キャンプツーリングやロングツーリングに使える?ベンリィ110をカスタム!タンデム&リアボックス仕様に変えてみた[カブ用タンデムシート流用]

キャンプツーリングやロングツーリングに使える?ベンリィ110をカスタム!タンデム&リアボックス仕様に変えてみた[カブ用タンデムシート流用]

スポンサーリンク
原付2種
この記事は約9分で読めます。
スポンサーリンク

ザ・ビジネスバイク。スクーター界のスーパーカブ。ウーバーイーツ用?

ベンリィ110ですが、どこから見てもデリバリー、新聞屋さん、郵便配達なバイクにしか見えない。

85000kmと、現役を引退した状態で我が家にやってきたベンリィを自家用として余生を再始動させるべく出来るだけお金をかけずに変えていきます。

  • 色を変える
  • デリバリーボックスを普通のボックスに
  • タンデムできるようにリアシートを搭載する

この3点を大きな柱として85000kmのベンリィを触ります。

ホワイトの外装を水性塗料を使ってローラー塗装

まずは色を変えていきます。

とりあえず現状塗装スペースを確保することが難しかったので、スプレー塗装は行わずに水性ペンキを使ってローラー塗装する事にしました。

メリットは補修の際もペンキがあるのでやり直しが効く。

デメリットは塗面が弱い。

ま、これも味ということ。

過走行のベンリィだけに、あまりお金をしっかりかけて修繕していくつもりはありません。

出来るだけローコストで仕上げていきます。

リアについていたやたらデカいデリバリーボックスも処分したので、その軍資金を元手に改装していきます。

使った水性塗料は、

ホームセンターで安かったという理由で

アレスアーチエメラルド(艶消し)

に決定。

下地はペーパーがけした後にミッチャクロンで簡単に仕上げます。

色見本はもう少し暗めなイメージだったんですが、思ったより明るめな仕上がりでちょっと色選択は失敗したらしい。。。

この水性塗料が剥がれてきたらきちんとウレタンで塗装し直すとして続行。

ん〜・・・

ちょっと明るすぎる。

2021/11/24追記

水性塗料をローラーで塗装した上からイサムエアーウレタンスプレーのAFベース色を使って修正しました。

水性塗料をローラーで塗っているおかげで、ウレタンスプレーで仕上げた塗面もデコボコ感が生まれてつや消しのAFベース色もよりいい感じの仕上がり。

乾かしている間にヘッドライトを家にあったMRカラースプレーのクリアイエローでクラシック気味に変えていきます。

淡めなレモンイエロー〜ビンテージ気味の濃いイエローまで重ね次第で調整できるところが便利なところ。

今回は3回重ねてレモンイエローよりちょい濃い程度に仕上げ。

で、

仕上がったのがこんな感じ。

TJ
TJ

艶消しはいいんだけどもう少し濃いかと思った

塗料のチョイスはちょっと失敗したけど、ここまでかかった費用は1000円。

まぁ、飽きた頃に色は変えればいいし、しばらくはこのまま。

メットインスペースがないベンリィにモトボワットBB BB47ADVを載せる

デリバリーボックスを外したおかげで、メットインの無いベンリィの濡れない積載能力はゼロになりました。

ということで、デリバリーボックスを処分して得た金額内でリアボックスとタンデムシートを調達して設置していきたいと思います。

今回調達したリアボックスは、

モトボワットリアボックス 47L

中華製のリアボックスの中では割と評判の良さそうなリアボックスです。

容量は47ℓということもあり、普通に考えたらデカすぎますがベンリィなので似合うはず。

その大きめなリアボックスを最大限後ろにオフセットさせてベンリィ110に設置していきます。

タンデムを考慮せず荷台に乗せてみるとこんな感じになります。

本来はこんな感じに載せて背もたれ部分をうまく活用するのがベストでしょう。

後ろから見ても、この位置が一番ベンリィ110にマッチする場所だと思います。

でも!

TJ
TJ

せっかくなのでタンデムできるようにリアボックスを載せていくよ

今回はこのベストな設置方法は取らず、できる限りリアにオフセットさせてBB47ADVを載せていきます。

耐荷重には大きく不満は残りますが、濡れたく無いものをボックス内に。

そして、

重量物は荷台に置くという使い分け前提でベンリィ110のリアキャリアの後端にベースを取り付けてみました。

挟んでいる位置は一番前側と真ん中あたり。

重たいものはちょっときついけど荷台にスペースが生まれるからこれはこれで良し。

完成図は最後に・・・

後方にオフセットしたリアボックスの補強用リアキャリア

しばらくリアボックスが不安定な状態のまま使っていましたが、タンデムシートに子供を乗せた際にリアボックスにもたれかかってしまう危険性を考えて補強をすることにしました。

自分が購入したものはRSPACEというところのオフセット用キャリアパーツですが、何社か同じような後方オフセット用のアイテムがあるようです。

前期モデルと後期モデルでリアキャリアの形状が違います。後期モデルは現在も販売されているかと思いますが、前期モデルのベンリィには装着できないと思いますので、購入前によく調べてみてください。

ベンリィPROではない通常のモデルの小さめのリアキャリアを補強するパーツです。

これをつけると、

ガッチリとスチールで補強することができます。

安定感は全く違うので後方にリアボックスをオフセットしたい場合には必須アイテムと言えるでしょう。

モトボワットBBのベースも無加工で収まります。

横から見ると、

変な角度がつくこともなくベンリィの荷台と並行になって見た目も問題ありません。

このように荷台部分を使わずにリアボックスをガッチリと固定することができました。

スチールのプレートはかなり頑丈で結構な重さのものでもぐらつくことすらありません。

最大積載量15kgは伊達ではないみたいですね。

唯一の難点は、全長がかなり長くなったように見えることくらいでしょうか・・・?

