新車購入時より悩んでいたCRF250Lのエンスト。
購入する前のMD38の頃からエンストの情報は出ており、MD44になってエンストもしないだろう。
と思って購入したわけですが、結局エンストする個体だったわけです。
色々と考えていた中で、試せる部分を一つずつ順番に試していましたが、大きな変化がなく一年が経過。
そして、
昨年末にyoutubeでコメントをいただいたクラッチのスイッチ交換に踏み切りました。
もちろん現在装着されているクラッチのスイッチの作動は問題なく通電確認まで終わっています。
でも、、
クラッチスイッチ交換することでエンストが治った。という話もあるようで、試してみた。そんな感じです。
CRF250Lのエンストの状態とはどんな感じかというと・・・?
以前、エンストが頻発していた頃に動画に納められたシーンがあります。
それがこちらです。
基本的にエンストが起きる走行状態とは、
- 減速時
- アクセル操作は伴っていない。
- 2速付近などの低速域
- クラッチを握ったとほぼ同時にキルスイッチのようにエンストする。
こんな感じです。
クラッチを握っているときにエンストするので、再始動が困難ではない。そのままセルを回せばあっさりとエンジンが再始動できることが多いので、危険な目に会ったということはありません。
正常作動しているクラッチのスイッチを交換
以前からクラッチのスイッチ周辺には疑いを持っていましたが、スイッチ自体の作動に問題はなく通電も確認が取れている。
しかし、youtubeのコメントなどを良くみていると、「スイッチ」で治ったという話もあるようで、高価な部品でも無いので新品を購入して交換してみることにしたわけです。

取り外したスイッチと新しく購入したスイッチに記入されている英数字は別の物でした。
そして、単体でスイッチを動かしてみると、
「カチカチ」という作動音が少しだけ違います。
スイッチ交換後試運転してみたところ
正常に作動していたスイッチを新しく正常に作動するスイッチに交換してみました。
そして何日か乗っていたところ、
エンストは起こりました。
しかし、
以前は決まって減速時の2速付近でのエンストだったものが、少しエンストする速度域に変化がありました。
少しエンストする速度域が上がっていた感じです。
数回以上はエンストが起きましたが、全てのエンストで速度域が今までよりも上の状態だったので、おそらくスイッチ交換によって何らかの変化があったんだろうな〜・・・?
と思っていたわけです。
たまたまクラッチレバー、ブレーキレバーを交換した
エンストの変化を感じながら、そんなタイミングでクラッチのレバー、ブレーキレバーを交換することになりました。
理由は、
Amazonで購入したレバーのクラッチ側のガタつきが気になりすぎるほど気になり始めたから。

右側のレバーがおそらくZETAのコピー品?のレバーw
左が交換したDRCのショートレバー。
ショート具合は一緒ですが、レバーのガタつきには雲泥の差があります。
この交換はエンスト対策というわけではありませんでした。
本当に単純にグラつきに耐えられなくなったからです。
いつの間にかエンストの症状がおさまっていた
そんな中で特に気にすることもなく普段から毎日CRF250Lを使い倒していたわけですが、知らないうちにエンストの症状が出なくなっていました。
なんだかんだで1ヶ月程度、以前のような減速時にクラッチを握ったタイミングでのエンストを経験していません。
そういえば、最近エンストしてないな〜と思い始めたところで、少し考えてみました。
クラッチのレバー、スイッチを変えた後の挙動
クラッチレバーを交換したのはグラつきに我慢できなかったからで、エンスト対策で交換したというわけではありません。
たまたま交換しただけですが、その後のスイッチの作動するレバー位置に違いが生まれました。
スイッチとレバーの兼ね合いなのか良くわかりませんが、

クラッチが完全に切れる位置がこの辺り。
しかし、この辺りではクラッチのスイッチは一切動いていません。
1速に入れてこの位置でエンジンを停止し、このクラッチ位置をキープしたままでセルを回そうとしてもセルはもちろん回らない。
しかし、

