バルカンのプラグ交換をするために、
いちいち車載工具の収納ボックスを開け閉めするのが面倒なんです。
正確には、
「収納してうまく鍵を締めるのが面倒w」
バルカンのプラグは奥深くに入り込んでおり、
前側のプラグの上部の作業スペースにはコイルとフレームが来るという作業性が悪いヤツです。そのくせカブリやすくプラグの確認&交換作業は割と頻繁にする部類のバイクかなと。
せっかくなので車載工具のようにクネクネと前のプラグにアクセスできるようにジョイントを組み合わせてみました。
ちなみにコイル移設とタンク交換してある場合には参考になりません笑
もっと楽だと思います。
リアのプラグには?
リアのプラグレンチの必要条件は単純です。
「長けりゃいい」
シートを外すだけでプラグホールが確認できるので、シートを外した部分まで工具が出て来るようなものを使えばいいだけです。
自分の場合には、
スピナーハンドルととりあえず一番手持ちで長いエクステンションにプラグソケットを付けて問題なく作業できます。
ただ、
かさばりますけどね・・・
フロント側のプラグには?
前置きとして書いておくと、
バルカンの取扱説明書には
「プラグ交換の作業にはタンクを外して、〜・・・」
とありますw
いや、さすがにそれはないでしょ。
ということで、純正の車載工具に含まれているプラグレンチ。
これならタンクを外さなくても作業がなんとかこなせるので、それに似た形状のジョイントを用意して玄関先に置いておくことにしました。
形状確認
右端が車載工具のプラグレンチです。
そして順番に、
- KTCのプラグソケット 16mm
- 75mmのエクステンション
- 50mmのエクステンション
- ユニバーサルジョイント
- 赤いのがクイックアダプター
こんな感じで使えそうなものを集めてみました。
ちなみに
ユニバーサルジョイントというのは、ジョイント部が可動するので、狭い箇所での作業、少し斜めな作業の際にクネクネとフィットして大活躍してくれるアダプターです。
長さ的に揃う感じだったのが、
右が車載工具
左の長さをほぼ揃えてみた構成が、
- KTCのプラグレンチ
- ユニバーサルジョイント
- 50mmのエクステンション
この構成でほぼ車載工具と同じ全長にすることができました。
全長もほぼ同じ、ジョイントまでの長さもほぼ同じです。
ジョイントさせてみると、プラグ側が若干長さがあるのかな?
という程度でほぼ同じと考えて問題なさそうです。
実際に前側のプラグにアクセスしてみた
前側のプラグコードを抜いたところですが、
ちょうど真上にくるコイルが一番の難点です。
そして長すぎる場合にはフレームにも接触します。
ユニバーサルジョイントを駆使して、コイル部分を交わしながらプラグへアクセスしていきます。
きっちりとプラグまでアクセスできました。
ただ、エクステンションにラチェットなどを取り付けするにはスペースが微妙な感じです・・・
エクステンションを外してみて、
プラグレンチ+ユニバーサルジョイント
この2点て構成してみてはめ込んでみたところがこちら、
かろうじて頭だけが視認できている状態になります。
これならここにラチェットなどを接続してプラグ脱着の作業は楽に行えそうです。
わかりやすいように、
プラグレンチ+ユニバーサルジョイント+クイックアダプター
という構成で確認してみました。
赤いクイックアダプター部分にちょうどラチェットが来るような感じになるはずです。
自分の長さのプラグレンチには、
プラグレンチ+ユニバーサルジョイントの2点のみの構成がベスト
ということがわかりました。
もしかしたら、プラグレンチの全長、ユニバーサルジョイントの全長次第では、別途30mmのエクステンションとかがあればいいんじゃないの?
というような感じですね。
ちなみに、
ユニバーサルジョイントを使わなかったとしたら!?w
プラグレンチ+50mmのエクステンションで構成してみていますが、
コイルの少し上側〜フレームに接触してスムーズにプラグにアクセスできませんでした。
必死になれば入るかもしれませんが、作業性極悪なのは間違いないです。
ユニバーサルジョイントはやはり必須です。
どーん。
完成形です。
プラグレンチ+ユニバーサルジョイント+ラチェット
自分の手持ち工具の長さではこの3点での組み合わせがベストな組み合わせとなりました。
前後でラチェット、プラグレンチ以外で必要そうなのは、
前側用に
- ユニバーサルジョイント
後側用に
- 長いエクステンション
こんな感じです。試してはいませんが、ユニバーサルジョイントがあればエクステンション無しでラチェットで横からアクセスしてリア側も交換できるかも?
まとめ
先日、高速道路上でプラグの確認をしていた時に思ったんですが、
アイコスに変えてからライターを持つという習慣がなくなり、プラグがカブった際に緊急でライターで炙る作戦が使えないということに気づき、カバンの奥底にライターを一つ忍ばせておく様にしています。
そして玄関先に気軽にプラグを確認できる様に工具を構成してみたことで、今まで以上に気軽にプラグへアクセスすることができそうです。
しっかりした工具とまではいきませんが、用途にあった工具ってやっぱ便利なもんで作業も捗るしやる気が起きるわけで・・・w
とりあえずプラグちゃうの?
と疑うのも気楽になりました。
最小限これだけあれば車載工具でなくてもプラグ交換ぐらいは自分で簡単に行えるはずです。敢えていうならリア用のエクステンションは長ければ長い方が作業しやすいのかな。。。
ユニバーサルジョイントが関節が複数あり多方向に曲がってくれるので、一方向にしか曲がらない車載工具のプラグレンチよりバルカン用に長さを調節したユニバーサルジョイント付のプラグレンチの方が使いやすいです。



















コメント