カブ用タンデムシートをベンリィ110に流用

タンデムシートを搭載する前にベンリィ110のパーツリストを確認してみると、

タンデムシート関連が廃盤になっており入手困難。

仕方がないので社外品のシートを流用する事にします。

今回使用したシートは

「スーパーカブ用 ピリオンシート」

ベンリィの座面幅はそこそこ広いのである程度大きめな座布団っぽいシートが欲しかった。

そして安いのを探すと、楽天にありました。

Amazonで同じ商品を購入するよりも楽天で購入した方が1000円ほど安く入手可能。

シートにかかった費用は3000円ほど。

カブのキャリアに固定するためのボルトやナットが付属してきますが、今回はシートについているボルト4本をうまく活用して簡単に取り外しできるように加工しました。

荷台の上と下で挟むようにボルトナットで固定すると、タンデムシートの脱着が困難になります。

今回は、

荷台にカブ用シートについているボルト穴を開けてシート位置のガイドとして利用し、固定はマジックテープ。

カブ用のシートには4本のボルトが取り付けされています。

サイズは6mmなので、5mmサイズで穴を開けて少しずつ大きくして少し窮屈な感じになるようにリーマーで穴を拡張しておきました。

少し窮屈めの穴サイズにしておけば差し込むだけで固定できそうだったんですが、せっかくなので購入しておいたマジックテープを準備します。

穴空けはリアボックスの位置とシートの位置のバランスを取った結果、こんな感じで荷台の固定ボルトの間に4箇所を開ける感じ。

もう、これだけでも十分なんだけど、一応保険の意味合いでマジックテープを気休め程度に貼り付けていきます。

位置ぎめが面倒なので、

タンデムシートに両面テープを貼り合わせた状態でガイドとして穴あけしているボルトに差し込むだけです。

はめ込んで座ってしばらく放置して荷台のマジックテープが接着するのを待って完成。

カブ用のピリオンシートを使うメリットは?

色々考えた結果、

あまり費用をかけずにベンリィ110をタンデム仕様にするために選んだものがカブ用のピリオンシートでした。

ボルト穴が空いているんですが、荷台上下で挟み込んでしまうと、荷台自体を取り外すボルトにアクセスしにくくなるし、どうしようかな〜。

で、

ボルトをカットして荷台にマジックテープで固定しよう!

と考えていたんですが、

TJ
TJ

ボルト穴をガイドとして使ってマジックテープで固定した方が安全性が上がる!

と思ったので、荷台に穴あけ&マジックテープで固定。

という方法を選びました。

これで設置する場合、

カブ用ピリオンシートとマジックテープを買うだけで設置することができます。

そしてマジックテープで固定しているだけなので、取り外して荷台として使うことも簡単。

仕方なしの選択肢でしたが、結果オーライ。

ベンリィ110にタンデムシートとリアボックスを併用するよ

で、

完成したベンリィ110のタンデム&リアボックス仕様がこんな感じ。

カブ用ピリオンシートのサイズが約30×30cmですが、前後とも多少のクリアランスは確保できています。

あまりモトボワットBBのリアボックスについている背もたれにしっかり荷重をかけるのは心配なんだけど、背もたれの位置的には絶妙。(後日、リアキャリアは補強済でこの問題は解決)

パッと全体を見渡すとこんな感じになります。

濡れたく無いものはリアボックス内へ。

重たい荷物を積載する場合には、タンデムシートを外してリアボックスに収納してベンリィの荷台にそのまま載せる。

こんな運用方法になりそう。

リアボックスに重たいものを載せる場合、タンデムする場合には、キャリアの補強は必須です。

かかった費用はリアボックスの約10000円とタンデムシートの3000円。あと色を変えたペンキ代が約1000円。あとプラグとエアクリーナーを買ったけど1500円くらい。20000円でお釣りが来てます。

外装を外した際にせっかくなので、

一応プラグとエアクリーナーを交換。

いつ変えたんだろ・・・

まとめ

まだ登録できていないので試運転などはまだですが、47リットルのリアボックスはとても便利そう。

色々考えずに荷物を突っ込めるのは楽ですから。

念には念を入れてリアボックスの耐荷重を考えるのであれば、リアキャリアの補強は必須かと思います。

でも、何より痛感したのが・・・

ベンリィの純正部品&社外部品の廃盤問題。

色々社外品なども出ていたみたいですが、売れなかったのか?

かなり廃盤になっており手に入りません。

純正部品すら多数が廃盤になっており手に入らないのは予想外でした。

あとは、

USB電源とRAMマウントあたりかな・・・

原付2種
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク

コメント