2018年に入り、寒さも厳しさを増す一方ですが気にせずというか、相変わらずバイク通勤を続けています。
毎日乗っているので、バッテリーが弱くなったり、エンジンがかかりにくかったりすることは無いんですが、バルカンはキャブな為、朝の暖気不十分で出発しちゃう影響がもろに出てしまうので結構面倒です。
インジェクションならそんな苦労をしなくていいですけどねぇ・・・
キャブの方は冬眠前のガソリンの抜き忘れは無いですか〜?
ガソリンタンクは満タンですか〜?
バイクを冬眠させる方へ
バイク通勤な自分にとっては、バイクを冬眠させることは夢のような話。
ほんとは寒い時期は、
「クルマ通勤」
したいですw
キャブ式のバイクを冬眠させる前にやっておくべきこと。
何点かポイントはありますが、大きなポイントは
冬眠明けの再始動を困難にさせない。
ここに尽きると思います。
そのために必要なことが、
バイクのタンクには燃料が満タンに入っていますか?
これ、当たり前のようだけど案外忘れがちな事です。
タンクに燃料を満タンに入れておかないと、
タンク内にサビが発生し、サビがキャブに流れ込み、キャブが詰まってオーバーフロー。
という最悪のパターンも考えられます。
これを防ぐためにも、是非とも燃料タンクにはガソリンを満タンに入れておきましょう。
あと、
追加でフューエルワンを投入しておくと、サビ、ガソリンの劣化防止に役立ちます。

これは冬眠前の前提条件。
冬眠させる前に、キャブ内のガソリンを抜いてありますか?
念のために燃料は満タンにしてあったけど、気づいたら冬の間一度もエンジンを掛けていなかったな〜。
とかいうパターンが何年も繰り返されると、
キャブ内部にゴミが蓄積されていき、エンジンの始動、アイドリング、吹け上がりなどが徐々に悪くなってしまうわけで。
要するに、
コーヒーの飲み残しを乾燥させた状態が繰り返されてしまうわけです。
キャブで置き換えると、
キャブの下の部分。
ここにはガソリンがプールされる箇所があります。
ここにプールされているガソリンが蒸発することで、キャブ内の状態が先ほどのマグカップのようになっていく。
これが繰り返されて、
キャブ内にプールされたガソリンをエンジンに送るノズル(メインジェット、パイロットジェット)の通路が狭くなり、バイクの始動などに影響が出始めるわけです。
これを防ぐためには、
長期間乗らないことが予想される時期には、
キャブレターの一番下にあるドレンを緩めて、キャブレター内のガソリンを抜いておく。
これをやっておけば、冬眠明けのバイクの始動の際に悪影響が出にくいです。
というか、
これをやっておかないと、最悪の場合にはキャブレターのオーバーホール行きです。自分でできればいいですけど、出来なければお店にお願いするとして最低でも15000円〜の出費になることが想定されます。
インジェクションであればこんな手間は不要なんですが、この辺りはキャブのメンドくさいところですね。
すでに冬眠中の方も抜き忘れは無いですか〜?
できればバッテリーのマイナス端子は外しておく
おそらくどんなバイクであっても、車載工具を使えばバッテリーにはなんとかアクセスすることが出来ると思われます。
キックスタートが出来る車種なら冬眠明けの春にバッテリーが上がっていでもどうにでもなりますが、セルスタートのみのバイクの場合には、
ジャンプスターターが必要になったりするわけです。
ジャンプスターターは一つ持っていると恐ろしく便利ですが・・・
ちなみに
自分が持っているデイトナのジャンプスターターですら、2.4リッタークラスのガソリンエンジンのトヨタ車、ヴァンガードをジャンプスタートさせることができました。
このご時世だと、
ブースターケーブル <<<< ジャンプスターター
ですね。
冬眠前にバッテリーのマイナス端子(バッテリーに付いている端子の黒い側)を外しておけば、
冬眠明けのバッテリー上がり
を未然に防ぐことができます。
できればやっておきたい事
冬眠明けの再始動とは話が逸れてしまいますが、長期間使わずに冬眠させるバイクのフロントフォークのインナーチューブの表面にはシリコンスプレーやシリコングリスなどを塗っておいてあげたい。
長期間バイクを動かしていないと、フロントフォークのインナーチューブにサビが発生してしまうことがあり、
サビでフォークオイル漏れが起こるようになってしまうと、お店にお願いすればおそらく20000円〜のフォークO/Hになってしまう可能性があります。
あとは、
バイクカバーをかけておやすみなさい。
まとめ
ちなみに、預かりっぱなしのエストレヤが一台我が家にはあります。
外観はすでに長期放置されていた車両だったということもあり、ズタボロなのでカバーは掛けたりしていません。
が、
1ヶ月に一回はエンジンを掛けて駐車場内をグルグル。
それが終わる度に、キャブのフロート室内のガソリンを抜いてタンクに戻す。
ということを繰り返しています。
今年はどこかのタイミングでこのエストレヤをどうにかしてやろうと妄想継続中です。







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