バイク通勤をしていると避けられないもの。
それは「雨」
それももう少ししたら梅雨というバイク通勤をする上で避けられない過酷な時期が訪れます。
レインウェアもそうですが、防水防寒の意味でもレイングローブは重要な役目を果たします。
安いものから高いものまで様々なレイングローブですが、おすすめは?
レイングローブの種類
雨用のグローブは濡れないことを目的で作っている。
それは正解でもあり、間違いでもあります。
何故か?
というと、
レイングローブには大まかには2種類あり、防水素材を使用した「濡れないこと」を目的としたグローブと、中に雨が染み込んでくることは想定した上で、保温を考えて作られているネオプレーン素材もの。

左側の迷彩柄のものがネオプレーン製のレイングローブ。
確かワークマンで買った記憶がある。かなり前に買ったものだけどタフだし破れないし、そもそも濡れるけど保温力はあります。
という要するにウエットスーツと同じ考え方のグローブなので濡れても大丈夫。
右側のグローブが防水素材を使用したラフアンドロードのレイングローブ。
濡れないことを目的に作られています。
ネオプレーン、防水素材のレイングローブの違い
両者ともにレイングローブとして使われますが、違いはこんなところ。
- 価格
- 濡れること前提のネオプレーン素材、濡らさないこと目的の防水素材
- 乾きやすさ
レイングローブの価格の違い
基本的にはネオプレーン製のレイングローブの方が安いです。
大体、1000円程度〜でネオプレーン製のグローブは探すことができるかと思います。
一方の防水素材を使ったレイングローブの場合は、
バイクメーカーから販売されているレイングローブだと、大体4000円程度〜。
ネオプレーン素材のレイングローブの価格の違いはそれほど大きくありません。
素材の厚みによって値段が変わり、保温力が変わったりするくらいです。
どちらも中に水が入ってくることは想定しており、体温低下させないように保温することがネオプレーン製のグローブの目的だからです。
一方の、防水素材を使ったレイングローブは、素材自体に保温力はありません。
中の手を濡らさない!
という目的ですが、使用する防水素材の種類によって価格帯も変わって来れば防水能力も全く変わります。
メーカー独自の防水素材だったり、一度は聞いたことがあるはずのゴアテックス素材を使ったレイングローブとか。
濡れること前提のグローブか濡らさないこと前提のグローブか?
濡れること前提のネオプレーン製のレイングローブ。
濡らさない事前提の防水素材を使ったレイングローブ。
どちらも一長一短あり、どちらがオススメかと言われると使用状況によって変わります。

自分は走行時間、雨の強度によって使い分けてるよ!
普段の使い分けですが、
短時間のバイク(30分まで)程度であれば、防水素材を使用したレイングローブを使用します。

ゴアテックスなどのハイスペックな防水素材を使ったレイングローブだとしても、結局のところ手首だったり隙間から水が入り込んできてしまいます。
さらに、自分が使っているグローブはそれほど優れた防水素材のレイングローブではないため、1時間近く走行すると水が染み込んできてしまう。
そうなると、寒いし、脱着は面倒だし、とにかく嫌になる。
そうならないように中に染み込み始める時間帯未満の使用。
としています。
30分程度までなら手も濡れないしサラッサラで通勤できるわけ。
濡れたとしても、夕方までには乾き切ってくれるのが防水素材タイプのレイングローブの特徴。

1時間以上の移動、ツーリングなどではネオプレーン製のレイングローブを使ってるよ!
それ以上のコンディション。
1時間を超える走行やツーリングなどの場合には、濡れる前提だけど保温力をもったネオプレーン製のレイングローブを使用するようにしています。

ネオプレーン製のレイングローブはなかなか乾きにくいんだけども、どうせ休憩してる時間だけでは防水素材のグローブですら乾き切らない。
それなら保温力がある方がいいよね。
って結論。
おすすめのレイングローブは?
ネオプレーン素材のレイングローブ、防水素材を使ったレイングローブ。
大まかに2種類あるとお伝えしました。
それではどちらがおすすめと言えるのでしょう?
結論から言うと、
ネオプレーン製のレイングローブをおすすめします。
その理由は、
- 安さ
- 保温力
- 耐用年数
上記3点を主な理由として挙げておきます。
安さはAmazonなどをチェックするとすぐにわかりますが、ネオプレーン製のレイングローブは1000円程度から探すことができます。
防水素材のレイングローブは手を濡らさない前提ですが、数千円のモデルで使用されている防水素材は長時間雨に耐えることはできず、仮に1万円を超えるようなゴアテックス素材のレイングローブを購入したとしても手首などから少なからず浸水するリスクがあるからです。
そして仮に濡れてしまった後の事を考えてみると、
ネオプレーン製のレイングローブの場合には素材自体に保温力があり、冷えることはある程度防いでくれます。
しかし、
万が一、防水素材のタイプのレイングローブを使っていたとして、残念なことに浸水して濡れてしまった場合、素材自体に保温力はありませんので手から冷えてきてしまいます。
濡れた後のことを考えるとネオプレーン素材。(ただし、高価な防水素材を使い、しっかりとフィットさせて浸水させないように使うのならば話は変わる。)
最後に耐用年数です。
雨が染み込み始めたらほぼ寿命と考えていい防水素材のタイプのレイングローブ。
しかし、
ネオプレーン製のレイングローブの場合には、雨が染み込むことが前提のために染み込むから寿命という概念がありません。
ネオプレーン生地が年数で硬くなったり、生地が薄くなり保温力の若干の低下はありますが、仮に破れたとしてもウェットボンドで修復してしまうことも出来る。
通勤などで雑に使う場合には間違いなくネオプレーン製のレイングローブが良い。
まとめ
こうやってネオプレーン素材のレイングローブを推しましたが、
唯一の弱点は・・・
冬に使いにくいこと。
素材自体に保温力があるネオプレーン製のグローブですが、真冬用のネオプレーン製のグローブなどを使ってバイクに乗ると、ハンドルをしっかり握っているせいで指周りのネオプレーン生地の厚みで指が痺れてきてしまいます。
ま、冬の雨はそれほど土砂降りにはならないので心配無用ですが・・・。





コメント