先日やっとキャブレターのジェット類を交換してみることができました。

現在の我が家のバルカンは
- 社外マフラー(70φドラッグパイプ)
- 純正エアクリーナーボックス+ハイフロータイプのエアフィルター
こんなところです。
試運転で朝の冷間時の通勤〜帰宅で合わせて1時間ほどは走ることができました。
キャブレターのジェット類がノーマルだった時の症状の再確認
社外マフラー、ハイフロータイプのエアフィルターに交換済で、キャブレターのジェット類はノーマルだった、つい先日までの症状というか特徴は、
- 始動時にコツが必要(チョーク使用の有無に関わらずそ〜っとほんの少しだけアクセルを開けておく)
- 信号待ちなどの再スタート時にキャブレターからバックファイア有り
気になっているポイントはこの二つ。
始動時には、
チョークを使う使わないに関わらず、そのままでは始動できません。
バルカンは加速ポンプつきのキャブレターなのでアクセルを不必要に開けず、ほんの数ミリほどそーっと開けたままセルを回す。これでセル1で始動できる。
バックファイア
信号待ちのアイドリングからの加速時にキャブレターから「ポン」とバックファイアがあり頻繁に失火する。暖気中であろうが、完全暖気後であろうがこれまた関係なし。
ジェット類交換の選択理由
マフラー、ハイフロータイプへのエアフィルター交換済みであるということと、始動性の悪化、バックファイアなど特にスロー系に薄めな症状が出ていたので、
メインジェット、パイロットジェット共に番手を変更しました。
ただし、プラグの色をみる限りはそこまで大きく番手を変える必要を感じなかったので下記のように変更。
メインジェット #125 → #128 へ
パイロットジェット #42 → #45 へ
パイロットエアスクリュー戻しは規定通り 2 1/4
メインジェットは社外エアクリーナーに変更されている方はどは#130や#135で試してみてもいいような感じですね。
ちなみに、
メインジェット、パイロットジェット(スロージェット)は何をしているのか?
大まかに言うと
パイロットジェット(スロー)
始動時やアイドリング時などアクセル操作がほぼ無いエリアのキャブレターの燃料の供給を担っています。
メインジェット
アクセルを開けた時全体のガソリン供給を担っています。
キャブレターはこれだけではありませんが、セッティングの泥沼は避けたいので今回変更した箇所はこの2箇所です。
どちらのジェットもカブりやすいバルカンを考えて薄すぎない、濃くないあたりをイメージしています。
交換後の試運転
メインジェット、パイロットジェットを交換して試運転してみました。今の所、薄すぎない感じをキープできている気がします。
気温は15度前後でしたので、もう少し気温が下がっていけばどうなるのか?
と言ったところでしょう。
冷間時の始動性
- 今まではコツを必要としましたが、今はチョーク使用でエンジン始動できる。
アイドリング時
- 濃すぎてエンジンがストールすると言うこともなく、今までよりもほんの少し湿った排気音に変わった。
低速
- バックファイア、くしゃみと呼ばれるキャブの症状は治りました。トルク感は、ちょっとよくなった気がするかなーと言う程度。
中間加速
- 間違いなく向上しています。原付2種に置いていかれることが減りました。60~80あたりの加速にトルク感を感じます。
高速
- 100km前後の加速できそうな余力を前よりも少し感じる。
トータル
全域で改善の気配を感じています。メインジェットはもう少し濃くしてもいいような気もしますが、現状のジェットで不具合を感じなければこのまま行っちゃうかと思います。
今後エアクリーナーを変更したりした場合には、メインジェットを#135あたりに変えてもいいかな〜?
まとめ
気温が下がりきっていない現状なのでまだ完了ではありませんが、今の所このまま冬を越せるんじゃないか?
と考えています。
パイロットジェットはこれ以上大きくしたらボコつきそうな雰囲気があるので、ここでストップでしょう。
メインジェットは、気温が5度を下回るようなタイミングで確かめてみて問題がなければそのまま。
あとは梅雨〜真夏に濃すぎなければいいんですけど・・・
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