先日の話です。
Gopro Hero7 Blackがいつの間にか起動できない状態になっていました。
前もって前兆などは全くなくて、久しぶりにGoproを使おうと思ってバッテリーを充電して起動してみようと思ったところ・・・

Goproが一切反応なし・・・
新しいGoproはおそらく9月に出るだろうからこのタイミングで現行の最新モデルのHero10を買うというのももったいない。
ということで、
裏技的なGoproサブスクに加入して「カメラ交換補償」を使ってHero7を交換してもらおうと試みました。
Goproサブスクに加入する前に条件を確認しておくべし
Goproのサブスクは年間6000円で、
- 新しいGoProを$100 USDお得に
- 容量無制限のクラウドバックアップと自動アップロード
- GoPro.comで最大50%オフ
- 理由を問わないカメラの交換補償
上記のサービスが受けられるサブスクリプションです。
この中の「理由を問わないカメラの交換補償」を利用していつの間にか起動できなくなってしまったHero7 Blackを交換してもらおうという魂胆です。
ポイントは、
保証問題とは別で、サブスクリプションに加入していれば年に2回までカメラを交換してもらえるということ!
ただし、サポートとのやり取りの際に判明したことですが、
「購入したことが証明できるもの」

は必須となります。補償期限が切れていたとしてもそれは関係なく、買ったことがわかればいいみたいです。
自分の場合は、ヤフオクで中古品を購入したのですが、その際に偶然にも保証書とレシートを添付してもらっていたので事なきを得ました。
ない場合にはサポートと相談してください。

購入を証明するものは探しますが、無かった場合はどうすればいいですか?
とサポートとやりとりしてみたところ、
「ない場合には担当部署と相談しますのでお知らせください」
とのことでした。
どういったカメラが補償対象になるのか?
Hero5以降のモデルが対象になります。モトブログなどでいまだに人気のあるHero4などは対象外になりますのでご注意ください。
ちなみに無料ではありません。
| Product | Trade-In Fee |
| HERO10 Black Bones | $199 |
| HERO10 Black | $99 |
| HERO9 Black | $99 |
| MAX | $99 |
| HERO8 Black | $79 |
| HERO7 Black | $79 |
| HERO7 Silver | $69 |
| HERO7 White | $69 |
| HERO (2018) | $69 |
| HERO6 Black | $69 |
| Fusion | $69 |
| HERO5 Black | $69 |
| HERO5 Session | $69 |
| Karma | $129 |
| Karma Grip | $69 |
このような感じで交換費用は発生します。

補償期限は切れているけど、ちょっと調子悪いGoproなんかは交換してもいいかと思う。
ということで、いつの間にか起動不能になってしまっていたGopro Hero7 BlackをGoproのサブスクを使って交換してもらった流れをお伝えしていきます。
まずQ&Aを確認
自分の場合には、
「起動不能」状態になっており、リセットなどを試みましたが一才反応ありませんでした。
単純にリセットなどで回復する場合もありますので、事前にQ&Aで確認すれば無駄にサブスクに加入する必要も交換費用も発生しませんの。

自分のHero7の場合は、上記Q&Aを確認してリセットなどを試みましたがダメでした。
Goproサブスクに加入
Hero7が文鎮化したことが判明したので、サブスクに加入することにしました。
このサブスクに加入するために必要な費用は6000円。
加入を済ませた後にサポートに連絡することになります。
Goproサポートに問い合わせる
おそらくこのサポートとの連絡がこのサブスクを利用してカメラ交換補償を使用する際の一番面倒なハードルになります。


というのも、日本語対応できるサポートのチャットが全く繋がらん
サポートセンターがオーストラリアのパースにあるため、
月曜日~金曜日8:00 AM to 5:00 PM
土曜日~日曜日8:00 AM to 5:00 PM(GMT+08:00)
オーストラリア西部標準時 (Australia/Perth)
日本時間で言えばAM9:00〜。

色々試したけど、繋がらない時間帯はまあ何をやってもダメ
で、待ったりしてもどうにもならないから、日を変えたりしながら色々試行錯誤した結果・・・

営業開始直後の日本時間9時付近が唯一つながる可能性がある
自分がチャットサポートに繋げることができたのも営業開始直後の時間帯のみでした。
サポートとのチャットのやり取りで分かったカメラ交換補償に必要なものとは?
1週間かけてGoproサポートとのやり取りで分かったカメラ交換補償を使う場合に必要なものは3点。
- シリアルナンバーが写ったGopro本体の画像
- 故障しているところがわかる画像
- 購入したことがわかる書類の画像
自分の場合は、サポートとのチャットの最中は会社に居たということもあり、自宅にある購入を証明する書類をチャット中に送信することができませんでした。
そして、その購入したことがわかる書類の画像の送信、確認などでまた翌週にサポートとチャットでやり取りすることになりましたので、サポートとチャットで相談する場合には全てが揃った状態で行う方がスムーズだと思います。



