「モンベルのストームバイカーって、実際どうなん?」
「長く使ったら劣化してへん?」
「ワークマンのレインウェアと比べてどっちがええの?」
って疑問、バイク乗りなら一度は気になるところやと思う。
結論から言うと、2020年に買って6年経った今もメインローテに残ってる。一番きつい雨の日は迷わずこれを選んでる。
ただし正直に書いておくと、自分が使ってるのは 2020年の旧モデル(上下セット販売時代の最終ロット) で、現行品はジャケットとパンツが別売り化された後継モデル。設計コンセプト(ドライテック3レイヤー+バイク特化形状)は継続してるけど、6年使用の体感レポートは旧モデルベースなので、そこは差し引いて読んでください。
- 6年使ってメインローテ生存・「一番きつい雨」専用ポジション
- 縫い目(パンツ股)からの浸水ゼロ・加水分解未発症
- 毎年1着買い替えてレインウェア比較してるけど、これに勝る信頼度のバイク用にまだ当たってない
- 次買い替えるならパンツだけ1サイズ上(XL)にしたい → これは別売り化したからこそ可能になった選択肢
結論|モンベル ストームバイカーは「買い」か?
買い。ただし「きつい雨で確実に守りたい層」向け。
自分の場合、レインウェアは複数所有してて、ほぼ毎年1着ずつ違うのを買って比較検証してる。それでも、ストームバイカーに勝る信頼度のバイク用レインウェアにはまだ当たってない。
通勤レベルで雨をしのぎたいだけなら、ワークマンのBR002バイカーズで十分。価格差は4倍以上ある。
でも、
- 台風レベルの大雨でもしっかり守りたい
- 長距離ツーリングで雨に当たる可能性が高い
- 一度買ったら長く使いたい
このどれかに当てはまるなら、ストームバイカーは投資価値ある。
現行品(別売り)
- ジャケット: ストームバイカー ジャケット(#1131106) ¥16,500(税込)
- パンツ: ストームバイカー パンツ(#1131107) ¥13,750(税込)
- 上下合計: ¥30,250
モデル変遷 — セット販売時代から現行別売りへ
ストームバイカーは2020年にモデルチェンジしてて、それを境に販売形態が変わってる。
| 時期 | 販売形態 | 備考 |
|---|---|---|
| 〜2020年 | 上下セット販売 + 補修用パンツ単体販売 | 自分が買ったのはこのモデル |
| 2020年〜現在 | ジャケット / パンツ 完全別売り | サイズを上下別々に選べる |
自分が買ったのは2020年のモデルチェンジ直前の 旧モデル(セット販売時代の最終ロット)。たまたまモンベル公式のファクトリーアウトレットで40%オフ程度になってたから飛びついた格好。気になる人は定期チェックしておくと旧モデルが安く流れてくることもある。
実店舗に取り寄せてもらって試着して購入したので、サイズミスはなし。当時の値段で考えてもアウトレット価格はかなりお得感あった。
2020年の別売り化以降のマイナーチェンジは正直追ってない。ただ、設計コンセプト(バイク用としての形状・ドライテック3レイヤーの使用)は継続してるので、現行品も同系統の使用感だと予想してる。
別売り化した最大のメリット
ジャケットとパンツでサイズを別々に選べるようになった。
これ、地味やけどめちゃくちゃデカい。自分の場合、当時セットで「Lサイズ」を買ったけど、今になって振り返ると パンツだけはワンサイズ上のXL(LL相当)にしておけばよかった と思ってる。
セット販売時代はそれが不可能やった。「ジャケットがちょうど良いサイズ」を取ると「パンツのフィット感」は妥協するしかなかった。現行の別売り化はその制約をなくしてる。
6年使った正直レビュー
2020年7月に購入してから2026年5月時点まで、約6年間ローテで使い続けてる。バイク通勤+ツーリング+緊急召集系(梅雨に急に呼び出される系)と、登場機会はそれなりに多かった。
1. パンツの股部分の縫い目からの浸水ゼロ
これは正直一番びっくりしてる。
レインウェアって、長期使うとパンツの股のシームテープが剥がれて浸水し始めるのが定番の劣化パターン。バイク乗りの姿勢で股部分にずっとテンションがかかるから、ここが弱点になりやすい。
ストームバイカーの場合、6年経った今もこの股部分から染みてない。これは縫製品質とシームテープの貼り付け精度が相当しっかりしてる証拠やと思う。
2. 加水分解(PUコーティングの劣化)も未発症
ドライテックは、多孔質メンブレンに親水性のポリウレタンをコーティングした構造(モンベル公式情報)。ポリウレタン系なので、構造上は加水分解する可能性がある素材。
