グラつくMZSの可倒式ショートレバーからDRCのショートレバーに交換

グラつくMZSの可倒式ショートレバーからDRCのショートレバーに交換

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新車購入後すぐにamazonなどで入手できる「MZS」の可倒式ショートレバーに交換してありました。

なんだかんだ、見た目はZ○TAそのまんま。ブレーキ側は全く問題なく、調整機能もあることから一点だけ「クラッチ側がグラつく」と言うデメリットに目をつぶって使ってきました。

しかし、

やはり一年が経過したところで我慢の限界を迎え、新しくDRCのショートレバーに交換しておくことにしました。

結果的には、「やっぱグラつかないレバーが当たり前」

クラッチのグラつきを気にせず操作できると言う当たり前の安心感が半端ないです。

MZSの可倒式ショートレバーがなぜグラつくのか?

おそらく見た目はZETAの可倒式レバーそのまんまなので、加工の精度くらいの違いだろうと思っていたわけですが、どうやらそう言うわけでも無いです。

上記写真の左側はDRCのショートレバー、右側がMZSのショートレバー。

一見するとMZSなのかZETAなのか見分けがつかない。

このMZSの可倒式ショートレバーはZETAのショートレバーの約3分の1。数千円で購入することができるので、お買い得なアイテムです。

右側のブレーキ側に関しては、

ハンドガード内での収まりもよく、ブレーキタッチ、ガタなども問題なく「使えるレバー」です。

交換予定のDRCのショートレバーと比べてみたところですが、長さ具合はよく似たような感じです。

ブレーキ側に関しては本当にお買い得に感じますが、

一方のクラッチ側は・・・というと

可倒式レバーの調整機能。これはいい。

見た目的には何にも問題なさそうなMZSのクラッチ側ですが、

実は、

よく見ていただければわかると思うんですが、

クラッチレバーとホルダーとの隙間が目視でわかるレベルで開いています。

これがクラッチレバーの上下にがたつきを発生させてしまう元凶です。

交換するDRCのショートレバーと厚みを比較してみると、

その差はなんと、

「約2mm」

この誤差のせいでクラッチレバーの上下のグラつきが生まれてしまいます。

対策としては、上下に1mm弱程度のシムを追加すること。

手元にそんな絶妙なサイズ感のワッシャーやシムが無かったために思い切ってレバーごと交換することにしたわけです。はい。

DRCのショートレバー

DRCのショートレバーの特徴は、

なんと言っても左右それぞれ個別に購入することができて、なおかつ「安い」と言うこと。

折れた、曲がった場合にも安く手に入るコストパフォーマンスが魅力です。

ブレーキ

クラッチ

どちらも純正レバー比でボール一個分ほど短く。

見た目は純正レバーに似たような感じです。

それぞれが1000円程度と純正レバーと同程度の金額で購入できると言う点がストロングポイントだと思います。

DRCのショートレバーに交換していく

純正レバーをMZSの可倒式レバーに交換した際には、見た目に騙されてクラッチ側レバーの上下グラつきは我慢すればいいか。

と思って気にもしていませんでした。

でも慣れてきてしまうと、やっぱり無理なわけで。

さっさとブレーキ側から交換していきます。

寸法的にはMZSのレバーも DRCのレバーも大差ありません。若干DRCのレバーの方が握れる部分が広いように感じる程度です。

ブレーキタッチに関しても問題なし。

それでは、

問題のクラッチ側。

念のためにクラッチケーブルを外せるようにしてから作業を開始。

交換後、

もちろんのことですが、がたつきの原因であった隙間は解消され上下のガタつきも無くなりました。

後でクラッチ調整を行って確認してみましたが、もちろんなんの問題もありません。

握った感覚は、

角が立っていたMZSのショートレバーと比べると、DRCのレバーは丸みを帯びており指の関節で引っ掛けてクラッチを握っていたMZS。指の腹でレバー全体を握るDRC。

そんな感じの感覚の違いというんでしょうか・・・。

とにかく、

折れてもいないMZSの可倒式レバーは予備としてとりあえず工具箱に送り込み。

まとめ

MZSのレバーもポン付け可能だし、グラつきを気にしなければ見た目ZETAな格安レバー。

一年で我慢できずにDRCに交換してしまいましたが、

約2mmのスペースをワッシャーや加工で埋めることができればグラつきも解消するはずなので、加工前提で購入するのも一つの方法かもしれません。

ショート具合は似たような感じなので、補修のしやすさという点からはDRCに軍配が上がる。

そんな感じです。

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