バルカンの純正スロットルワイヤーは2本で使う方が安全な理由とは?|キャブの引き側、戻し側

バルカンの純正スロットルワイヤーは2本で使う方が安全な理由とは?|キャブの引き側、戻し側

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バルカン
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バルカンのハンドルを

純正ハンドル → ドラッグバー&ハンドルポスト

に変更した際に、

ハンドル交換!バルカンの純正ハンドルをドラッグバー&ハンドルポスト6インチへ!
現在の通勤号のバルカンのハンドルはどノーマルで、以前から少し使いにくい感がありまして、中古で何かいいものがないかなーとずっと探していたんです。 条件は 純正配線、ケーブルでそのまま使える範囲内のサイズ バーハンドル系 ヤフオクにて中古で適度...

戻し側のスロットルワイヤーの断線が発覚し、それ以降はずっと引き側一本で使っていました。

なんだかんだで半年はこの状態で使っていたわけですが、そのうち引き側、戻し側両方新品に変えようと思いながらもズルズルと放置していたわけです。

で、

本来は2本ともセットで新品に交換するべきなんですが、とりあえず戻し側のスロットルワイヤーだけ新品を取り付けておきました・・・。

引き側は・・・暖かくなったら考えます。

純正スロットルワイヤーが引き側1本だけの現状

キャブにはアクセルを捻る際に引っ張るためのスロットルワイヤーと、アクセルを戻す際に引っ張るスロットルワイヤーの2本が取り付けられています。

バルカンの純正スロットルワイヤーの場合には、

右ハンドル下からの画像ですが、前方にあるスロットルワイヤーが引き側。

後ろにあるべきものが取り払っていますが、こちらにあるべきワイヤーが戻し側。

今回は、ここにあるべきものを取り付けて行きます。

スロットルワイヤーへのアクセス

こうやって前から見ていくと、

  1. ハンドル
  2. ネック
  3. タンク内側

と言う経路を通ってキャブに向かって行きます。

必然的に、

タンクは降ろさないとスロットルワイヤーのキャブ側へはアクセスできません。

ので、タンクをささっと降ろします。

シート、メーター、タンクと言う順番に取っ払い、あとは純正エアクリーナーボックスの吸気部分を取り外せば、ほぼスロットルワイヤーが露出してくれます。

純正スロットルワイヤーが引き1本だと危険かもしれないと言うその理由

現在の引き側一本で使っていた画像がこれです。

バルカンの純正スロットルワイヤーの固定方法が、

ハンドル部分への固定が引き側スロットルワイヤーにより2本とも固定されます。

そして、

キャブのスロットルへの固定は戻し側スロットルワイヤーに付属しているクリップにより2本とも固定される構造になっている訳です。。

つまり、

引き側1本だけだとキャブへの固定が不安になる。と言うことです。

自分の場合には、

戻し側についていた固定用のクリップだけを使い、引き側のスロットルワイヤーを固定していました。でも、1本だとうまく固定できないため針金で引き側とクリップを動かないようにしてありました。

この、スロットルへの固定が外れてしまった場合が危険かもしれない。と言う理由です。

スロットルワイヤーの通し方

バルカンのスロットルワイヤーの通っているルートを確認してみると・・・

キャブからタンク右側のハーネスのステーの内側と、

ネック付近の配線ガイドの内側を通っています。ここは普通にソケットレンチで取り外しが可能なので楽ですが、

ハーネスのステーがプラスで固定されており、結構なトルクで締め付けられていました。

多分、しっかり3番のプラスドライバーを使わないとネジ山を舐めてしまうパターンの危険な部分でした。

上下に2箇所で固定されているので、

ささっと外し内側を通しておいて、

で、戻し側スロットルワイヤーを装着し、クリップで両方のスロットルワイヤーとキャブのスロットル部分を固定。

これで引き側スロットルワイヤーが外れる心配がなくなりました。

あとは、

戻し側のスロットルワイヤーの遊びを調整。

戻し側の調整となるので、アクセル全開の時に戻し側のスロットルワイヤーが突っ張らず、ほんの少し遊びがあるかな〜と言う程度に調整しておきます。

アクセルを捻ったり、戻したりを繰り返し微調整を行なっていたところ・・・

グリップヒーターの接着が取れてグリップが外れると言うハプニングもありましたが無事に作業は終了。

まとめ

ちなみにスイッチボックス撤去後の社外スロットルとスロットルワイヤーの組み合わせであれば引き一本だけのものもありますね。

半年ほどスロットルワイヤー1本で、どうしても遊びあるスロットルの操作に慣れてしまっていたため、

何かカッチリしたアクセル感が気持ち悪いです。

ダイレクト感を求めて、引き側、戻し側共にほぼ遊びを作らなかったからなんですが、しばらくは違和感満載なアクセルワークとなりそうです。

でも、

おかげで偶然にも取れかかっていたグリップヒーターのグリップ部分のボンド固定のやり直しができたのでナイスタイミングだったのかもしれません。

スロットルに対してちょっと緩めなグリップヒーターなので、耐熱の2液タイプのグリップヒーター用のボンドで固定し直した方がいいのか・・・

バルカン
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