実際、ドライテックを使った他モデル(サンダーパス等)では「5年目あたりから表地と裏地が剥離した」「ポリウレタンの加水分解で寿命が来た」という使用者レポートがある。
ただ、自分のストームバイカーは 6年経っても加水分解の症状は出てない。具体的には:
- 表地と裏地(メンブレン側)の剥離なし
- 内側のベタつき(PU加水分解の典型症状)なし
- 撥水性能も体感ではそこまで落ちてない
メンテナンス(使用後乾燥・湿気の少ない場所で保管)が効いてる可能性はあるけど、自分が試してきた他のドライテック品と比べても、6年経って加水分解の症状が出てない個体はこれが珍しい例。
3. 毎年1着レインウェアを買い替えても、これを超えられない
自分はバイク用・登山用含めて、ほぼ毎年1着ペースで違うレインウェアを試してる。価格帯も数千円〜数万円までバラバラ。
それでも、「バイクで使うときの信頼度」では、いまだにストームバイカーが筆頭に残ってる。
理由を分解すると:
- バイク特化形状(フロントファスナー2重構造・首アジャスター・腰アジャスター・袖アジャスター)
- ドライテック3レイヤーの軽さと着心地のしなやかさ
- 縫製品質の高さ(長期使用でも縫い目から漏れない)
- モンベルのリペアサービスで長く使える設計思想
「一着で何でも完結する万能性」よりも、「バイク用途で確実に濡れない」という一点で抜けてる。
自分は モンベル ストームクルーザー(ゴアテックス・登山用フラッグシップ) も所有してる。レインウェア素材の最高峰と言われるゴアテックス、しかもモンベルの上位モデル。
でも、「大雨のバイクでどっち選ぶ?」と言われたら、迷わずストームバイカーを選ぶ。
ゴアテックス+登山用形状より、ドライテック+バイク特化形状の方が、バイク用途では上回るっていう実体験ベースの結論。素材の格より、「何の用途で設計されてるか」の方が結果的に効いてくる、というのが実体験ベースで見えてきたところ。
4. 次に買い直すなら、パンツだけ XL(LL相当)にしたい
今のサイズはジャケット・パンツともL(当時セット販売時代に決めたサイズ)。
使ってみての本音は、パンツだけは1サイズ上のXLにしたい。バイクの座位姿勢でしゃがんだ時の股まわり・膝の屈伸のゆとりを考えると、もうワンサイズ余裕欲しい。
これ、まさに現行モデルの 別売り化メリット が活きるところ。
| 部位 | 今 | 次買うなら |
|---|---|---|
| ジャケット | L | L(変えない) |
| パンツ | L | XL(LL相当)に上げる |
セット販売時代やったら、この組み合わせは物理的に作れなかった。現行品ならカートに別々に入れるだけで完結する。
製品スペック(現行モデル基準)
現行品(1131106 / 1131107)の公式スペック:
| 項目 | ジャケット (#1131106) | パンツ (#1131107) |
|---|---|---|
| 素材 | ドライテック3レイヤー [表:50デニール・ナイロン・リップストップ] | ドライテック3レイヤー [表:50デニール・ナイロン・リップストップ・内股:50デニール・アンチグリース・ナイロン] |
| 重量 | 平均358g | 平均277g |
| 価格(税込) | ¥16,500 | ¥13,750 |
| カラー | ネイビー / オレンジ | ダークグレー |
| サイズ | S / M / L / XL / XXL(男女兼用) | S / M / L / XL / XXL(男女兼用) |
ドライテック共通の防水透湿性能(モンベル公式)
- 耐水圧: 20,000mm 以上
- 透湿性: 8,000〜20,000g/m²・24hrs(JIS L-1099B-1法・モンベルのドライテック品全体での値・モデルや素材構成により変動)
- 撥水性: 超耐久撥水
参考: モンベル公式 DRYTEC™ ドライテック®解説ページ
旧モデル(上下セット)との重量比較
- 旧モデル 上下セット: 615g
- 新モデル 上下別売り合計: 358g + 277g = 635g
数字上はほぼ同等(差20g)。別売り化で大きく重くなったわけではない。
バイク特化の機能
- ダブルカフ(二重構造の袖口)
- ジッパーがあごに当たらない仕様
- ロングテール設計(裾ずり上がり防止)
- 反射テープ(背面・両腕)+ 反射ロゴ
- ネック・上腕・腰部アジャスター
- サムループ付きカフ
- 二重フラップ構造の前立て(フロント浸水対策)
- 内側ジッパーポケット
