エンジンからオイル漏れ?それ実はブローバイガスかもしれません?

エンジンからオイル漏れ?それ実はブローバイガスかもしれません?

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バルカン
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先日純正エアクリーナーボックスを取り外し、

デイトナの廃盤になってしまっているカスタムエアクリーナーに交換しました。

バルカン400|S&S?エアクリーナー交換編|廃盤デイトナ製カスタムエアクリーナー(プレーンタイプ)
先日、ヤフオクで落札したデイトナ製のティアドロップエアクリーナーが到着したわけですが、交換はしばらく先にしようと思っていました。 が、 結局、ポン付けっぽいからすぐ終わるしさっさとやってしまおうということで、交換しておきました。固定も3箇所...

このデイトナ製のティアドロップ 型のエアクリーナーの特徴は何と言っても、

「ブローバイをエアクリーナーに戻せる」

つまり大気開放することなくティアドロップ 型エアクリーナーに交換できること。

そしてバルカン用に作られているため、一般的なハーレー用の流用では無い為、それほどセッティングに影響しまくるということもないみたいです。

今までの純正エアクリーナーはブローバイが多いのか?少ないのか?完全に遮断されたエアクリーナーボックス内に還元されていた為全くわかっていませんでした。

先日交換したカスタムエアクリーナーは、還元型とはいえ、

エアクリーナーのカバーの隅っこに戻ってくる為、垂れようと思えばいくらでも垂れる仕様です。。。

そして、案外垂れることが最近判明したという話です。

ブローバイガスって一体何?

まずはここから・・・

ブローバイガス(英: blowby gas)は、ピストンとシリンダーの間隙からエンジン内に漏れ出した気体である。

ブローバイガスは、燃焼行程で高圧となった排ガスや未燃焼の混合気がピストンとシリンダーの間隙からクランクケースに漏れ出したものである。古くはブリーザーパイプを通じて大気に解放されていたが、大気汚染の原因になることから、公道を走行する自動車では吸気管に還流させて新しい混合気と混ぜて再び燃焼室に送る構造を採ることが法律で定められている。日本工業規格 (JIS D0108) では「ブローバイガス」と定められている。

要するに燃えきらなかった未燃焼の混合気のことです。

よくバイクにエアクリーナーの他に小さいエアクリーナーのようなものをつけたりしているアレですね。

基本的にはブリーザーを通して大気開放するのはアウトで、エアクリーナーに戻すことになっています。

が、燃えきらなかった混合気をエアクリーナーに戻して再度燃やそうとするよりも、新鮮な混合気をシリンダー内に入れてあげたほうがいいよねー。

ということでブリーザーなどを使いエアクリーナーに戻さない構造を取ったりしているわけです。

理屈上は性能アップなカスタムですが、体感できるのか?と言われたら体感できないことが多く、見た目だけのカスタムになってしまうパターンの一つですw

ちなみに、

「未燃焼ガスであるブローバイガスが出てこないように塞いでしまう。」

というのは簡単に書けばエンジン内部の圧力をあげることになり、最悪エンジンを壊すことになるのでやめましょう。

エアクリーナーに戻すのか?戻さずに大気開放するのか?

の2択です。

バルカンのブローバイの現状は・・?

先日、ふらっと200kmほど走り終えたところ、エアクリからブローバイが垂れてクランクケースに流れ落ちてきた形跡がありました。

どれだけ出てるのかはわかりません。

が、ブローバイ特有の刺激臭のある匂いがするので間違いなくブローバイ。

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FCR-062を添加している最中で、もしかしたらそのせいかもしれませんが、

エアクリーナーの一番低い部分に

「カフェオレ色のブローバイが付着しています」

先日垂れたブローバイを掃除してからの走行距離は約100kmほど。

デイトナ製カスタムエアクリーナーのブローバイの戻し方は?

デイトナ製のバルカン用カスタムエアクリーナーのブローバイのエアクリーナーへの接続はこうなっています。

アイドルスクリューと交差するようにエアクリーナー最下部に刺さっているホースがブローバイをエアクリーナーに戻すためのホース。

もしかして、

ホースが古いので劣化で直接垂れているんじゃないだろうか?

と気になったので接続部分を確認してみると・・・

接続部分から直接垂れているような形跡はありません。

エアクリーナー内に一度はブローバイが戻っているようですが、大気開放と大差ない戻り方のためにすぐに垂れてくるようです。。。

100km、200kmほど走行しただけでこの状態(FCR-062の影響も考えられるが・・・)なので、

エアクリーナーボックス内に戻ってきたブローバイをスポンジの様な何かで留めておくか?簡単に垂れてこない様にする何かを考えたほうが良さげな気がします。

ポタポタ垂れまくるのも見た目上良くないし、服や靴に着いてしまうのはもっと嫌なので。

構造上では、

こうやってエアフィルターが吸い取れる位置にブローバイが戻ってくるわけですが、スポンジだけでは効果が薄いのか?ブローバイが多いのか?隙間があるのか?

うまくいっていないみたいで。

まとめ

しばらくは気にしながら乗って、垂れたら拭いて。

燃料添加剤の影響も考えられなくは無いので、FCR-062を入れ終わるまではひとまずこのままで、添加剤を入れ終わってからまたどの程度ブローバイが発生しているのかチェックしたほうがいいかもしれません。。。

FCR-062の洗浄効果でブローバイガスが増えていただけ

という結果なら一番理想的な結果なんですけどね・・・

バルカン
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