月に初回車検を迎える我が家のCX-5
タイヤ。バッテリーと高額消耗品の交換時期が一気にきてしまいました。
タイヤは事前に想定していましたが、バッテリーが3年経たずに交換するタイミングが来ることは想定していませんでしたので、出費が痛いです。
バッテリー交換は、
純正バッテリーではなくボッシュを使いたかったという理由で、通販でボッシュのバッテリーを購入。実は純正バッテリーよりもBOSCH(PANASONICカオスも同じく)はバッテリー容量が少し大きいので寿命に期待できるというところがポイントでした。
ただし、
単純にバッテリーを新品に変えただけでは、
「i-stop機能は働きません。」
バッテリーの初期設定が必要となります。
の2つの手順はPDFファイルでダウンロード出来るようにしてありますので、必要に応じてダウンロードしてお使いください。
交換手順、バッテリー初期化手順をとあるルートから入手して自分で交換しようと思っていたんですが、
「T110重すぎ問題」
で、
ディーラーさんに聞いてみたら2000円ほどで交換してもらえるとのことで、お願いしてしまいました。
流石に20kgオーバーのバッテリーを外して、付けて・・・お金払ってやってもらえるならそのほうが楽でいいですw
今回のトータルの出費は、
- タイヤ4本で28000円
- バッテリー本体で20000円
- タイヤ、バッテリー交換工賃で10000円
安く済んでいるとはいえ、それでも6万円コース。
2020年8月追記
純正よりも少しは長持ちするんだろうか?と思っていたBOSCHのバッテリー「HTP-T-110/145D31L」でしたが、純正と同じように3年ギリギリ持たずでバッテリーマネジメントシステム点検の警告が発生するようになり、結局2年と9ヶ月程度でまた同じくBOSCHのバッテリーに交換しました。
マツダのメカニックさんとの世間話を含めて考えると、やはりクリーンディーゼル車のCX-5はバッテリー寿命が3年弱程度というのが一つの目安のようです。
バッテリー交換の前にタイヤをスタッドレスタイヤへ
元々履いていたタイヤはブリジストンのサマータイヤ。倉庫にスタッドレスの5年ものがあるんですが、それもまた寿命を迎えつつあるので、今回は夏タイヤをスタッドレスの新品に交換します。

といっても、流石にタイヤレバーで作業、バランスは無理なのでディーラーさんに持ち込みました。
ピレリのスタッドレスはハンドリングのグニュグニュ感が少なく、降雪地域で無ければノーマルタイヤに近い操作感で使えるいいタイヤです。
前のウィンターアイスコントロールというモデルからアイスアシンメトリコと変わっていましたが、乗り味、ノイズにあまり変化はありませんでした。
何より安い!

本当はグッドリッチのサマータイヤ17インチを入れたかったんですが、予算オーバー・・・

春に古いスタッドレスタイヤを履きつぶしてから夏タイヤは要検討。
CX-5に搭載されているバッテリー
最近のアイドリングストップ車にはもれなくアイドリングストップ車専用のバッテリーが必要となります。
仮に、安いからといってアイドリングストップ非対応のバッテリーに交換してしまうと、すぐにバッテリーがダメになってしまいます。
実際、アイドリングストップ付の軽自動車に新品の通常バッテリーをあえて搭載し、翌日にバッテリーがダメになったというケースを見たことがあります。
というわけで、
CX-5に搭載されているバッテリーサイズは、
「T110」
という大きいバッテリー。T110ってなんだ?と思う方も多いかと思います。従来通り40B19Rなどと記載されていればなんとなくサイズ感がわかりやすいかと思うんですが、同じ表記に変えてみるとすれば145Dという大きくて重たいバッテリーです。
T110の中でおそらく一番人気があるのはパナソニック、続いてBOSCHといったところ。旧日立で現在は昭和電工マテリアルズのバッテリーも安さで人気があるようです。
おそらく人気の理由は若干ながらも純正バッテリーよりも容量が大きく、かつ値段も2万円程度と安く抑えられるというところでしょう。 どちらも145D31という大きいバッテリーです。昭和電工マテリアルズのみ125D31Lですが、値段は一番安く2万円を切ります。
ちなみにBOSCHのバッテリーは、計測してみると23kg程度ありました・・・w
でも取手がついているおかげで純正バッテリーに比べるとかなり交換の際のリスクは軽減されると思います。
SKYACTIV-D2.2のバッテリー交換に必要な手順
CX-5など、バッテリーがダメになってくると、

こんな警告画面が出現します。そして定番のiStopオレンジ点滅。
基本的にiStopランプがオレンジに点滅するようになると自分で解除することはできません。(バッテリー状態によってはグリーン点灯状態に復帰することもあります。)
スカイアクティブDのバッテリー交換の際には、
- 「取り外し、取り付け手順」
- 「アイドリングストップ初期学習」
という2段階の手順が必要になります。*(ちなみに、ディーラーさんなどにバッテリー交換を依頼する場合には上記内容2項目の作業はお店任せ。)
従来のアイドリングストップのついていない車両と違い、アイドリングストップのためのバッテリー管理がシビアになってきているというのが理由ですね。
自分は、手順も全て準備してありましたが、重さでやる気がなくなりお金で解決しちゃいましたが・・・
必要であれば、PDFファイルを印刷するなりしてご利用ください。
バッテリー交換と、アイドリングストップ初期学習を済ませると、アイドリングストップ機能が復活します。
ちなみに、
初期学習を行わないと、アイドリングストップ機能が働かなくなる可能性がありますのでご注意を。
BOSCHバッテリー|T110
さて、今回はパナソニックのカオスではなくBOSCHをチョイスしました。
カオスは残量インジケーターが別売りですが、BOSCHの場合には残量確認窓が内蔵されており、単体でバッテリーをチェックできるというのが親切設計な気がします。
でも、
多分CX-5の場合だと確認する前にバッテリーマネジメント警告ランプが作動すると思いますが・・・

