バイクで子供とタンデムできるバイクの種類と子供用プロテクター

バイクで子供とタンデムできるバイクの種類と子供用プロテクター

スポンサーリンク
CRF250幼稚園児とタンデム バイク全般
この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

上の子が小学校の2年生男子で8才。

下の子が幼稚園の年中で5才。

共にちょっとした緊急のお迎えであったり、近くまでの移動の際にバイクの後ろに乗ってタンデムで移動することを楽しみに思っている様です。

バイクに子供とタンデムで乗るなんてもってのほか!

という考え方の方もいるのは十分承知ですが、我が家でタンデムで使っている装備などを書いてみたいと思います。

タンデムできる条件とは?

まず根本的に、ライダーさんの運転免許が一年以上経過していないと根本的にタンデム走行はできません。高速道路でのタンデムに至っては、取得後3年。

これは当たり前の話。

しかし、同乗者である後ろに座る人の条件に関しては一切記載がありません。

そういうバックグラウンドもあり、

「子供と何歳からタンデムできるのか?」

「子供にバイクに乗せてくれと言われるが、身長何センチからいけるのか?」

と言った疑問とぶつかることになると思います。

子供とのタンデム走行に向いた車種は?

我が家には2台バイクがあり、一台はアメリカン 、もう一台が原付という構成となっています。

バルカン後方から

こちらの方が排気量も大きく、座面の位置も低いことから乗せやすいことが想定できますが、アメリカンの場合のネックとなるのが、

「タンデムステップの位置とマフラーの距離」

です。マフラーの種類にもよりますが、タンデムステップのかなり近い位置にマフラーがあり、足裏が危険。

こう言った理由をベースに、アメリカンであるバルカン400はソロシートを付け、1人乗り登録とすることで法律的に乗れなくしてしまい、子供達が後ろに乗りたがったとしても乗れない状況を作ってあります。

子供「乗りたい!」

自分「ひとり乗りだからダメ!警察に捕まるよ!」

の一言で済みます。

一方もう一台のバイクは、子供とのタンデムに当たって一番最初に想定するであろう、原付2種のスクーターである、アドレスV125です。

アドレスV125 ミラー

原付2種のスクーターが一番子供とのタンデムに向いている!

と、思われるかもしれません。

確かに座るまでの距離、リアボックスを装着してあれば万が一の背もたれとして利用できるなど、かなり使いやすい面もある一方で、致命的な問題点が一点あります。

アドレスV125のタンデムステップ

実は原付2種のスクーター全般に言えることですが、

タンデムステップの位置はかなり遠く、小学生の足が届く可能性は限りなく低い。

座面が広いという点も相まって、足をブラブラさせながらタンデム(送迎)している理由がここにあります。

我が家では火傷の危険性のあるアメリカンでのタンデムは避け、ステップに足を乗せられる安全確保をした上で原付2種スクーターでタンデムするという方法をとっています。

でも実は・・・

原付2種クラスのオフロードバイク 、

つまりカワサキ、KLX125とDトラッカー125。少し大きくなるけどYAMAHA XTZ125

足つき、子供もタンデムステップに足が届く。コンパクトだし最適なタンデムバイクのような気がしています。

一度、実はタンデムも考えた車両入れ替えを考えたことがあり、

子供達をYAMAHAのXTZ125の後ろに座らせてタンデムステップに足が届くのか?