- パンツ: 股部分のフリクション/耐摩耗性配置 + 長めのブーツインジッパー
「アウトドアメーカーの防水透湿素材を、バイク用形状で仕立てた」というコンセプトが各所に表れてる。
サイズ感とフィッティング(174cm/65kg・Lサイズ実体験)
自分は身長174cm・体重65kgで、当時セットで Lサイズ を購入。試着して決めた。
ジャケット
- L で着丈・身幅ともにジャスト
- ワンサイズアップ不要
- バックパックを背負った状態でも腰アジャスター操作不要(バックパックのチェストストラップで上半身を絞れる前提)
- 二の腕は若干ゆとりがあるので、走行中ばたつくならアジャスターで締める
パンツ
- L で着用は問題なくできるけど、今振り返るとXL(LL相当)にしておけばよかった
- バイクの座位姿勢で股まわり・膝に少しテンション
- ブーツの上から被せて履けるので、ボトムジッパーの操作性は良好
別売り化の恩恵を最大化する選び方
現行品なら、自分の体格(174cm/65kg)でも以下の選択が可能:
- ジャケット L + パンツ XL(バイク姿勢優先)
- ジャケット L + パンツ L(普段着兼用優先)
- ジャケット M + パンツ L(細身体型)
セット販売時代にはなかった「自分の使い方に最適化された組み合わせ」を作れるのが、現行品の最大メリット。
競合比較 — ワークマン BR002 バイカーズ vs モンベル ストームバイカー
自分はワークマンの BR002 バイカーズも所有してて、3〜4年並行使用してた経験あり。両方持ちの視点で比較する。

| 項目 | ワークマン BR002 | モンベル ストームバイカー |
|---|---|---|
| 価格(上下計・税込) | 約 6,800円 | 30,250円(約4.4倍) |
| 防水性能 | 通勤レベル十分 | 台風クラスでも安心 |
| 透湿性 | 短時間OK・長時間で蒸れ | 長時間着用でも蒸れにくい |
| 重量 | やや重め | 軽量(上下635g) |
| 縫製品質 | 価格相応 | 長期使用でもシーム健在 |
| 長期耐久性 | 数年で買い替え前提 | 適切メンテで長期使用 |
| バイク特化機能 | 必要十分 | 細部まで作り込み |
| こんな人向け | 通勤・短距離・コスパ重視 | ツーリング・長距離・長く使いたい |
使い分けの結論
- 通勤・短距離レベル → ワークマン BR002 で十分。コスパで圧勝
- きつい雨・長距離ツーリング・確実に守りたい → モンベル ストームバイカー
自分は両方所有してて、「今日の天気予報が微妙」程度ならBR002、「台風接近中の通勤」ならストームバイカー、という使い分け。
こんな人におすすめ / こんな人は別の選択肢を
おすすめ
- 長距離ツーリングで雨に当たる可能性がある人
- 一度買ったら5年以上は使いたい人
- モンベルのリペアサービスで長く付き合いたい人
- バイク特化の細部まで作り込まれたレインウェアが欲しい人
- 別売り化を活かして「ジャケットとパンツで違うサイズ」にしたい人
別の選択肢
- 通勤往復だけでレインウェア使うなら → ワークマン BR002 バイカーズ(¥6,800で買える時点で「1万円以下で済ませたい」層も丸ごとカバー)
- バイク+登山を1着で兼用したいなら → モンベル ストームクルーザー等(バイク特化形状ではない分、純バイク用としてはストームバイカーに劣るけど、登山も視野なら汎用性で勝てる)
まとめ — 6年使ったオーナーの結論
2020年7月に購入してから2026年5月まで、ローテで使い続けてみた結論:
- メインローテに今も残ってる(毎年1着新調しても置き換わらない)
- きつい雨専用ポジションで稼働中
- パンツ股部分からの浸水ゼロ・加水分解も未発症
- ドライテック3レイヤーの軽さとしなやかさは長期使用でも変わらない
- 次買い直すなら パンツだけXL(別売り化メリット活用)
価格は決して安くないけど、長期使用で壊れない投資効率 を考えれば妥当。現行品価格 ¥30,250 を6年で割れば、年あたり ¥5,000ちょっと。むしろ安いくらい。
「とりあえずバイク用レインウェアの正解を1本買っておきたい」なら、現行品の組み合わせは間違いなく候補に入る。
現行品(別売り)
- ストームバイカー ジャケット #1131106 ¥16,500(税込)
- ストームバイカー パンツ #1131107 ¥13,750(税込)
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