台風直撃の大雨でもノーマルエアクリーナーのバイクだと普通に走れるというお話

台風直撃の大雨でもノーマルエアクリーナーのバイクだと普通に走れるというお話

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バルカン
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先代通勤号はスカチューンど真ん中なTW225でした。

当然エアクリーナーはむき出しパワーフィルターなため、雨や急激な横風ですらエンジンに影響を与えていました。

もちろん、雨天走行路にはまるでウルトラマンのようにタイマーが作動し、ボコボコ言い始めると赤ランプ点灯な感じ。

2重に雨対策を施してありましたが、大雨であればタイムリミットは約1時間。それをすぎるとボコつき始める。そんな可愛らしいTWでした。

TW225 エアクリーナー雨対策実施中
クルマのボンネットの中にあるエアクリーナーですら、むき出しのパワーフィルターを付けるのは避けていたのに、何を思ったのか、バイクのエアクリでむき出しですから、そりゃ雨にやられやすいわけです。 少しでも対策を講じておかないと、通勤車両としては失...

そして現在の通勤号はバルカン。

先代TWの反省を生かしてバルカンはノーマルエアクリーナーボックスを生かした状態で使っています。

昨日の台風の日も、直撃の時間帯をずらすことで相変わらずバイク通勤をこなしました。

というか雨だけであれば、どんな大雨であろうが問題ない位置に吸気口があるので、恐ろしいくらいの安心感です。

若干前後ともに使っているDUROタイヤが雨の時のグリップが弱く滑りそうな感じがするんですが、安全運転、安全運転・・・

バルカンのノーマルエアクリーナー

バルカンの純正のエアクリーナーの空気の吸入口はタンクの真下です。

上記写真の中のタンクを外した部分の下にある黒いプラスチックのような部品の手前側から空気を吸い込みます。

上の黒い箱みたいなものは、エアチャンバーみたいな形で設置されているんでしょうね。きっと。吸気の安定化が目的でしょう。

そこから真下のフィルターが入っているエアクリーナーボックスに繋がっていくわけです。

エアクリーナー交換|バルカン用 SIMOTA ハイフローリプレイスメントエアーフィルター OKA-8095
バルカンが手元にきた時点でエアクリーナーのフィルターは近いうちに交換しようとは思っていましたが、 先日からのオーバーフローによるガソリンでフィルターがやられたことにより、急ぎでフィルターを交換しておくことにしました。 今のところ、エアクリB...

ここですね。この中にフィルターが存在し、ゴミなどを除去してくれてからエンジン側に入っていくわけです。

ですので、

他の車種もよく考えられていますが、バルカンも他車同様に純正エアクリーナーの場合には、大雨であったとしても、

駐車時にはタンクで守られ、走行中もタンク後方から吸気することで前方からの雨やゴミの混入を防ぎ、フレームに付いているチャンバー部分で安定した空気をエンジン横に付いているエアクリーナーボックスに送り込むと・・・

こんな感じなので土砂降りの雨でも横殴りの雨でも、

走行して安全かどうか?

は別問題ですが、走行は可能です。湿気を多く含むためにキャブ車の場合には多少カブリ気味になることはありますが・・・

いたって普通に走れます。

こうやって吸気口の上からタンクが覆っているために雨でもOKな訳ですね。

タンクを社外品に交換するとエアクリーナーも変えることになる

使おうと思えばノーマルエアクリーナーも使えるんですが、

先ほど書いたように、エアクリーナーの吸気部分。黒いチャンバー?部分はバルカンの1ほんのフレームの真上に存在します。

バルカンを社外タンクに交換しようとする場合には、

一般的に、

  • フレームのステーをカット
  • サーモスタットの移設
  • エアクリーナーの交換

最低でも3工程が必要となります。エアクリーナーの交換が必要なわけは、上記理由ですからわかると思うんですが、

吸気口、チャンバーを撤去することになるために、無理やり純正エアクリーナーボックスを利用しようとすると、吸気口が真上を向いてしまい雨、ゴミの混入のリスクが一気に増えちゃうわけです。

まぁ、見た目の問題もあるのでエアクリーナーを交換するというのもカスタムの王道と言えば王道ではあるんですが、

マフラーを交換する以上にリスクを伴っちゃうわけです。

さらにタンクを交換すると航続距離が半分程度になってしまうという・・・w

ここなんですよね〜。タンクを変えたいんだけど踏ん切りがつかないポイント。。。

雨天走行時の心配が増すのと航続距離の問題

社外エアクリーナーの場合にはサイドからの吸気になるのでどうしてもノーマルエアクリーナーの耐雨性能には劣ります。

駐輪場も屋外だし通勤は雨でも関係なしだし・・・

定期的に往復200kmの走行をこなすので、せめて200kmは無補給で多少の余裕を残して走破してほしい・・・

ほんとは、

ティアドロップなシンプルなエアクリと、

スポスタなタンクでシンプルにしたいんですけどねぇ・・・

社外エアクリでも雨は全く問題ないよ!とかいう人

たまにいるんですよね。

バイク屋さんですら

「スカチューンでパワフィルですけど、雨でも大丈夫ですよ!!」

とかw

実際、自分がTWを入手した時の店員さんがそんな感じでした。

「行けるわけないしw」

と自分の中で思いながらも、ある程度雨の対策を施すアイデアを持っていたので気にもしませんでした。

社外エアクリでも実際は雨でも問題なく走れるのか?

という極論から考えていくと・・・

走れるっちゃ走れる。雨の程度と風の吹き方で影響が出るかもしれないし、なんとか出ずに走れるかもしれない。

そして、

駐輪時の雨の影響の有無が走行できるかどうかをを大きく左右します。

こんな感じです。

ただ、間違いなくノーマルエアクリーナーボックスと比較してしまうと、限界値は低くなりますので、

多少の雨が予想されてもツーリングにはカッパ持って行くよー。

って方はノーマルエアクリーナーボックスを活用されることをオススメします。ハーレーダビッドソンなツーリング好きの知人は社外エアクリから雨対策でノーマルに戻してましたね…

結構高いエアクリ付いてたはずなんですが笑

ガレージ内保管、雨の日には走りたくない。

っていう場合には社外エアクリーナーをつけてもよし、ゴミの混入の問題はありますが直キャブでも問題はないですよね。

まとめ

ノーマルエアクリーナーボックスを使わないといけないと自分に思い込ませるための理由を探しているだけのような気がしますw

10L程度のスポスタ系のタンクが存在するのであれば、エアクリーナーボックスも純正加工するなり雨対策を施して使っちゃう気がしなくもないです。

結局はタンクの問題なんですよね・・・

現在の長距離でのバルカンの燃費はあまり変化することなく24.5km/Lあたり。

24.5km/Lだと8Lタンクで航続距離が196km・・・

ダメですね。却下です。

バルカン
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