CRF250L(MD44)のツールボックスの中にももちろん車載工具は入っています。
しかし、
携行する工具=自動車保険などの補償内容
と言い換えることができるかもしれません。
携行する工具を増やせば、どうにかなるシチュエーションはもちろん増えるけど重くなる。
自動車保険の補償内容を増やせば補償される範囲は広くなるが、保険金額は高くなる。
今回は、
CRF250Lのパンクを仮定して、ホイールを外すためだけに必要な工具をピックアップしてみました。
思った以上に必要です。
ポイントはフロントのホイールを外すためのでっかい六角レンチをどうするか?
ですかね。
CRF250L(MD44)の前後アクスルシャフトを抜くためには?
フロント側

アクスルシャフトを回すためにでかい六角レンチが必要です。
その前にシャフト上部についているボルト2本を緩める必要があります。
その組み合わせは、

でっかい六角レンチのサイズは「14mm」
14mmというサイズになると長さを持たせようと思えば重量が増えるし値段も高くなる。
悩ましいポイントです。
自分は、14mmのソケットを使用しています。
ただし、14mmのソケットになると一般的な3/8(9.5sq)サイズのラチェットレンチは使用できず、1/2サイズを使用する必要があります。
そこで、自宅で使用する際には1/2を使い、出先に持ち歩く際には1/2⇨3/8に変換するアダプターをつけて3/8(9.5sq)のラチェットレンチやスピナなどと合わせて携行するようにしています。
こんな感じのソケットですね。
あと上部にある2本のボルトは「10mmメガネ」
こちらはリアでも使いますので併用することが可能です。

この2種類があればフロントのホイールを脱着することが可能です。
リア側
リアの工具はサイズがどうしても大きくなってしまいます。

ホイールのアクスルシャフトを抜くためには、左右で別サイズのメガネが必要となります。

左側のは19mmのメガネ。
右側は24mmのメガネレンチ。
そして、リアにはチェーンがありますので、チェーンアジャスターを緩めるために、

12mmのスパナと10mmのスパナが必要です。
10mmはフロントでも使います。
ざっとフロント、リアのホイールを外すためだけでもこれだけの工具が必要です。

あと、
仮にパンクなどでタイヤを外す必要がある場合などには、さらにタイヤレバーが必要です。
携行する際はまぁ2本ですかね・・・?
さらにさらに、
上記画像の一番左端に写っているもの。
エマージェンシーサイドスタンド。
要するにホイールを外した時に支えるためのつっかえ棒。
これが無ければホイールは外せません。

要するにただのつっかえ棒ですが、リアはもちろん。絶妙なつっかえ方でバランスを取ればフロントでも使うことができます。
なくてもどうにかなりますが、あれば安心できるアイテムです。
純粋にホイールを外してタイヤを外すためだけでもこれだけの工具が必要となります。
ホイールを外すだけでもこれだけ工具が必要
パンクのリスクを考えてホイールを脱着できる工具一式を携行しようと考えるだけでもこれだけの工具が必要となります。
さらに、
パンク修理を想定するのであれば、最低でもパンク修理キット。パンクの修理を少しでも楽にしようと考えるのであればスペアのチューブなど・・・。
工具だけでも結構な重量になってくると思います。
自分の場合は・・・?
昨年、
車も含めて何年ぶりか?わからないレベルで久しぶりにパンクを経験しました。
そんなこともあり、パンクに対して少しでも対策をしておきたい一心で通勤でも常に背負っているアイテムがあります。
ホルツのタイヤウェルド。
いわゆるパンク修理剤です。
パンク修理できる工具一式を携行するのではなく、パンクしたタイヤで最低限移動できる状態を作るアイテムという感じです。
昨年パンクしましたが、やはり現地でパンク修理ができたとしても・・・
時間が無い。
特に通勤などで使っている最中だと尚更です。
そんなわけで、
普段からホルツのタイヤウェルドを携行。
山に入る際には重たい工具一式を持ったり持たなかったり。
そんな感じです。
まとめ
もう少しコンパクトにまとめる方法があれば携行する率も上がるんですが、手持ちの工具は安物が多くて重いし嵩張る。
実際に並べてみると、気軽に持ち歩こうとは思えないんですよね・・・。
そして、
近くにホームセンターがあることを知っている場合などはまず持ち歩きませんw
 
 









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