先日、ブレーキパッド交換後久しぶりにCX-5に乗ったところ、
段差を超えたり荒い路面を走ったりすると、運転席側ダッシュボード付近から
「カタカタ」
と異音が発生していることに気づきました。
KE前期モデルのCX-5などではダッシュボードの異音があり、ダッシュボードを下ろすかフロントガラスを外すといった大掛かりな対策が必要でしたが、後期モデルの我が家のCX-5でもなぜかダッシュボードの異音が発生し、
仕方なく現在もダッシュボード自体の音鳴り対策は済ませてある状態です。
最近のマツダはなかなか良くできてきているとは思うんですが、
いまいち内装や音の対策といった細かい部分がまだまだT社には及びません。軋まないようにスポンジが貼り付けられていたりそんな感じ。
というわけで、色々と疑いを持って見ていたんですが、至ってシンプルな部分に解答がありました。
CX-5が、段差を超えたり、荒い舗装路で「カタカタ」
走行距離にして80000kmを迎え、令和2年1月で2回目の車検を迎えるという4年目のKE後期の我が家のCX-5です。

いつから鳴り始めているのかわかりませんが(普段は嫁号として使われている為)、荒い舗装路などを走行していた時に、
「カタカタ」
というような音鳴りが耳に入ってきました。
音声をストップし、子供達にも、
「何処からカタカタしてるか気づいたら教えて〜」
と伝えていたところ、全員が感じた部分が
「運転席の前あたり」
つまり、

運転席前のレーダー探知機を置いている付近ということ。
ここにあるモノと言えば、
- レーダー探知機
- ツィーター(後付の大きいヤツ)
の二つしかありません。
CX-5のダッシュボード付近を抑えながら走行しても音に変化なし
異音と言われるものに関しては、原因追求は難しく、ディーラーさんなどでも日数をかけて預かっても原因がわからなかったり、対策できたつもりがうまくできていなかったり・・・
ものすごく判断が難しい症状です。
今回
ひとまず試したことは、
ダッシュボードの運転席側のレーダー探知機を設置してある付近を中心に抑えながら「カタカタ」音の変化を探りました。
が、
一向に変化ありません。
ダッシュボードを叩いてみても音が鳴らないことから、カタカタ音の原因の可能性は低い。
ボンネットを開けてCX-5の異音の原因を調べてみた
以前、
エンジンルーム内のボルトの締め付け不良によりカタカタ音が発生していたことがありましたので、今回もそこではないか?
と思いとりあえずエンジンルームを開けてみました。

ダッシュボードの運転席側に近い部分のボルト類を全て確認していきましたが、
「問題なし」
でも、そのほかの可能性も捨てきれないので念のために調べていると・・・

一箇所だけ気になる部分がありました。
ウォッシャーのホース
です。
年数とともにゴムが硬化してビビることで異音が発生しているのではないか?
と疑いホースを順番に確認していくと・・・

右フェンダーとフレームの間にホースが下りていく構造になっており、ゴムホースを固定しているものが根本的に無く、ホースが暴れると音が鳴ってもおかしくない構造になっています。
ということで、
こんなアルミテープでウォッシャーのホースを暴れないように仮止めしてみることにしました。
雑にこんな感じで・・・

おそらくこの辺りでホースが暴れるとエンジンルーム内から室内にカタカタ音が響いてくる感じになるので、可能性は高い。
ゴムの劣化により徐々に症状が現れるという点も原因がゴム部品になる可能性が考えられるので、治るのか・・・?
と、この状態で試運転してみたところ。。。
完治しました!
今回のカタカタ音の犯人はウォッシャーのホースだったようです。
異音の原因追求は本当に難しく、今回はたまたま運良く原因がわかり、処置ができる位置に原因があったことで異音の解消することができましたが、運転席側のダッシュボード付近からカタカタと音が聞こえたりする場合には、一度ウォッシャーのホースを固定してみるとうまく収まるかもしれません。
あくまでも可能性の一つですが・・・
まとめ
最近の車は軽量化のせいもあり、色々なところで金属以外の部品が使われています。
その辺りが年数とともに硬化し異音の発生につながっている可能性が考えられます。
マツダ車の場合、
異音対策という名目で擦れる部品同士の間にスポンジテープを貼ったり。という手法が多く使われている為、擦れる部品間に貼られていたはずのスポンジテープが剥がれたことが原因で異音が発生している。
といったことも考えられますが・・・
ディーゼルエンジンとしては驚異的な静粛性を持っているマツダのSKY-Dエンジンですが、ガソリンエンジンと比較してしまうと、振動なども大きいので硬化する部品などが原因の異音などは今後どんどんと発生してくるのかもしれません。



コメント