昨日、バルカンにワコーズのフューエルワンを入れてみたわけです。
フューエルワンの影響で、仮にタンクからの劣化ガソリンなどが固形気味な状態でキャブに流れたとしても、フューエルフィルターで防げるのでキャブには流れません。また、キャブ内部はある程度洗浄済ですのでキャブレター本体内部からは不純物は発生しにくいはずなので、2度あることは3度ある的なオーバーフロー、ジェット詰まりなどのキャブレタートラブルは起こらない予定です。
フューエルワンを初回に入れた量は、燃料満タン15Lに対して100mlでしたが、すでに早速若干失火気味となっています。もう少し入れる量を減らして、入れる回数を増やす方が良かったのかもしれません。今後フューエルワンを使う機会があるならば、75mlを4回とか50mlを6回とかに分けようと思います。
ただし、今回は100mlを3回に分けて入れることを変更はしません。あと2回の給油のたびに100mlずつ添加してみます。
こんな感じなので、フューエルワン1本分の投入が終わったら
「もしかしたら三拍子の感じも変わるかも?w」
と思ったので、排気のリズムをyoutubeに記録しておくことにしました。
動画で記録させておくのは3パターン
- 通常使っているくらいのアイドリングでの三拍子
- なんとか三拍子を保てる程度に下げたアイドリング
- なんとか三拍子を保てる程度に上げたアイドリング
の3パターンです。
現状のバルカンの吸排気の構成
現在の自分のバルカンの吸排気系の構成は、
エアクリーナーBOXは純正を使用
フィルターは社外品のハイフロータイプが入っており
SIMOTA ハイフローリプレイスメントエアーフィルター(エアフィルターの記事)
マフラーは中古品で購入したのですが、
おそらく
EASY RIDERS ファットドラッグマフラー 70φ
(インナーサイレンサーは2本ともに装着した状態で400ccにしてはそこそこ満足できる排気音で、そこそこな迷惑レベルですのでサイレンサーを外すのは現実的ではなさそうです。)
と言う構成ですので、特別珍しい箇所は全くありません。この状態でアフターファイアが発生したりすることもなくプラグの色も許容範囲でしたので特別キャブのセッティングのやり直しは必要では無さそうです。
アップした動画は音質、音量ともに実際のモノとは少し違うイメージですので
あくまでも
「排気のリズム」
だけデータとして残してみた感じです。
データとして残してみる理由は?
アイドリングのリズムをデータとして残してみる理由は、
先日フューエルワンを入れ始めたことにより、もしかしたらカーボンやデポジットが落ちることで、
「排気のリズム変わるかも?」
フューエルワンの燃料ラインの洗浄効果によって排気のリズムが変化があれば、これまたフューエルワンの効果が確認できたことにもなるので一石二鳥かと思いまして・・・
バルカン 通常時アイドリングでの三拍子
普段通勤などで使っている時のアイドリングです。
もちろん暖気後です。
普通にバルカンっぽい三拍子は奏でてくれています。
普段の通勤では暖気が不足した状態でスタートすることが多いので、エンジン的にまだ下げてもいい感じが残る程度?に調整してあります。
この感じで自分のバルカンでは暖気不足な状態でスタートしても、エンジンが止まったりすることはほぼありません。
ちょっと忙しい感じ?でしょうか・・・
なんとか三拍子を保てる程度にアイドリングを下げてみた
次に少しアイドリングを下げていきます。
下げて調整してみたあたりがなんとか三拍子を保ているんじゃない?くらいの感じです。
ここより下げていくと三拍子のリズムはもっと崩れてしまい三拍子はキープできなくなり二拍子に、さらに下げていこうとするとアイドリングをキープできずにエンジンが停止してしまいます。
古いハーレーなどではもっとエンジンが停止しそうになるくらいまでアイドリングが下がるイメージですが、その辺りが本家とバルカンとの大きな違いでしょうか。
まぁ、バルカンな三拍子は奏でてくれていますから別に十分です。
なんとか三拍子を保てるようにアイドリングを上げてみた
次はアイドリング値を徐々に上げていって
なんとか「三拍子」をキープできるくらいのアイドリング値まで上げてみました。
これ以上アイドリングをあげると、自分のバルカンだとリズムが無くなりました。
普段使っている時とアイドリングの数値的にはそんなに大きく違いはないのかもしれませんが、動画で比較してみると通常時より気持ち忙しい感じでしょうか・・・いや、大差ないかも
三拍子が崩れて元に戻ろうとするあたりでアイドリングの高さの違いをかろうじて感じることができるような程度です。
冬なら自分だと、最低これくらいには調整するかもしれません。
まとめ
現在フューエルワンを入れ始めたバルカンのVN400 ’95年式のアイドリング時でのバルカンな三拍子をデータとして記録してみました。
フューエルワンを給油3回に渡って投入する予定にしていますが、その後でバルカンな三拍子のリズムに変化が出たりすれば面白い結果になるんですが・・・
「さらにアイドリング下げてもなんとかバルカンな三拍子キープしてるやん!」
とか
「超高速バルカンな三拍子」
とかですね。
まぁ、そんなことなさそうですけどw
何も変化がなかったとしてもファットドラッグマフラーっぽいマフラーの排気音の参考になるので、それはそれでいいとして・・・
今度インナーサイレンサーを抜いて試してみようw



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