雨の日のバイク通勤(スクーター)の運転で気をつけるべき一番のポイント

雨の日のバイク通勤(スクーター)の運転で気をつけるべき一番のポイント

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毎日の通勤の足を車からバイクに変えてからは、雨であろうが寒かろうが常にバイク通勤で片道10kmほどの距離を通勤しています。

夏の暑さ、冬の寒さ、雨を乗り越えることができるようであれば、バイク通勤を挫折することは無いでしょう。

車と比べて通勤時間の減少、通勤コストの削減などメリット満載。

特にガソリン代なんて、驚くほど節約されることは間違いありません。

しかし、

車と違って、当然のことながら安全面に不安が残ることも事実。4本のタイヤで最初から安定している車と違い、バイクの場合には2本のタイヤで動くことでバランスをとる乗り物。

当然通勤にバイクを使う場合には車以上に注意すべきポイントが存在します。

今回は、知人が雨の日の原付で通勤時、スリップして転倒するという自損事故を起こしたこともあり、注意喚起の意味合いで書いています。

ここでの注意すべき点というものは、いわゆる原付などのスクーターをイメージして書いています。

雨の日のバイクは滑りやすい?

雨の日のバイクはよく滑るから気をつけて!

と言われるかと思います。

雨のバイク

タイヤが同等レベルのグリップ力を持つとして、車とバイクではそれほど滑りやすさに違いがあるのでしょうか?

この辺り、間違えないようにしておきたいのが、

車の場合は、

4本のタイヤで路面をグリップしていますので、4本のうちの1本が仮に滑ったとしても残り3本が滑ることを防いでくれます。

かつ、4本のタイヤで支えられているためバランスを崩して転倒するということがありません。

一方、

バイクはというと、

  • 路面を支えているタイヤは2本しかない。
  • 2本あるタイヤのどちらか1輪でも滑ってしまえばアウト。
  • 動くことでバランスをとっているため、滑るとバランスが崩れてしまい転倒しやすい。

やはり、2本しかタイヤが無いという部分が大きなネックとなってしまいます。

ので、

バイクが滑りやすいというわけではなく、もちろん車でも雨の日には滑りやすくなる。

そして、双方とも滑りやすくなるわけですが、バイクの方がより滑るリスクが高くなるということです。

結局ブレーキの制動距離や滑りやすさの根本的な部分というものは、タイヤのグリップと路面の摩擦抵抗。

摩擦抵抗が低くなる雨の日のバイク通勤の運転は慎重にするべきというのは当然のことかもしれません。

雨の日のバイク通勤で一番気をつけるべきこと

雨の日のバイク通勤で転倒、滑る一番のポイントは、

制動時

です。

要するにブレーキをかけたタイミング前後でのスリップ、転倒。

知人の雨の日の原付通勤の自損事故のシチュエーションも同様でした。

前の車がブレーキをかけたので、自分もブレーキをかけた。そうしたら気付いたら転けていた。

という流れらしい。

ブレーキをかけたんだけど、タイヤと路面のスリップさせてしまう限界以上に強くブレーキを握ってしまったこと。

もちろん運転技術的な面からの予測というものは大前提ですが、ブレーキをタイヤと路面のグリップ力以上の強さで握ってしまったことがスリップして転倒してしまった原因。

雨の日原付通勤でブレーキで気をつけるところは?

かつてバイク便の仕事を手伝いしていた時期があり(現在もたま〜に手伝いで走ることがあります)、色々な方から雨の日に気をつけているところを聞いたりしたことがあります。

基本的にはだいたいみんな同じ。ペイントの上を走らないとか滑りやすいマンホールの上を走らないとかといった当然でしょ!という部分は除外していますが、

  • ブレーキは直線で直進している時に使って減速しておく。
  • カーブではできるだけブレーキを握らない。むしろブレーキが必要となる速度でカーブに侵入しない。
  • できるだけリアブレーキを使う。

こんな感じでした。

当たり前の話です。

リアブレーキをメインで使う理由は?

リアブレーキをメインで使うのには理由があって、フロントブレーキを強くかけすぎた時にスリップして転倒してしまうときはフロントが突然滑ってしまうため予測が付きにくく、原付的にも体的にもダメージが大きくなることが多い。

という話がほとんどのバイク便の方との一致した意見でした。

リアブレーキを必要以上に使いすぎてリアタイヤが滑りはじめたとしても、まだ車体をコントロールできる可能性は残されているわけです。

ただでさえ滑りやすくなっている雨の日のバイク通勤なのでちょっとしたことで転倒を防げるかもしれません。

雨の日のバイク通勤ではリアブレーキを多用しましょう。

まとめ

特にフロントブレーキがドラムブレーキ、そして通勤で使い倒されて調整されておらずあまり効かないリアのドラムブレーキのまま乗っている原付。

が一番雨の日に滑りやすいと思います。

リアのドラムブレーキが効かないから、晴れでも雨でもフロントブレーキを使うんだけど、ドラムブレーキなのでうまく微調整できず、フロントがロックしてしまうくらい握ってしまい転倒。

こんな感じです。

知人の原付もフロントドラムブレーキ、リアは調整不足で効きの悪いドラムブレーキw

しっかりとリアブレーキが効くように調整しておいて雨の日にはしっかりとリアブレーキを使いましょう!

ちなみに、

リアブレーキは左手です。フロントブレーキが右手です。

よく見かけますが、

左手にスマートフォンを持ちながら右手でアクセルとブレーキを操作・・・なんて雨の日にはもってのほかです。

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