オールシーズン使えそうなアーバニズムのウォータープルーフジャケット

オールシーズン使えそうなアーバニズムのウォータープルーフジャケット

スポンサーリンク
UNR302 バイク全般
この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

一年を通してバイク通勤をしていると、暑い時期〜寒い時期まで何を着るか?に困ります。

寒い時期であればひたすら着込めばいいんだけど、暑い時期に厚手のジャケットを着ることはできないしメッシュジャケットは涼しくていいんだけど朝晩という着用のタイミングを考えるとシーズン的には短すぎてもったいない。

そうなると、

インナーを取り外せてオールシーズン対応できるようなウィンタージャケットか、重ね着前提で薄手のジャケット。

こんな選択肢になってきます。

薄手のジャケットはいつもアウトドア用品を使っていたんだけども、ペラペラなジャケットなんだけどレインウェアと同じ素材、肩肘背中はもちろんのこと胸部パッドまで対応可能という実に理想的なジャケットがたまたまやすく売られていたので買ってみました。

アーバニズムというメーカーの、

「UNR302 アーバンストレッチウォータープルーフジャケット」

という薄手のオールシーズン、オールウェザー対応のジャケットです。

その中のマルチというカラーリング。

商品に耐久性があるのであれば・・・ある意味バイク通勤用のジャケットとしては理想的な気もします。

UNR302アーバンストレッチウォータープルーフジャケット

いわゆるアウトドアジャケット風なバイク用のジャケットです。

一番近い商品カテゴリーとしては、春秋用ジャケット兼レインジャケット。という感じでしょうか・・・?

UNR302タグ

定価自体が9800円ということで格安です。

レインウェアと同等の素材を使用しているようなことがamazonには書かれていましたが、スペック表には「防水素材」を使っているアピールしかありませんでした。

どうやら、他の販売サイトを調べてみると、

  • 耐水圧10000mm
  • 透湿性5000mg

程度の素材が使われているようです。

耐水圧や透湿性のスペック面から考えると、レインウェアとしての機能はバイク用レインウェアのエントリークラスと同程度といったところでしょう。

しかし、

レインウェアっぽくないアウターとしてのデザインであったり、プロテクターが胸部プロテクターをはじめ、肩肘、背中と収納できたり、独特な特徴を持っている薄手のアウトドアテイストなバイク用ジャケットであり、オールマイティさは備えています。

UNR302アーバニズム ストレッチウォータープルーフジャケットを開封

薄手、レインウェア兼用可能。プロテクターも胸部、背中、肩、肘と全て対応。

これだけを見ても冬場に中に着込んで防寒できるのであればバイク通勤用の理想的なジャケットです。

早速アーバニズムのオールシーズン対応のジャケットがどんなものなのか見ていきます。

袋に入ったUNR302

持って見ても薄手だということがわかります。

生地的には、

レインウェアほどコンパクトでは無いけど、普通の春夏用の薄手のジャケットより少し薄く感じるようなそんな感じです。

UNR302アーバニズム ストレッチウォータープルーフジャケットの各部

UNR302の内側

開封して内側をチェックしてみたところ、裏はもちろんメッシュ仕様。

そしてメッシュ部分にプロテクターが収納できる袋が取り付けられていました。

背中、

背中の収納袋

背中のプロテクター収納部分は細手タイプ。

肩、肘プロテクター収納部分

そして肩、肘のメッシュ部分にもプロテクター収納袋が装備されています。

ここまではごく普通。

このアーバニズムのジャケットにはさらに胸部に、

胸部プロテクター取り付け

胸部プロテクターが装着できるようにマジックテープとスナップボタンが装備されています。

よくあるプロテクターであれば、

タイチのスナップボタンで固定できるタイプのプロテクター。

スナップボタンの周りはマジックテープになっているため、

このようなマジックテープで装着するタイプの胸部プロテクターも装備できます。

hitairの胸部プロテクターは手元にあるので装着してみます。

プロテクターを装着したUNR302

hitairの胸部プロテクターを装着してみたところです。

案外普通に使えそうで、何の問題もありませんでした。これは素晴らしい。

値段、構造だけ見ていくとするならば、かなり良さそうなジャケットです。バイク用ジャケットではありますが、アウトドアテイストなパーカースタイルでバイク通勤で使っても違和感は全く無いし安全装備も装着できる。

そして、コンビニにこのまま入ったとしても全く普通のアウトドアウェアを着ているのと同じような感覚で見られるはずです。

レインウェアとしてのアーバニズムのジャケットはどうなのか?