サポートとの連絡後、郵送で新しいGoproが戻ってくる
サポートとのやりとりを済ませると、郵送でGoproを返送し、交換されたGoproが戻ってくるという流れになります。
全ての発送作業はUPSという配送業者を利用しての手続となりますが、手続方法などはメールにて記載されています。
あと、送り状などプリントアウトするべき書類が3種類同時に送られてきます。
UPSに集荷依頼をお願いする際に「送り状は○枚必要です〜」などと言われますので必要枚数印刷するようにしておくとスムーズです。

集荷スケジュールと自分のスケジュールが合わない場合には、ヤマト運輸や佐川急便に持ち込むことも可能なようです。
UPSに、

持ち込める場所はないですか?
と聞いたところ、
お近くでしたらヤマト運輸の〜。
とUPSからヤマトに連絡が入るので、「○○時以降であれば持ち込んでいただいて結構です。」
という感じで自分はヤマトに持ち込みました。
手元に新しいGoproが届くまで何日かかる?
UPSという配送業者を利用して手元にあるGoproが送られる先は、
「シンガポール」
追跡を見ていると、到着まではおよそ1週間近くかかるようです。
何日か経過してからGoproより「発送しました!」というメールが入り、自宅に新しいGoproが到着。

自分のGoproが起動不能ということが判明してから約1ヶ月がかかりました。
内訳は、
- サポートとのやり取りで1~2週間(それくらい繋がらない)
- 日本からシンガポールへの配送で1週間
- シンガポールで放置されること数日
- シンガポールから日本への配送で1週間

そこそこ日程がかかりましたが、Goproも新しくなったことでまたしばらく安心できますね
で、
この返送されたGoproはHero9に代わってきています。
何故でしょう?
Gopro Hero7 Blackがサブスクを使ってHero9に変わって戻る
Goproサポートとのチャットの最中のことです。
「Hero7は生産終了になりますので、Hero9への交換のご案内となります。」

ちょw
自分も$79を支払って新しいHero7Blackが手元に戻ってくるものだと思っていたので驚きでした。
そして、

そうすると$99をお支払いする感じになりますか?
とチャットで返信すると・・・
Goproサポート「今回は特別に無料で交換いたします。」
という予想外の返答が・・・。

わかりました。お願いします。
完全に想定外のサポートからの返答だったわけです。
しかし、
よくサブスクの項目の下の方の備考を見てみると、
³GoProカメラの交換は、1年間のサブスクリプションにつき同一モデル (HERO8以降) で年2台が上限です。手数料がかかります。こちらの国々に限りご利用いただけます。
Gopro
Hero8以降は同一モデルと記載されているので、もしかしたら・・・

Hero5でもHero9になって帰ってくるのかもしれないです・・・
Goproオフィシャルからバッテリー単体は買えない!
なんだかよくわからないうちにサポートとのやりとりが進み、Hero9が手元に到着することになりました。
しかし、
返送されてくるものはHero9本体のみで、バッテリーは付属しません。

なるほど、バッテリーを買わないとダメだから無償交換にしてもらえたのかな?
と思ってサブスクに入ったからバッテリーも安く買えるし。
とオフィシャルストアからバッテリーを購入しようとしたところ・・・。
「航空輸送の問題でバッテリー単体では購入できません」
とのこと。
せっかくHero9になるんだからメディアモジュラーとバッテリーを買って送料無料にとか考えていたのが甘かった。。。

結局メディアモジュラーを買って送料無料にするためにバッテリーを買うつもりだったけど買えずに、

ハードケース買いました。。。
そして結局バッテリーは純正を買うことはやめて社外品。

バッテリー単体をオフィシャルストアで買えないとなるとサブスクの魅力半減するな〜・・・
サブスクでカメラ交換補償するのに結局いくらかかったの?
最終的にはHero7 BlackがHero9になって戻ってきました。
かかった費用はというと・・・
- サブスク加入費用 6000円
- 社外バッテリー 4500円
- メディアモジュラーとハードケース 8000円
上記を合計すると・・・18500円
メディアモジュラーとかハードケースとか買ってなければ10000くらいでHero9が手に入ったと考えるとお得だったことは間違いないですね。
というかサブスクの魅力って・・・

カメラが壊れてからサブスクに入ってもカメラ交換補償が使える点
ホントこれ。
まとめ
ウチのカメラはHero7 Blackでした。
それがサブスクのカメラ交換補償を使ってHero9に変わって戻りました。
気になっている点は・・・
サブスク対象機種の下限であるHero5のカメラ交換補償を申請したとしたら、自分と同じくHero9に変わって戻ってくるのだろうか・・・
もしそうなるのであれば・・・



コメント