本日、やっと待ちに待った新型BR002にモデルチェンジとなったワークマンのバイカーズというレインウェアが到着しました。
ご提供いただきましたワークマン様本当にありがとうございます。
BR001として新発売されたワークマンのバイカーズがついに新しいモデルに変更となりました。
カラーバリエーションは旧モデルのバイカーズBR001と同じく4色ラインナップ。(新色ネイビーが追加されてます。)
以前から気になっていた部分が改善されていたり、生地的なスペックが向上していたり期待感満々の状態でのレビューとなります。
旧モデルと同様に通勤通学はもちろんのこと、コンパクトになったおかげで携帯性も向上!
コスパ最強レインウェアにさらに磨きがかかったような感じですね。
何年か使っていますが、今の所浸水も無く雨の通勤も快適にこなせています。
レインウェア ワークマン バイカーズ BR002

早速到着したダンボールを開封したところ、前のモデルと似たようなパッケージングで収められています。
間違えて旧モデルを購入したりしないように注意が必要かもしれません。
期待を込めて開封していきます。

今回のニューモデルとなったワークマンの新しいバイカーズの耐水圧は20000mm、そして透湿性能が追加され2,000g/㎡/24hとなっています。
耐水圧のスペックだけで見ても、
もう他のバイク用レインウェアのハイスペッククラスに引けをとりません。
透湿性能が追加されましたが、この数値程度あればそれほどレインウェア内の蒸れを十分に放出できるという数値ではありませんのでオマケ程度と捉えて問題ない数値だと思います。
透湿性能の低さが高価なレインウェアとの違い。そしてきっと安さを生み出している秘訣。
耐水圧はハイスペックなレインウェアと比較しても遜色ありませんので、濡れないレインウェアであることは間違い無いです。

しかし、価格がアップしてしまうのか?
と思わせておいてBR001の旧型バイカーズの価格そのままの販売価格でした。さすがワークマンといったところでしょうか・・・?
ワークマン バイカーズのサイズ感
サイズチャート的には前モデルと同じようなサイズ感となっているようで、今まで大活躍してくれたBR001と同じサイズで純粋に比較したかったということもあり、BR002のバイカーズもカラーはブラック、サイズはLLで使わせていただくことになりました。

ちなみに、当方のスペック的には
174cm65kgというごく標準的なスペックでLLを選択しています。通常のバイクメーカーから販売されているサイズの割には少し大きめという意味合いで購入するとすれば3Lあたりを購入すると思います。
ちなみに、
自分の場合、旧モデルのBR001のバイカーズのLLを着用していた時には、着込んだ冬場は窮屈すぎて使いずらい。という感じのサイズ感。
春〜秋は問題ありませんでした。

ワークマン公式サイトの説明はこんな感じ
バイクにも対応するハイスペックレインスーツ!。
ワークマン
お値段はそのままに、透湿素材を採用して衣服内の蒸れを軽減!さらに耐水圧も向上!
商品番号/BR-002
素材/ナイロン100%(ポリウレタンラミネート)
裏側/ポリエステル
耐水圧:20,000mm
透湿度:2,000g/㎡/24h
※こちらの商品は防水性を高めるため、上着・ズボンにポケットは付いておりません。
※防寒商品ではありません。
おすすめポイント
3層構造生地で外側は雨や風を内に入れない。
軽量な上下組。
取り外し可能なフード付き。
フロントは2重前仕立て。
首の絞りアジャスター。
袖口の絞りアジャスター。立体裁断で腕を上げても突っ張らない。
ウエスト絞りアジャスターで風圧によるバタつき防止。
ワイドオープン面ファスナーでブーツを履いたまま着用可。後方からの視認性を高める反射テープ付き。
腕・腰・裾部分に反射材付き。
便利な収納袋付き。
※パンツのお色はそれぞれブラック色となります
ニューモデルのワークマンバイカーズBR002は3レイヤーで裏メッシュが無い!コンパクトだ!
新型になり、開封した時に一番に思ったこと。
それは、
3レイヤーにスペックアップしたおかげで裏地のメッシュが無くなり、かなりコンパクトになったこと。
でした。

旧モデルとなったBR001のバイカーズの耐水圧は15000mm、透湿性は無し。
という生地でしたので生地自体ミドルクラス程度の耐水圧だったものが、20000mmとなって他のハイスペックなバイク用レインウェアにも負けない素材を使ってきたようです。
以前の耐水圧15000mmの生地だったBR001のバイカーズですら濡れることは皆無でしたので、今回の素材になればさらに安心感をもたらしてくれることと思います。
しかし、
初期モデルだからなのか?バイクメーカーではないワークマン販売のバイク用レインウェアだからなのか?不満点はあったことも事実でした。
こういったところがいかに解消されているのかチェックしていきたいと思います。
新型ワークマン バイカーズは好印象な改良が多数!
まずは順番にジャケット側から見ていきます。
BR002バイカーズ/ジャケット
パッと見た時点で期待できる部分が2点
- フロントの前タテ部分のマジックテープ一番下のボタンが追加
- 3レイヤーとなったことで裏メッシュが無くなったこと

それほどデザイン的な見た目に変化はありませんが、ロゴの位置だったりリフレクターの位置、マジックテープの素材など色々と変わっている部分が見受けられました。
まずは・・・
前モデルのBR001のバイカーズを使っていた時にずっと思っていた事ですが、
ドローコードでジャケットを絞ってあると…
マジックテープの一番下にボタンが無い為に勝手に下からジャケットが開いてくる事がよくありました!

