秋冬モデルが春先に在庫処分となって格安で販売されているのは良く目撃する光景ですが、たまたま前から少し気になっていた3シーズン使えそうなウィンタージャケットのちょうど良さげなサイズが割引されて販売されており手を出してしまいました。
前から気になっていたジャケットで、今回購入してしまったジャケットは・・・
ラフアンドロード RR7683 フライトジャケット
ライディングウエア機能満載のネオミリタリースタイル
“ラフアンドロード “
ファーの優れた防寒密閉性で抜群の暖かさ
アウトドアテイストなパーカーっぽいスタイルではなく、ミリタリー調を取り入れたバイク用のジャケットという感じです。
もちろん、プロテクター類は胸、肘、肩、背中と全てに収納が可能で、インナーウェア、首回りのフェイクファーを取り外す事でかなり長い季節で使う事ができそうです。
RR7683 フライトジャケット
当方のスペック的には174cmで65kg程度とごくどノーマルなサイズ感となりますので、サイズ選びの参考になりやすいかもしれません。
購入したのは“Lサイズ”の“カラーはガンメタ”です。
色々なサイトで販売されていると思いますが、ガンメタのカラー調は公式に掲載されている画像が一番近い感じがします。
Lサイズを購入してみたサイズ感は、
- インナーも装着した状態であればLサイズで少し余裕あり。
- 真冬に下に着込むことを想定から外せる使用環境、インナーを外した春、秋をメインに想定するのであればMサイズでジャストサイズ。
こんな感じのサイズ感でした。
前から気になっていたのは、そう。
レビューなどが少ない
という事。
見た目のデザインはわかりますが、インナーの構造やフェイクファーのつけ外しなど。手に持ってみないとわからない部分がたくさんありました。
ラフアンドロードのフライトジャケットってどうなんだ?
早速、インナーもフェイクファーも取り付けた状態で着用してみました。
ジャケットの下に着ているのはシャツ一枚の上に薄いダウンベスト一枚と言った構成です。

普段使いがメインの使用用途という事で、背中、肘のプロテクターは購入時に付属していたものを装着したまま。そして肩パッドだけ取り外してあります。
胸部プロテクターのみ別売りという事で、
ハードタイプの胸部プロテクターのみ後で購入予定です。
後日、ラフアンドロード製の胸部ハードプロテクターを購入し装着してみました。
ハードプロテクターの割にはそれほどプロテクター感が目立つことがない、通常使用という環境で考えれば素晴らしいプロテクターだと思います。
ラフアンドロードのジャケットは胸部プロテクターが独特な形状のため、ラフアンドロード製がオススメです。
インナーを外し、胸部プロテクターの構造を確認してみたところ・・・
手元に、2種類ほどプロテクターを持っているのですが、どちらも長さが足りませんでした。長さが足らず胸部プロテクターがあるべき位置より低くなってしまうため、現実的に考えてもラフアンドロード製の胸部プロテクター以外はほぼ腹部プロテクター状態になってしまうかと思います。

というのも、
ラフアンドロード製のジャケットは独特な胸部プロテクターの構造をしており、一般的な胸部プロテクターの収納よりも10cm以上長い。
という事で、
胸部プロテクターを持っているから使い回す!
ということは避け、素直にラフアンドロード製の細長いプロテクターを購入するべきのようです。
ラフアンドロードのRR7683の創りをみてみる
インナーがどうなっているのか?
とか、
ファーを外せるってどうやって付いてるの?
とか思っていました。
結論からいくと、普通に簡単に取り付けができて簡単に取り外せる。
普通のインナー脱着ができるタイプのジャケットと同様に、ファスナーであったり、ボタンなどで固定されているだけです。

ジャケットのファスナーの一つ内側に良くあるインナー脱着用のファスナーが付属しています。
ここでファスナーの脱着が簡単に行えるようです。
ファスナー以外のジャケットとインナーの固定部分は、

腰部分にボタンループが一箇所。

袖のボタンループがそれぞれ一箇所ずつ。

背中のボタンループが一箇所。
こんな形で簡単に取り付けがされていました。
RR7683のインナーを外してみた
こんな形で簡単に取り付けされているおかげで、微妙な季節である3月などでもそれほど大変な思いをすることなく脱着できそうです。

こんな形で簡単に脱着する事ができます。インナーとフェイクファーの襟元の防寒は別体となっているため、
インナーまでは不要だけど首から風を入れたくないなー。という時期にはファーだけつけたままという感じにも使えます。
ただ、
インナーを取り外してしまうと・・・

ウィンドスカート的な機能がインナーウェア側に付いているため、腹部からは若干の風の侵入があるかもしれません。
RR7683のフェイクファーを外してみた
次に首回りの防寒としてすでにかなりの効果を体感しているフェイクファー部分。
これがあればネックウォーマーが無くても首からの風の侵入はほぼ心配なし。

ここもシンプルにボタンでとめられているだけで簡単に脱着する事ができました。

このフェイクファーを取り外すと、かなり首回りが涼しくなりさらに季節の幅を広げる事が可能。
シルエット的には、フェイクファーも外して、インナーも外してスッキリさせた状態でできるだけ長い季節使いたい。

インナー、フェイクファーを外すとはっきりと背中のプロテクター形状が確認できます。
サイズ的には40cm程度の、
タイチのバックプロテクターあたりが綺麗に収める事ができるサイズ感です。
ジャケットのインナーを外し、フェイクファーを外して着用してみると・・・

胸部付近の厚み、腕周りの厚みがかなり少なくなりスッキリとしてきます。
おかげでジャケットの二の腕付近はかなり締め込まないとダボダボと言った印象を受けました。
が、当然の事ながらサイズ調整ができるようになっており、

インナーを外してもダボつきは抑える事ができそうです。
腕だけではなく腰部分でも調整ができるようにはなっていますが、腰部分は絞るよりもルーズに使いたいかな・・・
RR7683はオールシーズン使えるのか?
春、秋、冬の3シーズン使うつもりでこのRR7683 フライトジャケットを購入したわけですが、
インナーの脱着、フェイクファーの脱着ができるという点、アウタージャケットの生地の厚みが意外としっかりしているという点から、
- 晩秋〜春先までは全く問題なさそう。
- 夏前から初秋はかなり我慢が必要かも?
こんな感じになると思います。
ベンチレーションと言えるものが装備されていないので、熱い季節はまず無理でしょう。
でも、一年間をベースに使える時期はかなり長く使えそうなジャケットなので良いジャケットだと思います。
RR7683の弱点は?
秋冬は間違いなく問題なくクリアできそうな防寒、防風。春もかなり粘れそうとオールマイティに使えそうなジャケットのRR7683ですが、唯一・・・
カッパを上から着る事ができませんでした。。
そう、
晩秋から春先にかけての雨対策に若干の不安が残ります。
ファスナー類は全て通常のファスナー仕様となっているため、雨を弾けたとしても浸水してくる事が想定されるため、
アウターを使わずにインナーだけ着用して、その上からカッパを着る。
とか、色々方法を考えないとダメな感じです。
まとめ
ある意味衝動買いしてしまった、ラフアンドロードのR7683 フライトジャケットですが、インナーを着用せずに使えるこれからの時期がデザイン的には本番な気がします。
デザイン的には、ミリタリー寄りなジャケットになりますので、バイクバイクしておらず、プロテクター類を外しておけば普段に着用していたとしてもそれほど違和感なく使いまわせるモデルだと思います。
防水仕様とカタログには載せていないんだから、いっそのことベンチレーション機能をこっそり付けておいてくれたら・・・
もっと使えるシーズンが拡がるのに。



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