一年少し前に特価で販売されていたグリップヒーターをポチってありました。
アマゾンとか楽天などでよく見かけるUSB給電タイプのグリップヒーターです。
1Aだと弱いとか最低2A必要だとか色々レビューされたりしているわけですが、実際にバイクに装着してみるとどうなのか?
というところをチェックしておきたいと思います。
IIztoss USB温水グリップハンドルウォーマーUSB電源アダプタソケット
購入したものはこんな感じのネーミングとなっていました。
要するに、
USBで給電でき、ハンドルに巻きつけてマジックテープで固定できますよ!なタイプのグリップヒーターで、温度調整機能、スイッチは付いていません。
USBに差し込んだらONというわけです。
最近はどうやらスイッチ付きの商品も出回っているようで、電源の取り出し方によってはスイッチ付きを購入した方がいい場合もあるかもしれません。
我が家のテストマシンは・・・
アドレスV125

左ミラーと合わせてUSBとアクセサリソケットを増設してあったため、USBソケットに差し込むだけでグリップヒーターが使える形になっています。
ただし、
USBソケット〜左右グリップヒーター部分の配線に長さがあるため、常時つけっぱなしというわけには行かない感じです。
どうしても必要だ!と感じた場合のみ装着すればいいんじゃないでしょうか?

こんな感じの接続した見た目になるので・・・
見た目はともかく防寒対策だ!というタイミングでしか使いにくいかもしれません。
左右グリップに装着した感じはこんな雰囲気です。

アクセル側ですが、かなりキツめにマジックテープで固定してあげると、グリップ操作をしている最中にグリップヒーター部分が滑るということはそれほどありません。
長さ的にも原付などの短いグリップサイズにぴったりです。

反対側にもかなりキツめにマジックテープで固定しておくと握った際に滑る感覚はありませんでした。
こんな感じにグリップヒーターを装着して2時間ほど走行する機会がありました。
USBグリップヒーターは暖かいのか?
早速、装着後2時間ほど走行してみました。
- 2時間で走った距離は100kmほど。
- 外気温は約3度〜7度で夕方。
という走行コンディションでした。

グローブは薄手のコミネのウィンターグローブを装着。
こんなコンディションで走行してみたわけですが、結果的には・・・
一般的なグリップヒーターレベル相当の買ったばかりのあったかい缶コーヒークラスの暖かさでは無いものの、なまぬるい缶コーヒーを握っている感じで、暖かさは感じ取れる!
つまり、
時速60km程度で走行している時でもウィンターグローブを通してグリップヒーターの暖かさを感じ取ることは出来ます。
一定の効果はあるということです。
ちなみに外気温が6~7度のあたりだと生温い暖かさを感じながらそれほど手の冷えを感じることはありませんでした。
が、
外気温が5度を下回り始めたあたりから、グリップヒーターによって温められる感覚よりも5度未満の外気温に冷やされている感覚の方が強くなり始めました。
USB給電という5Vで2.1Aというグリップヒーターの馬力の限界がこの辺りなんではないでしょうか?
3A出力対応のモバイルバッテリーなどを使えばもう少し暖かさを感じ取れるのかもしれませんが・・・
USB給電のグリップヒーターの許容範囲は5度くらいまで?!
2時間程度の走行で感じ取ったことが、5度くらいまでならUSB給電の簡易グリップヒーターでもなんとか耐えることができる!
ということ。
それ以下の外気温になると、暖かさを感じ取る以上に寒さを感じたので、ハンドルカバーと併用したり、他の対策が必要になるかと思います。
でも、全然ダメだったわけではないので一定の効果はあると思います。
無いよりマシ以上抜群の効果未満といったところでしょうか・・・w
まとめ
普段は全くグリップヒーターを使わない!
という方でも、バイクにUSBソケットが付いている!という場合には、持っておいても損は無いアイテムだと思います。
単体で寒さを完璧にどうにかできる。というシロモノでも無いですけど、効果は感じ取れます。
多分





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