もう一段階握り込んだところで、クラッチのスイッチが、
「カチッ」
とオンオフします。
ここまで握り込んだ状態にすればもちろんセルを回すとエンジンがかかります。
2フィンガーでクラッチを握っている場合にはスイッチは作動しない
ちなみに、
このクラッチのスイッチがオンオフする位置ですが、クラッチレバーを1フィンガーや2フィンガーで握っている状態だと指が当たってスイッチがオンオフする位置までクラッチレバーを引くことができません。
つまり、
普通に乗っている時にはクラッチのスイッチは作動していない状態。
ということです。
普通に2フィンガーでクラッチ操作をしている際にはスイッチのオンオフが無いのでエンストがおさまった?
そんな気がしています。
少し頭の中で整理できていない状態で説明してみたので何を言っているのかわからないですが、一応クラッチの切れる位置はわかるかと思います笑
素人のエンストの原因追求
CRF250Lの減速時のエンストの症状に慣れている方であれば感じると思うんですが、
本当にクラッチを握った瞬間にストンとエンジンが停止してしまいます。
クラッチを切っている状態なのでニュートラル状態で走行することが出来て再始動も容易ということで、事故などにつながることはありませんでしたが、本当にクラッチ操作とともにストンとエンジンが停まります。
クラッチ操作で変化があるとすれば?
アクセル操作を伴わないクラッチ操作で何か変化があるとすれば、
- エンジンブレーキ時の燃料供給状態(フューエルカット?)
- クラッチのスイッチのオンオフに伴う燃調の変化
大きく考えればこの2点。
減速時の燃料供給状態からクラッチを切った際にスイッチが作動して燃調に変化が起こり、タイミングが悪くエンジンに火が飛ばない状態が起こりエンストする。
こんなイメージ。
こんな感じでエンストが起きているとすれば、挙動的にすごく理解できる。
むしろそうであって欲しい。
現状、我が家のCRF250Lは、普通に乗っている際には指が当たることで物理的にスイッチのオンオフが無く、スイッチのオンオフ状態の変化による燃調変化が無くなったことでエンストしなくなったと考えたいわけで・・・。
何を言っているのかよくわからなくなってきたんですが、そんな感じです。
試しにスイッチを外すことはお勧めしないです
スイッチの挙動は最初の頃に疑っていた場所でした。
でも通電確認してみても問題なく作動しているし自分の中で問題なしと判断していた箇所。
このスイッチの挙動を疑ってスイッチの配線を外してみようと思うこともありましたが、
かなりハイリスクなので辞めた方がいいです。
なぜかというと・・・
エンストする車両だからといってインジェクションのバイクのクラッチスイッチを撤去すると燃調にも少なからず影響あるような気もしますし、多分エンストした際に厄介です。
万が一走行中にエンストした際にわざわざ毎回ニュートラルに戻してからじゃないとエンジンの再始動が不可能になってしまうからです。
たまたま自分の車両はクラッチのスイッチを交換してレバーも変えたことでクラッチの切れる位置とスイッチの作動位置に大きなズレが生じたことで、走行中にはスイッチの作動が起きない状態になったわけで・・・
そのおかげかどうかわかりませんが、エンストは今のところおさまりました。
ただ、完治したわけではなく単純に症状が出なくなった。もしくは、出にくくなっただけと認識しているのでまだまだしばらく様子見は続きます。
まとめ
なんだかんだでエンストの症状は現在は収まっています。
しかし、たまたま起こっていないだけ。
という可能性も捨てきれませんし、完治した。という気もしていません。
とりあえず、症状が出なくなっただけ。
そんな気がします。
でも、偶然にもエンストの症状が収まっただけだとしてもラッキー。
クラッチのスイッチを違うものに変えてみてエンストの症状に変化があったりした場合にはエンストを抑えられる可能性はあるのかもしれません。
もちろん全ての車両に当てはまるわけではありませんので責任は持てませんが・・・



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