新品ベアリングにゾイルのスプレーをしておいたら転がるようになるよー。
という話を知人としていて、
ふと何を思ったのか、
スーパーゾイルスプレーを
「プラグホールから直接シリンダー内に吹き付けてみることにしました。」
焼き付きや抱き付いたエンジンですら動くようになることもあるゾイルスプレーですので、何らかの効果があればいいなー。
というのと古さの割に距離の走っていなかったバルカンの潤滑という感じで吹き付けてみたわけです。
結論からいくと・・・
「めっちゃいいw 効果ありました・・・w」
スーパーゾイルスプレー
280mlで2000円を超えるというちょいお高めな潤滑スプレーですね。
フューエルワンなどと一緒で大人気の商品かもしれません。
「みんな大好きスーパーゾイル」
今回はエンジンオイルに添加する添加剤の方のゾイルではなく、スプレータイプのスーパーゾイルを試してみることにしました。
金属表面改質剤配合・・・
どんなだ・・・w
色々と説明が書かれていますが、
今回の手法としては
プラグを外してプラグホールから直接シリンダー内にスーパーゾイルを吹き付ける。
これのみです。
プラグを外すだけなのでそれほど作業に時間もかかりませんので、夕方の少し時間の空いたタイミングで施工してみることにしました。
プラグホールから直接スーパーゾイルスプレーを吹き付けてみた
バルカンのプラグホールから直接シリンダー内にスプレーする際に一点だけ問題があります。
「プラグホールの深さ」
プラグがかなり奥に入り込んでいるために、スプレー付属のノズルではシリンダー内に微妙に届きませんw
届かなければ水抜きの穴から抜けて出てきてしまうので、それは避けたい!
ということで、
急遽SSTを用意しました。
「ただのストローw」
ストローをプラグホールに入れてからストローをガイドにスーパーゾイルスプレーを入れていくといういたってシンプルな作戦です。
スプレー付属のノズルに対してストローの方が数センチ長くなっています。これだけ長ければ問題なくプラグホールに入れ込むことができます。
先にストローをガイドとしてプラグホールにしっかりと入れておいてから・・・
単純にストローの中にスーパーゾイルスプレーを吹き付ける。
これだけの作業です。
一回の吹き付け量は
約10秒ほどにしました。
後ろが済んだので、
前側にも、
前は上部にタンクなどがあるために、
ストロー、ノズルの順番にセットしておいてから、
繋げて吹き付けすること約10秒。
前後ともに10秒ずつ吹き付けが終わったら、
プラグを外した状態でプラグホールをウエスで塞いでおいてからスーパーゾイルを馴染ませるためにセルを10秒ほど回してあげました。
完了後、
もう1セット前後に5秒ずつスーパーゾイルを吹き付けて、
さらに
セルを回すこと10秒ほど。
合計2セットの吹き付けをしておいたので、
プラグを付け直してセルを回してみます。
プスプス、ボスブス、ブ、ボン、ブルル、ブルルン〜。
もう少し掛かりにくいかなー?
と思っていたのに拍子抜けするくらいあっさりと始動w
スーパーゾイル吹き付け後の始動時には2ストのような白煙と独特な変わった匂いがするので、周りに何もない環境で始動した方がいいと思いますw
暖気後だいたい1分程度ははっきりとした白煙が出ていました。
暖気している最中から明らかな変化が!
始動直後の白煙の出ている状態での暖気で、
すでに
バルカンの排気音に変化が見られました。
バルカンって三拍子チックな排気音を奏でてくれる素敵なバイクなんですが、
「三拍子のリズムが崩れにくい」
前から三拍子っぽいリズムが割と出やすい個体ではあるんですが、始動直後は割と三拍子チックなリズムがばらけたりしていました。
それが無くなり、
「スムーズに三拍子っぽいバルカンな排気音を奏でてくれるようになりました。」
まるでプラグを新品に変えた時のようなスッキリした排気のリズムです。
バルカンにスーパーゾイルスプレーっていいんじゃないか・・・w
フューエルワンとか試した時よりはっきり変化出てるしw
というわけで、
スーパーゾイル吹き付け直後の白煙がまだ出ている状態のバルカンがこちらです。
通勤で普段使っているアイドリング回転数の状態のままで確認しています。
動画はスーパーゾイル吹き付け直後から約1分間のアイドリングの状態なんですが、この1分間の間には一度もばらけることなくバルカンな三拍子っぽい排気音を奏でていました。
もちろん、スーパーゾイルのみの変化を見るためにプラグなどは外した状態で、磨いたり綺麗にすることなく取り付けていますので純粋にスーパーゾイルの効果だと思います。
これが実際どれくらい持続してくれるのか?
というところが気になるところではありますが、プラグ交換するサイクルくらい持続してくれるならプラグ交換と一緒にスーパーゾイルスプレーを吹き付けるだけなので、
排気音のリズムが魅力の大半を占めるバルカンにとっては
スーパーゾイルをプラグホールから直接吹き付けるのは大いにありかもしれませんw
自分はとりあえず容量の大きい方なんですが、小さい方ならもう少し安く上がりますしいいかもしれませんね。
エンジンオイル添加剤の方のスーパーゾイルは鉄板アイテムですし。
まとめ
バルカンのプラグホールから直接スーパーゾイルスプレー。
ふと試して見たくなってやってみただけなんですが、はっきりと排気音に変化がありました。
ここまでスッキリとバルカンな三拍子が安定するとは全く想定外の結果で。。。
本当は古い距離の浅かったバイクだから念のために。
というだけの感じだったんですが・・・
バルカンを選ぶ大きな理由の一つが
「排気音」
だと思うので、シリンダーの潤滑や保護と言った意味以外にも変化を感じ取ることができたスーパーゾイルスプレー。
愛用することになりそうですw












コメント
バルカン800クラシックに乗っていて、いつも拝見しています。
大変参考になり助かっています。
今回シリンダーの継ぎ目(エアクリの裏)辺りからオイルが漏れていて
『え・・シリンダーのガスケットがダメになった?!』
と思い、エアクリをずらしたらマッチ棒程度の穴が開いていて、そこからオイルが漏れているのを発見。
なんのための穴なんだ?と思いながら、ネットを探しているといつものこのサイトにヒットし原因が判明。
そういえば最近プラグ交換したので、その時にOリングがダメになったんだとわかりました。
ついでに、ゾイル噴射やってみます。
はじめまして^_^
自分の場合はベースの知識は車のみでして、バイクに関しては部品の構成をチェックしながら想像して自力で作業というところなので、参考程度で留めておいてください笑 言い切れる自信はありませんので笑
プラグ周辺のOリングはまだ自分もだましだまし使っています^_^
また不具合が起これば更新しますので、不具合をお待ちください笑