我が家に新しい二輪が一台増えることになりました。
「電動アシスト付自転車」
基本は嫁のちょっとした時の移動用という形での購入ですので、購入後すぐにチャイルドシートも取り付けました。
以前に一度電動アシスト付自転車に乗せてもらったことがあるんですが、
「な、なんだ?!この漕ぎ始め!w」
とびっくりした記憶があります。
今回我が家で購入したのは、
YAMAHA PASナチュラ
といういわゆるYAMAHAの電動アシスト付自転車の中ではエントリークラス。つまり一番安いモデルです。
買うまではカタログを見比べたり色々考えますが、購入してしまえば自転車のスペックなんてあまり気にならないし別にいいっかー。とか考えてエントリークラスにした感じですね。
YAMAHA PASナチュラ
購入したのはYAMAHA PASナチュラの中でもバッテリー容量が少し小さい
「PASナチュラM」
というモデル。
安さが魅力な一台ですね。
26インチで車両重量が23.6kgと、一般的なママチャリとそれほど大きな重さの違いはありません。
試しに、アシスト無しで漕いでみましたがソコソコ普通に走ることができました。
各部を見ていきます。
すでにチャイルドシートを装着していますが、外観はこんな感じです。
自転車という分類という点で考えてみると、ポイントは数カ所でしょう。
- 26インチ
- 内装3段変則
- リアにはクラス27のキャリア(チャイルドシートなどを装着する際の目安です)
あと、電動アシスト付自転車という点で気になるのは、
- 走行可能距離
おそらく、購入時にはカタログのまるで誇大広告な情報を頭に詰め込んでしまうため様々な知識が入ってしまいますが、買ってしまえばこの程度のスペック比較で十分だと思います。
PASナチュラMの走行可能距離は?
電動アシスト付自転車の場合には、この走行距離が長くなるにつれて値段が比例して高額になっていきます。
実際の使用においては、カタログ数値通りのアシスト可能距離を持続するわけではないはずなので、想定される一番ながい走行距離を軽く往復できなければ後々困ることが容易に想像できます。
PASナチュラMのバッテリースペックは、
- 6.2Ah
- 満充電に2時間
小さめなバッテリーとなっている代わりに充電時間はそれほど必要としない。これが特徴でしょう。
満充電時の走行可能距離は・・・?
エコモード → 36km
標準モード → 25km
強モード → 21km
自分が基準としたのは「強モード」。
バッテリーでのアシスト可能距離が常にカタログ値をキープし続けるということはありえないので、このカタログスペックを8掛けして16.8km。
我が家でのおそらくの一番長そうな往復距離は10km程度と想定できたので、バッテリーが少し劣化してきても問題なく往復できるはず。
*(ちなみに700回〜900回充電を繰り返すと、アシスト可能距離は50%程度まで低下してくるようです。)
ちなみに数キロ走行しただけで、上記写真のようなアシスト可能距離数になってしまいますので、最近の長距離アシスト走行可能な上位モデルと比較してしまうと大きな差は生まれます。
が、
要は
「どのくらいの距離往復できれば十分ですか?」
というポイントに尽きます。最低必要な距離を元にあとは予算と機能を加味して車種を決めればいいと思います。
カタログの隅っこに載っているような細かなポイントは、購入翌日から気にならなくなりますので!w
YAMAHA PASナチュラの各部
内装3段変則。グリップシフターになるので、簡単に操作することができます。
表示も見やすいほうです。1速だとどんなに辛そうな坂でも登っていける安心感が備わっています。さすが電動アシスト付自転車。
標準のロック機能は、後輪のみなので必要に応じてワイヤーロックなどを購入する必要があると思います。
ちなみに、後輪のロックは、バッテリー取り外しのロックと兼用になっているため1個のキーで済むのは便利ですね。
あと、以外と便利だったのは・・・
オートライト
ヘッドライトが暗さを認識して勝手についたり消えたりしてくれる機能なんですが、
「どうせ暗くて使い物にならない明るさのやつでしょー」
ってナメてました。
フロントバスケットの真下についているんですが、
これが思っていたより明るい。正確には必要最低限の明るさは確保できている。というレベルなんです。
視覚の明るさのレベルでいうと、
- 夜間の市街地であれば全く問題なし。
- 街灯のないくらい路地、郊外では少し暗さを感じる。
こんなところです。
給電もハブからの給電ではなく、バッテリーからの給電になるためダイナモを回すような余分な力を必要とするものではありません。
バッテリーの取り外し
キーをバッテリー横のキーシリンダーに差し込んで解錠し、
バッテリー本体を手前側に倒していくことで外すことができます。
こんな感じですね。
容量が小さいタイプのバッテリーのおかげで重量も軽く、力のない女性でも問題なく持ち運びができる重さです。
チャイルドシートを付けてみた
YAMAHA PASナチュラのリアキャリアの積載クラスは、
クラス27
簡単に言えば、27kgまで積載できるリアキャリアのスペックだと言う事です。
注意点は、
27kgまでの子供を乗せることができるわけではない。と言う事。
チャイルドシート、子供の重さなどを含めて27kgまで大丈夫な訳です。
一般的にはチャイルドシートは5kg程度までの商品が多いので、
20kg程度までのお子さんなら大丈夫なんではないでしょうか?
我が家のナチュラに装着したチャイルドシートは型落ち品の安物ですが、一応ヘッドレスト付きと言うシロモノ。
スチール製なので少し重さが気になるところでしたが、処分価格の
980円!
には負けてしまいました。。。
無難なところでいくと、やはりOGKあたりの数千円程度のモデルが安心感があっていいかとは思います。
ヘッドレストあり、とヘッドレストなしで若干値段の差が出ますが、安全性で考えればヘッドレスト付きの一択で検討されることをオススメします。
PAS ナチュラのキャリアにチャイルドシートを固定してみた部分のアップ
後方側の固定部。
微調整もできる程度のスペースもあります。
前側も、
固定に関して問題のありそうな箇所はありませんでした。
チャイルドシートを付けた際の不安点は?
チャイルドシートを取り付けに当たって、取り付け後若干の不満点が出ました。
スタンドが不安
元々、チャイルドシートをつける前提で付属しているスタンドではないために、
重さによって不安定さが生じます。
今後、スタンドをアシスト機能付の自動ロックできるしっかりしたものに変更しようと検討しています。
最初から子乗せ自転車として販売されているモデルによく採用されているこんなタイプのやつですね。
これ以外は、特に不満なポイントもなく使えています。
PASナチュラのスピードは?
試しに子供を乗せてみてどの程度の速度が出せるのか?どの程度の速度なら楽に走れるのか?
試してみました。
3速の強モードでの感想
- 平地であれば時速15km前後であれば気楽にキープできる。
- 時速20kmを維持するのはちょっと面倒。
試してみると、思ったよりも高い速度をキープできることがわかりました。
幼稚園、保育園の送迎などに普通の自転車を使っている方が電動アシスト付自転車に乗り換えたら、相当時間短縮できるだろうなー。と言う感想です。
まとめ
たまたま購入店舗でセールがされており、7万円を下回る価格でPASナチュラを購入することができました。
このセールがなければ即決していなかったでしょう。前から電動アシスト付自転車を色々と調べてはいましたが、ナチュラMはアシスト距離が短めだったのでどちらかと言うと選択肢から省いていた車種ではあったんですが、
思ったより軽いバッテリーのため充電の手間はそれほどではありませんでした。
そして、
購入前にはネックと考えていた短いアシスト距離も、インジケーターで残量をはっきりと確認できるために安心感はありました。
往復15kmあたりの通勤でも問題なく使えそうです。
















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