ダウンジャケットは濡れると寒い!オールウェザーなバイク通勤防寒アウター用としては避けてミドルレイヤーとして使うべき

ダウンジャケットは濡れると寒い!オールウェザーなバイク通勤防寒アウター用としては避けてミドルレイヤーとして使うべき

スポンサーリンク
バイク全般
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

防寒性能だけ考えれば、マストアイテムかもしれない

「ダウンジャケット」

ですが、濡れてしまうと保温性能を失ってしまうことはご存知ですか?

濡れる⇨生地が濡れて空気の層をキープできない⇨ダウンが乾かない⇨寒さ継続

ユニクロなどで、

「雨にも負けないウルトラライトダウン」

などと謳って販売されていましたが、それは表生地の撥水性能の話。

濡れたら致命的です。

防寒の基本は空気の層を作ること

アウトドアウェアなどでもそうですが、

防寒の基本は

「体の側で動かない空気の層を作ること」

ダウンジャケットだと、ダウンジャケットの中のダウン生地に空気が大量に含まれておりそれが保温を果たしている訳です。

そして

ダウンジャケットにもランク分けがあり、

FPが高いダウンジャケットほど高性能、高機能。

FPとは、

ダウンが持つ「かさ高さ」はフィルパワー(立法インチ/オンス)という単位で表されます。数値が高いほど高品質とされ、一般的に600〜700フィルパワーのものが良質ダウン、700以上のものが高品質ダウンと呼ばれています。

ちなみにユニクロのウルトラライトダウンは640FPのものが使用されているらしいので、薄さの割には暖かい。と感じますが絶大な保温力があるというわけでさありません。

ほどほどの保温力とダウンジャケットにしては薄いというところがユニクロのウルトラライトダウンのメリットです。

ので、

ユニクロの販売方法も

「中に着込める」

という風にシフトしているようです。

そのダウンジャケットはバイク用アウターとして使える?

バイク通勤においてダウンジャケットは

「晴れていれば有能なジャケット」

ですが、

  • 首のフィット感
  • 手首を締められる構造かどうか?
  • フロントファスナー部分の形状

この3点にかかってきます。

これは全てのバイク用アウターに通じます。

首、手首から空気が流れ込んでしまう形状のダウンジャケットだと、空気の層を体の周りに作れず、常に新しい空気が流れ込んできてしまうため

意味なく寒いです。

あと、

ファスナーが止水ファスナー、前縦があってファスナー部からの風、雨の侵入が無いかどうか?

止水ファスナーとは、

こんな感じのファスナーですね。ファスナー部分から雨などが浸水しにくいファスナーです。

*(あくまで止水であって防水ではありませんよ!)

全てをクリアしたダウンジャケットだったとしても雨でアウト

暖かさ、バイクに乗って走行していても風が侵入してこないダウンジャケットがあったとします。

仮に雨が降るとどうなるか・・・

ダウン生地に雨が染み込み⇨ダウンが潰れて空気の層を取り込めなくなり⇨ただひたすら寒い

そして

最悪なことに最強に乾きにくい

簡単に乾かすことができない。

というポイントが致命的です。

イメージとしては、

「冬に内装が濡れたヘルメットを使用し続ける」

こんな想像もしたくないような感じですね。

それでもダウンが暖かいから使いたい!

そんな場合には、アウトドアウェアなどの考えである、

レイヤリングシステム

ウェアの構成を「アウターレイヤー」「ミドルレイヤー」「ベースレイヤー」の3グループに分けて重ね着し、天候や運動量に応じて着脱することで温度調節を行い、ウェアの性能を発揮させることをレイヤリングといいます。
適切なレイヤリングでそれぞれのウェアの特性を生かし、アウトドアアクティビティをより快適に、そして安全にお楽しみください。

引用元 ”モンベル”

簡単に分けると、

ミドルレイヤーで保温、アウターで雨風を防ぐ。

この使い方をしてあげれば、ほとんどのダウンジャケットがミドルレイヤーとして使用可能です。

手首、首、ファスナーは基本的にはなんでも問題なし。

ただし、

ミドルレイヤーとして使うため、ジャストサイズか小さめくらいの薄手のダウンジャケットが最適です。

ちなみに、

自分は174cm 65kgというスペックですが、

ユニクロでもモンベルでもインナーダウン、ミドルレイヤーとして使用する際には

「Sサイズ」

を選びます。ちょっと手が短くなっちゃいますが・・・w

あとはアウターでカッパでも冬用ジャケットでも重ね着しちゃえばOKという感じ。

オススメミドルレイヤー的ダウンジャケット

一般的なダウンジャケットと違い、化繊綿を使用しているジャケットで濡れることに強いのが特徴です。

ダウンジャケットに比べると保温力は少し劣ります。

現在、これを愛用中です。

上記2点にユニクロのウルトラライトダウンジャケットを保温力の面から比較してみると、

サーマラップジャケット ≒ ウルトラライトダウンジャケット << スペリオダウンジャケット

実際に使っていた時の感覚はこのような感じでした。

自分的にはウルトラライトダウン程度の保温力で十分だったんですが、濡れた時の半端ない寒さから乾きやすいサーマラップジャケットを愛用しています。

ここにアウターとして、一般的なカッパやバイク用の防水アウターを使ったりしてあげれば防寒暴風防水力が跳ね上げります。

こんなカッパでダウンの上から雨風を防いであげるだけ。

雨でも暖かいダウンジャケットを使うことができますし、風が入りにくくなるために実際の保温力もかなりアップしますね。

さらに保温力を求めればアウター自体に保温力があるものを・・・

ワークマンのイージスとか。

まとめ

バイク通勤前提での寒さ対策という観点からの意見です。

最強なのはもちろん、

 ワークマン イージス

ですが、

  • 人とかぶるしデザインがー。
  • 毎日着るし、高いものはあんまりー。

といった場合には、

ダウンジャケットなどをミドルレイヤーとして使ってしっかりと保温、アウターには通勤で着倒してすぐにダメになっても困らないもの。

という組み合わせも結構いい感じです。

バイク全般
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク

コメント