と、試したことがありますが、問題なくバッチリタンデムステップに届いていました。

CRF250幼稚園児とタンデム

その後、バイクをCRF250Lに乗り換えました。

幼稚園児(身長約100cm)を後部座席に座らせてみたところ、問題なくタンデムステップに足がかかります。

大人2名でのタンデムは少々厳しいオフ車ですが、子供とタンデムするには理想的な車種かもしれません。

原付2種のスクーターで安全に子供とタンデムするために

先ほども書きましたが、

ステップがおそらく届かないであろう点以外の部分では、原付2種のスクーターはかなり子供とのタンデム車として理想的な車種です。

我が家では、安全に子供とタンデムできる様に最低限の安全装備として以下の物を利用しています。

ヘルメット

もちろん子供用のヘルメットです。フルフェイスが理想ではありますが、重量による首への負担などということも考えて、シールド付きのジェットタイプを愛用しています。

大人用と子供用のヘルメット

右側のアイボリーのヘルメットが子供用として使っているヘルメット。

SG規格も最低限取得しており、重さも1キロちょっとということで最低限がこのクラスかなと思われます。

SG規格子供用ヘルメット

最低限の安全規格は通っているヘルメットになりますし、

子供用ヘルメットのストラップ

ワンタッチバックルのタイプになっていたので、慣れてくれば自分でヘルメットを脱着することができています。

最低限という意味では、購入して正解だったなと思える商品でした。

しかし、子供用のヘルメットを探すとなると、種類はほとんどなく選択肢もあまり無い。

現在実際に子供達に使わせているヘルメットがこちら

価格的には5000円程度ということで手が出やすい価格帯だと思います。

子供用なので子供の頭に併せた浅目の帽体となっており、重さもそれほど気にならない様です。

他には、

同じ価格帯でシールド付きのヘルメットがネオライダースから販売されていますが、

子供達2人とも「星がついてるヘルメットの方がいい!」

と言ってこちらを選んだ記憶があります。

タンデムベルト

子供達とタンデム(ちょっとした送迎)する際。

  • 子供達がどこをもてばいいのか?
  • 落ちないか?

というごく当たり前のことが気になるはずです。

ヘルメットはもちろんのこと、リアボックスがついていて後ろには落ちにくとしても、ヘルメット同等の必要装備と思われるのがこのタンデムベルトです。

我が家では似た様なシンプルな作りの物を愛用しています。高価なものや装着に時間のかかるものは着用率が下がってしまう可能性があるので、簡単な作りのものが子供達が嫌がらずに装着してくれると思います。

これで物理的に子供と大人がベルトで繋がれ、大人側に持ち手がついていることで子供達が握っておける箇所が確保できます。

年齢にもよりますが、寝てしまう危険性なども考えた際に絶対に必要と思える装備です。

タンデムステップ

原付2種スクーターでの子供とのタンデムにおいて、唯一のネックとなっていたのが、

タンデムステップに足が届かないこと。

でした。

そのまま足をブラブラさせながら乗ってみたり、何か延長させる物を置いてみたりして試行錯誤していましたが、

結局、

ステップを延長させるというよりも、シートからステップを垂らすという構造のスクーター用のタンデムステップを購入し、愛用しています。

これなら何か車両側に加工して装着するというわけでもなく、使うときだけさっと出せる。

やはり、

足をしっかりと固定できていれば、子供達も安定してタンデムできる様です。カーブに差し掛かって車両を傾けたりしても安定して乗れています。

必要最低限という装備ではないかもしれませんが、持っていればすごく安定走行できるアイテムになりますので、運転する側としてかなり運転しやすくなるアイテムと捉えて間違いないと思います。

プロテクター

あれば装着するべきだと思いますが、ちょっと近くのコンビニまで。

という様な場合など、TPOに併せて着用を検討するべき装備になると思います。

胸部プロテクターとして

FOXの肩までカバーできるプロテクターを着用させています。

肘、膝などはごく普通の自転車兼用で使える物を利用という形です。

原付2種スクーターで子供とタンデムをする際の装備の使い分け

もちろん常にフル装備が理想ですが、常にプロテクター類一式を装着しているか?というとそういうわけでもありません。

本当に自転車でいくかわりにさっと原付で行くようなコンビニレベルの距離であれば、

ヘルメットとタンデムベルトの2点

それ以上の距離であればフル装備というような使い分けをしています。

ヘルメットはもちろんですが、タンデムベルトは一度使い始めてしまうと無ければ怖い。と思ってしまうほど優れもののアイテムです。

ちょっとした学校や習い事の送迎などで原付を使っている方など、一度試してもらえれば安心感が増えすぎてびっくりしてしまうことと思います。

自分の中ではヘルメットよりむしろ優先順位は上なんじゃないか?

とさえ思っている物なので。。。

まとめ

バイクで子供とタンデムする。

子供たちにとっては楽しいと感じることかもしれません。

実際、原付2種スクーターの後ろに乗せて移動したりすることもあるので、こう言ったことを書くのはおかしいのかもしれませんが、

できることならバイクで子供とタンデムしない方がいい。

こう思います。

車で送迎できるのなら車を使う。自転車で一緒に移動できるなら自転車で。

どうしても原付2種スクーターでタンデムしないといけない状況があるために、普段からタンデムさせてうまく後ろに乗れるように練習させている。

というのが我が家の実情です。

バイク全般
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク

コメント