雨の日曜日。
特に何もなかったので、
以前から購入したまま工具箱の中に眠っていた3インチのクランプ式ショートミラーを装着してみることにしました。
購入直後に仮設置してみただけだったので、フルステア時にどこにも接触しない場所に装着した場合に後方確認できるのか?
そこだけが心配でしたが、なんとか付いたようです。
ちなみに、
通勤でも使っているため、左一個のみのクランプ式ミラーをつけるというわけでなく左右両方に・・・
見た目はアレですが、朝の通勤時間帯の渋滞には左右ミラーが必須です。
クランプタイプのラウンドショートミラー
前から気になっていたのは、

スクエアタイプで小ぶりなタイプなのにやたらとミラーの存在が目立ってしまうこと。
でした。
そこで、
ドラッグバーハンドルのブラックに合わせてこんなミラーを。。。
2セット購入してあったわけです。
やたら目立ってしまうミラーですが、小ぶりな割に位置的な関係からなのか?やたら後方確認性能が抜群ということもあり、交換に踏み切れずにいたというのが本当のところ。
そこで、何も予定が無い日曜日に雨が降るという「作業日」が出来てしまい、せっかくの作業日なので交換してみることにしました。
クランプタイプのミラーでフォーティエイトの様に下からミラーを出す!
今回の目的は、フォーティエイトのミラーにしたいわけではなく、
「フォーティエイトの様にハンドル下から左右にミラーを出す。そして出来るだけスッキリ目立たない様に付けること」
フォーティエイトの様にあからさまに下からミラーが出てますよという雰囲気にはしたくない。
むしろ下から出てますよ。
という雰囲気が出てしまうくらいなら上に付けていた方がマシ。
ドラッグバーハンドルにクランプタイプのミラーを付けてみる
付ける前の状態がこちら。

我が家のバルカンのハンドル回りの構成は、
- ドラッグバーハンドル
- 8インチのハンドルポスト
- スポーツスター風タンク
この様な状態のハンドルにクランプタイプのラウンドミラーを装着してみます。インチハンドルにはクランプさせることができますが、それよりも太いハンドルポストにはクランプさせることができません。
よって、必然的に短いエリアのドラッグバーハンドルにクランプさせるしか無い。

左ミラー
まずは左ミラーのクランプから試していきます。
出来るだけ端にオフセットしておかないと、ショートステムタイプのミラーなのでタンクに接触しそうになる。
そして、
下げすぎるとタンクにすぐに接触。。。
位置的にはホーンボタンの直下あたりしかうまく収まる場所がありません。
ということで取り付けできたのがこの位置でした。

これより上にあげてしまうとホーンを押しにくいどころかグリップを握る手に影響があり、少し下げてしまうとタンクに当たる。
この位置でなんとかグリップも問題なく握れてホーンも厚手のグローブをしたままで押せる。
そして、

ハンドルロックする位置でもタンクに接触すること無し。
この程度のクリアランスを確保しておけば多少ミラー調整したとしても当たることは無さそうです。
右ミラー
この勢いでメインの右ミラーも交換していきます。

左ミラーとよく似た位置でセットしてみたところがこんな感じです。
スターターも押しにくくはなりますが、押せる程度のクリアランスはあり、
おそらくタンクとも・・・

左と同じ程度のクリアランスが確保できており、問題は無さそうです。
クランプタイプの3インチラウンドミラーで後方確認できるのか?
左右ともにどこかに当たるということもなく微妙な位置に取り付けできたクランプタイプの3インチラウンドミラーですが、
残す問題は・・・
「後方確認できるのか?」
という問題です。
ハンドルポストが8インチとそれなりに高さはあるからなんとか見えるんじゃないかな〜と計算してはいるんですが、
実際のところどうでしょう?

まだクランプタイプのミラーを外す可能性も残っていたので上からも下からもミラーがついています。
この状態でそれぞれの視野をチェックしておきました。
左の視野
上についているスクエアタイプのミラーだと、

隣に止めてある車のAピラーからBピラーあたりが確認できます。
それに対しクランプタイプのミラーだと、

ボンネット周辺からAピラー、Bピラー付近まで確認することができています。
ハンドルを握ったままだと左ヒジ周辺の写り込みがあるので、若干左ヒジをあげる様な形でミラーを見るようにすれば似たような視野角を確保することができているようです。
これならなんとか実用上の問題無し。
右ミラー
右側のミラーも同様に確認しておきます。
やはり取り付け位置が左右ほぼ同じということもあり、問題なく確認は取れていました。

ヒジをあげないと写り込んでしまう。
ヒジをあげるようにして後方確認するようにしてみると、

ヒジの写り込みがなく後方確認が上についていたミラーと同程度の視野角を確保できます。
あとは100km程度の車速でミラーがブレたりしないかどうか?
とか実際に使ってみてから考えていかないといけない部分は残っていますが、ちょいとヒジをあげて後方確認をするように癖をつけるのがコツ。
ちなみにこんなクランプタイプの小さな3インチラウンドミラーでも、

アドレスV125のハンドル幅ギリギリで付けてあるタナックスのミラーに比べると遥かに後方確認はやりやすい。
やはり腕の位置ですね・・・。
フォーティエイトより遥かに目立たないクランプタイプミラー
クランプタイプのミラーをドラッグバーのスイッチ類の近くに設置したとしても思った以上の視野角を確保することができました。
要因は8インチという高めのハンドルポスト。
低めのポストが付いていたとしたらおそらく腕に阻まれて後方確認ができず、ミラーの意味がない取り付け位置になってしまっていた可能性は高いです。
使えることがわかった段階で、どの程度目立たずにスッキリしたのか?
という部分。

後ろから確認してみると、もちろん左右両方にクランプタイプのミラーが装着されています。
後ろからみるだけでもハンドルから突き出ていたミラーが無くなった分若干のすっきり感は出ています。
右だけにすればかなりシンプルになっていたはず。。。

でも、
前からみてみると本当にミラーの存在感がありません。
ブラックというミラーのカラーも一つの要因だと思われますが、ハンドルに紛れ込んでいて付けていないように見えるかもしれないスッキリ感。

前から見てももちろんミラーの存在感は消えていますが、若干上から見たとしてもミラーの存在はそれほど目立たなくなりました。
バルカンは95年式ということもあり、ミラーの大きさなどの車検の規定はありませんのでこのミラーで全く問題が無いようであれば、ずっとこのままいけるでしょう。
まとめ
上に出していたミラーはどこのメーカーのものかわからないようなメーカーの小さめのスクエアミラーだったんですが、ものすごく後方確認しやすく、速度が上がってもブレることもなくいいミラーでした。
気に入っていたからこそ、交換することを躊躇していたミラーですが、
思っていた以上にハンドルポストの高さとクランプタイプのミラーの愛称は良かったようで、期待以上の視野角を確保できています。
クランプタイプのミラーは値段も安いですし、右一本だけとかであれば、うまく取り付けできなかったとしてもダメージは少ないです。
ちょっとした時にミラーに被せていたヘルメットの置き場には今後困ることになりそうですが、ミラー1つ変えるだけで思った以上に見た目の印象は変わるものだな・・・
と、
何か思い出した気がします。


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