145で純正よりもほんの少し容量はアップです。何年持つことやら・・・

残量インジケーターはバッテリー右上側の透明な窓の部分。

インジケーターの見方は、
グリーン → OK
黒 → 要充電
白 → 要交換
こんなシンプルな設計です。
ただし、

普通に覗き込んでしまうと黒に見えてしまうので、要充電なのか?
と思っちゃいますが、
ライトを当ててあげる。

と
グリーンになっている事が確認できます。
確認はできるけど確認することは無さそうですが。。。
ーバッテリー交換後ー
当然のように始動性が改善しました。
新車搭載だったバッテリーは、冷えた朝一のクランキングが、
「ン、ン、キュ、キュルキュル」
と、限界を感じさせるクランキングでしたが、
「キュルキュル」
と安心できる始動音に変わりました。
ディーゼルはガソリン車に比べて一気にバッテリーで始動できなくなるので早めの交換がやはり安心です。
CX-5、2回目のバッテリー交換はDIYで/BHSCH「HTP-T-110/145D31L」
新車装着のバッテリーも3年ギリギリ持たずに交換となり、少しスペックアップさせたつもりだった
BOSCHのHTP-T-110/145D31L
でしたが、
これも同じ程度の3年持たずでバッテリーマネジメントシステム点検の警告が表示されるようになりました。
この表示が出たからといってすぐにバッテリーを交換しないといけないと言うわけではありませんが、この表示が出る程度までバッテリーの劣化が進んでいると、アイドリングストップが可能なレベルまで充電してもらったとしても、おそらくすぐにダメになり同じような警告が表示されるようになります。
「いくらディーラーで充電してもらって警告表示を消してもらっても時間の問題」
です。

やはりアイドリングストップ車のバッテリー寿命に関しては、今まで通りの感覚は通用しないのかもしれません。
おそらく現役のマツダのメカニックと世間話をしていて感じるのは
「バッテリーの寿命は3年が目安」
という点。
BOSCHのバッテリーについているインジケーターはまだ緑表示のまま。
しかし、
BOSCHのバッテリーは2年を過ぎた頃から少しずつ始動時のクランキングの重さを感じさせていました。
この冬には交換してもいいかなとか思っていた矢先でしたので、ある意味想定内ではあります。
今回のバッテリー交換は自分で行いました。

BOSCHのバッテリーには取手がついているので持ちやすい。
のが理由です。
もちろんバッテリー交換後は、初期学習まで行いしっかりとi-stopができるように処置。
ちなみに、
アイドリングストップの初期学習などがうまくセルフでできない場合には、マツダコネクトの画面をi-stopの画面にしておくと、何が準備中なのかが分かりやすいです。
まとめ
バッテリー交換を決意する直前に、
こんなことを試してみましたが、バッテリーが弱くなってしまってからだと時すでに遅しでした。。。でも上記の方法を使えばアイドリングストップの無効化、有効化が簡単にできますので、興味がある方は一度自己責任にてお試しください。
現状では、アイドリングストップは機能するように戻しています。
車検の前なのにタイヤ、バッテリーで60000円の出費となってしまいました。
地味に痛い。
ホントはこのタイヤ入れたかったんですけどね・・・
いつの間にか17インチのGOODRICHが発売されてたんですよね〜。最近のSUV系のタイヤサイズの流れですかね。
欲しいけど4本で10万コース・・・







コメント
私は、2012年初期型CX-5(2月販売開始時の配荷500台の1台)に今だに乗っています。
冬山の厳冬(マイナス20℃)エリアに行くので、バッテリーはアラームが出る前に以前の車の時から消耗品として早めの交換をしていました。
2014年12月に2年9カ月で交換しました。 純正のGSユアサの130D31からVARTA145D31に交換したのですが、アラームなどは出なかったが始動に少しモッタリ感を感じていたので交換した訳です。
VARTA:ドイツブランドの韓国製でしたが、純正のGSユアサの半額以下の価格だったのが選定理由です。
その後、6年の歳月が経ったのですが、アラームも出ず、始動もスムーズで交換のタイミングを感じることなく今に至っています。
さすがにここまで使い込んだので、この冬を前に同じVARTAに交換予定です。ボッシュはVARTAの工場でのOEMという噂です。ボッシュよりVARTAをお勧めします。
MASA様 はじめまして
貴重な情報ありがとうございました。
バッテリーマネジメントに関してディーラーにおいてリプロなどをされているのかどうかにもよるかと思いますが、VARTA?は使ったことはありませんが6年持つなら次回試してみたく思います。
始動もスムーズというところがポイントですね。
ボッシュにしても純正にしても2年目から明らかにセルの回り方が重くなりますもんね。