ファスナー自体は今まで通りの通常ファスナーですが、マジックテープの素材が変更となっており、マジックテープの脱着に少し力が必要。つまりマジックテープの固定力がアップしているようです。
そして、

ウチのBR001のレビューブログを見てくれていたのか?!
と思えるようなマジックテープ一番下部分にボタンがついてきました。これで走行中にマジックテープが勝手に開いてくることはなさそうです。

もちろんマジックテープは部分のみというわけではなく、前を全て覆うようについていますので、バイク用として高速道路の雨などに対しても前モデル同様に問題はなさそうです。
さらに、
前モデルのBR001の時点で手首部分のマジックテープには一切不満はありませんでしたが、こちらも改良されて素材が変更。袖丈などのサイズ感に変更はなさそう。

そして、そして、持った瞬間にコンパクトになったなー
と思わせてくれた3レイヤー化
前モデルのBR001バイカーズの裏地はこんな感じで、

裏メッシュが好きな人もいるかもしれませんが、基本的には3レイヤーの素材を使用しているのであれば裏地にメッシュをわざわざ使う必要はなし。
素材のスペックという意味合いでは前回のBR001からBR002のバイカーズになって素材のスペックアップもされているわけです。
当然、耐水圧も
15000mm → 20000mm&透湿性能2,000g/㎡/24hが追加
とスペックアップ。

新しいBR002のバイカーズでは裏メッシュがなくなり、このような少しサラサラとした素材が使われています。トリコット素材とのことです。裏地が濡れた時の乾き具合が若干気になるところでしょうか?
でも、
肌触りもなかなかで、ガサガサするカッパ感はあまり感じません。

もちろん縫い目には全てシームテープで処理されており、縫い目からの浸水の心配もなさそうです。
素材面から言えば、耐水圧に関しては問題なし。透湿性は・・・2000m程度であればそれほど恩恵を受けることもないかな。蒸れる時は蒸れるでしょうという感覚です。
しかし、
バイク用として考えれば汗をかくほどの環境というものは考えにくいので、純粋に雨に打たれても浸水してこない耐水圧の恩恵をしっかりと受けることができるはずです。

バイク用ということで、今回のバイカーズBR002にもしっかりと走行風でのバタつき防止としてウェスト、二の腕にマジックテープでの調整ベルトがついています。
あと変わったところといえば・・・

背中のロゴ兼リフレクターの位置が少し変わった位置についていたり。

少し大きめのリフレクターが二の腕の後ろ側に。背中のリフレクターよりもこのリフレクターはかなり目立ちそうですね。
あ、そしてフードはもちろん今回のBR002にも装備できるように付属していましたが、

前回のBR001のバイカーズに付いていたレインネックガードは付属しなくなったようです。

多分、首の高さが前回のBR001よりも今回のニューモデルのBR002バイカーズの方が少し高くなっているような印象ですので、付属しなくなったのでは?と想像しています。
大雨の時には念には念を入れて。という意味でレインネックガードは重宝していたので、今回のBR002にモデルチェンジしたバイカーズでもBR001に付属していたレインネックガードは大雨の際には使うことでしょう。

着用してみた感覚的には、ほんの少し襟の高さがアップしているような印象です。おかげで前から首元への浸水、ヘルメットを伝ってくる浸水の可能性は少し減るのではないでしょうか?

このように、多分少し襟の高さが増しています。ええ、きっと。
ジャケットに関しては期待大なモデルチェンジですね。
BR002バイカーズ/パンツ
今度はパンツも見ていきたいと思います。
前モデルのBR001バイカーズのパンツには・・・

もちろん裏メッシュが縫い付けられており、メッシュ以外の部分はPVCのような引っかかるような履きごごちであまり良いとは言えませんでした。
今回のBR002のバイカーズにモデルチェンジとなって、もちろんのことですが

3レイヤーとなったバイカーズのパンツは裏地にメッシュがありません。
そしてジャケットと同様に裏地にはトリコット素材が使われており、履きやすさがかなり向上しています。
3レイヤーに素材が変更になった恩恵は履きやすさに直結しており、パンツの方がより実感することができました。

もちろん裾部分にはすそ幅調整ができるマジックテープが付属されており、絞り込むこともルーズに履くこともできる機能はそのままです。
裾の部分に大きな三角のリフレクターも追加されているみたいです。

二の腕の三角のリフレクターとともに、この裾部分のリフレクターもかなり目立つ。
パンツに関しては、
履きやすさが前モデルのBR001だった頃のバイカーズに比べて格段に良くなった。という印象を受けました。
そういえば、旧モデルのバイカーズにはバックガード?膝パッドが付属していましたがバックガードは無くなり、膝パッドの収納はありません。
バックガードなんて無くてももともと濡れなかったし、膝パッドなんて形と位置が微妙だったので最初から外して使っていたくらい微妙だったんで、付属をやめたのでしょう。コストカットにも繋がりますしね。

でも、相変わらず
パンツ単体での販売はしてくれていません・・・。
実際の雨天走行時の感想は次ページにて



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