実際のところ、リアフェンダーと4個付いている荷掛フックでシートバッグ程度は装着できると思いますが、
年に何度か、それ以上の積載をしたいことがある。
そのためだけに大きなリアキャリアを装着するのもなんなので、一番コンパクトそうなH2Cのリアキャリアを装着してみることにしました。
タイ製のキャリアになるようで、
- キャリア自体の精度はそれほど良くはない。
- 取付説明書はタイ語?(大した問題ではありません)
- 積載は3kg
という必要最低限の大きさのキャリアですが、自分には十分な積載スペースでした。
少しでも積載できるようにキャリアを装着しておきたいけど、見た目に大きく影響するようなしっかりとしたキャリアほどは必要ない。
H2Cのリアキャリアは、CRF250にちょっとした積載能力を持たせるためのキャリアとしては最適なリアキャリアだと思います。
H2Cのリアキャリアを開封してみた
色々とCRF250に装着できるキャリアを調べていましたが、大体3kgか5kg積載可能なキャリアが多い。
そこまで積載能力を求めていなかったので、とりあえず一番安く手に入りそうなスチール製のリアキャリアでH2C製のものを購入してみることにしました。
価格は7000円を下回る価格帯のキャリアで、レビューなどをみてみると、
「精度が悪く加工が必要だった」
などという評価もあり、到着までは少し心配でした。
が、
開封してみると、ぱっと見は「案外良さげな」リアキャリア。

リアボックスなどを固定できるようにボルト穴が二箇所開けられています。
塗装の仕上がりもまずまずで、それほど悪い製品ではないようです。

付属してくるものは、
- リアキャリア本体
- 取付ボルト4本とスペーサー
- タイ語の取付説明書
こんな組み合わせです。

取付説明書を見てみるも・・・
読めたのはCRF250という表記と数字程度という全く読めないに等しい取付説明書で解読不能ですが、
付属のボルトの長い方が前側で短い方とスペーサーが後側ということはかろうじて理解できました。

長い方が前、短い方とスペーサーが後側に付けるのなら最初から短い方とスペーサーを一緒にしておけばいいのに。。。とか思ったりもします。
CRF250(MD44)にH2Cのリアキャリアを装着してみた
タイ語の取付説明書の読める範囲内で取付には一切問題はありませんでした。

前側のシートと共締めになっているボルトは長いボルトを利用。若干リアキャリアの幅が狭く、無理やり押し込む形にはなりましたが、加工が必要というレベルではありませんでした。
そしてリア側に、

短いボルトとキャリアと本体の間にスペーサー。
こちらは本体の寸法通りの幅で全く問題ありません。H2Cのキャリア自体は悪くないモノだと思います。
CRF250(MD44)にH2Cのキャリアを付けたらこんな感じ
このH2Cのリアキャリアの一番の特徴は、
「コンパクトさ」
キャリアの中でもスリムで座面との高さの差も少なく、見た目的にもそれほどキャリア感をアピールするモノではありません。

真上からみてみると、若干リアフェンダーよりも幅広い程度ということがわかります。
そして、

リアフェンダーとのクリアランス自体は10mm程度あるのか?ないのか?という感じでかなりフェンダーに沿って装着する形となります。
この辺りは好き嫌いが分かれる部分かと思います。

クリアランスが少ない代わりに、シートとの段差が少ないというメリットもあることも事実で、少しキャリアよりも長いモノでもシート&リアキャリアを使って積載することが可能となります。
装着後、
- バイクを移動させる際に持つところができた。
- またいで乗るときに前側の荷掛けフックに膝蹴りすることが無くなった。
- タンデムの際の掴むところが出来た。
- マフラーと荷物とのクリアランスが確保できた。
とキャリア用途以外のメリットも感じます。
唯一の残念なポイントは、

積載物を引っ掛けるフックが2ヵ所しかないというところ。
サイズ的に難しかったのかもしれませんが、あと2ヵ所あればコンパクトなリアキャリアとして完璧だったと思うんですが・・・。ここだけは残念です。
まぁ、そんな大きな積載を想定していないんだと思います。
まとめ
ホンダの標準オプションのリアキャリアはキジマ製のもので5kg積載ができるもの。
が、
H2Cのリアキャリアはそれよりも3kgとキャリアのスペック的には劣りますが、フェンダーからのはみ出し、クリアランスも少なくかなりコンパクトにまとまったキャリアでした。
用途によってはかなり良い選択肢のリアキャリアだと思います。
値段も安いですし。
ただ、
リアキャリアを装着すると、シート下にアクセスする際に若干手間を感じるようになりました。



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