薄手のマウンテンジャケットのような構造をしたバイク用に作られたジャケット。

こんな感じのUNR302アーバニズム ストレッチウォータープルーフジャケットですが、雨天のバイクで使うことを想定したらどうなるでしょうか・・・?

一番重要なフロントファスナー部分周辺は、

2重構造の前たて

もちろんのことしっかりとファスナー前面を2重構造にしてレインウェアを意識した作りになっています。

ファスナーは止水ファスナーではありませんが、

全面のマジックテープ

マジックテープ部分が全面に縫い付けられていますのでフロントファスナー周辺からの浸水のリスクは少なそうな感じです。

フロントファスナー周辺はレインウェア の基本をしっかりと抑えて作られています。

唯一の気がかりは

「マジックテープの素材感と細さ」

に若干の耐久性への不安が残る程度です。

そして、何よりありがたかったのは、

取り外せるフード部分

フードが付いたアウトドア調なバイク用ジャケットになるわけですが、

「フードの脱着が可能」

という点。

最近のアウトドアメーカーから販売されているレインウェアやジャケットはフードが取り外せないようになっている物がほとんどで、ロールアップしてフードを固定するジャケットが多く、バイクで使っているときに

「フード外しておきたいな〜」

と思うことがありますが、そう思う時に対応できません。

しかし、このジャケットは、

首裏ファスナー

マジックテープとファスナーでフードが固定されているだけなので、簡単に取り外しておくことができます。

フードを外したジャケット

本当にアウトドア用ジャケットなどではフードが取り外せる物が減ってきているので、案外貴重な機能だと思います・・・。

あとは、雨の時に限った話ではありませんが、

ウェスト二の腕調整ベルト

ウェスト部分と二の腕の部分に絞れるようにマジックテープが装着されているため、走行中のバタツキや雨天走行中の腹部周辺に水たまりができることを防いでくれると思われます。

この作りはバイク用っぽいところですね。ポケットも二つついているので最低限の収納はできることでしょう。

あ、

収納袋

かなりレインウェアを意識した商品のようで、レインウェアとして携行するときのための収納袋も同封されていました。

商品的には、基本的にはレインウェアだけど、普段から着てもらってもそんなに違和感ないように作ってあるよー!的な商品なんでしょう。きっと

アーバニズム ジャケットの防寒は?

雨でもそこそこ使えそうな構造をしているアーバニズムのUNR302ストレッチウォータープルーフジャケットですが、

UNR302全体像

防寒着という観点からはどうでしょう・・・?

ジャケット単体での防寒性能の体感は、

レインウェアよりは生地の厚み、裏メッシュのおかげで保温力はありそう。でも防寒素材は入っていないので外気温が20度付近になり始めると中に着込むものを考える必要があるようなそんな雰囲気。

実際に着用してみたところ、

UNR302

当方のスペックは、

174cm65kgというごく一般的なスペックになるかと思いますが、着用しているサイズがLサイズ。

アーバニズムのウェアによくある小さいのでワンサイズ大きめを!

というサイズ感ではありません。

普通のサイズ選びでいいかと思います。

感覚的には中にインナーダウンなどを着用したらぴったりくらいのサイズ感です。

秋口〜冬前になったら試してみようと思っているインナーが、

UNJ-046のインナー

同じくアーバニズムのウィンタージャケットのインナー。

これさえ着ちゃえば真冬以外は対応できそうな雰囲気もあります。

実際のところ、インナーを着たくなるような時期になってみないと正直なことは書けませんが、薄手のレインウェアよりは暖かいことは間違いありません。

まとめ

このアーバニズムのストレッチウォータープルーフジャケットは3色展開のようで、自分が購入したカラーリングであるマルチの他、イエロー/ブラック、オリーブ/ブラックになっています。

中に着込むものさえ調整しておけば真夏以外は確実にバイク通勤用として使えるジャケットです。

バイク用ジャケットだけどバイク用のジャケットっぽくない上に防水機能もついていて、さらに薄手のジャケットなのに胸部プロテクターまで付けられる。

そして安い。

これだけでも十分購入した意義を感じられるジャケットでした。

バイク全般
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク

コメント