脛骨高原骨折の回復記録②|8週間で完全免荷から部分荷重へ、可動域140°までの経過

脛骨高原骨折の回復記録②|8週間で完全免荷から部分荷重へ、可動域140°までの経過

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バイク全般
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カブで転けて脛骨高原骨折をしてから約8週間が経過しました。

永らくブログを放置しておりました。
6月初旬のことです。バイクで移動中(通勤でも業務中でもありません)に県道を走行中に転倒しました。

簡単に状況を説明しておくと、

直進中にT字路があり、T字路の中央付近に砂利が溜まっていたようです。気づかずにその砂利の上を直進していたところ、タイヤを持って行かれて右に転倒する形になりました。

スピードもそれほど出ていなかったので、右足をついてバイクの転倒を阻止しようとしたんですが…

右膝の上にバイクがガツンと降ってくる形になりました。

おそらく素直に転がっていれば大したダメージもなく起き上がれたのかもしれません。とっさに右足で踏ん張ったことが、大きなダメージを右膝に与えたんだろうなと想像しています。

あ、

ちなみに上下プロテクターは装備してました…。

「あ〜、滑ってこけたー」というごくありふれた感じの転倒だったんですよ。速度も出ていなかったし、ダメージが残るような転倒ではない感じ。

でも、でも…

何か膝から音が聞こえたんですよ。ボキッというかブチっというか…

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転倒直後〜救急搬送まで

とりあえず、上から乗っかってきたバイクを右足で支えて、尻もちをつくように倒れ込む形に。

が、

起きようとしても起きれません。

何かおかしい…

なんとかサイドスタンドを立てて、バイクを支えに起きあがろうとしたんですが、やはり全く力が右足に入りません。

  • ボーッとする
  • 右膝が痛い
  • 右足を接地できそうにない

これは…折れたな。と悟った瞬間でした。

ここから自宅まで約3km、なぜかその時に救急車を呼ぶという選択肢を取らずに、どうにかバイクにまたがって自走して帰宅。

停車後、降りようとするも降りれません…

ここで観念して救急車を呼びました。

(ちなみにこれはやめてください。骨折が疑われる場合はその場で救急車を呼ぶのが正解です…)

初めての救急車

生まれて初めて救急車に乗りました。

転倒した場所ではなく自宅に救急車を呼んだので、救命士さんから詳しい転倒場所の説明を求められながら病院に搬送されることになりました。

T字路の中央付近の砂利の溜まっているところにタイヤを取られて滑りこけました…

最初は林道か何かで転倒したものと思われていたんですが、しっかり場所を説明したら納得してくれた様子。

病院でのレントゲン結果→脛骨高原骨折

病院に搬送された時点で、靭帯か骨か、何かしらのダメージがあるのは覚悟していました。

レントゲンを撮影してもらい、先生から説明を受けます。

先生「折れてますね。」

やっぱりそうですか…

骨折の診断は脛骨高原骨折(けいこつこうげんこっせつ)

脛骨高原骨折とは、膝の下にある脛骨(すねの骨)の上部、つまり膝関節のすぐ近くで発生する骨折のことです。膝関節に関与する重要な部位なので、骨折すると膝の動きに支障をきたし、場合によっては関節の不安定性や変形を引き起こすことがあります。

主な原因としては交通事故、スポーツ中の転倒、転落などが多いです。高齢者は骨密度の低下から比較的軽い衝撃でも発生することがあります。

主な症状はこんな感じ。

  • 膝の強い痛みと腫れ
  • 歩行・膝を曲げることが困難になる
  • 体重をかけると痛みが増す
  • 膝関節の可動域が大幅に制限される

診断方法はまずレントゲン(X線)。骨折の程度や周囲の靭帯・軟部組織の損傷確認のためにCTやMRIも使用されることがあります。自分の場合もCTを撮りました。

治療法は骨折のズレ(転位)の程度によって変わります。

骨折のズレ治療方針
5mm未満(軽度)保存療法(ギプス・装具で固定)
5mm以上(重度)手術療法(プレート・スクリューで固定)

自分の骨折部位のズレは約5mm。膝関節の近くということもあり…

先生、手術でお願いします

ほぼ即断でした。

脛骨高原骨折のプレート固定手術

6月初旬に転倒・緊急入院、翌週6月11日に手術を受けました。

入院も手術も生まれて初めて。恐怖というより、何かふわふわした感覚だったことを覚えています。

手術は下半身麻酔で行われ、鎮静剤を吸ったタイミングで意識がなくなり、気がついたら手術後数時間が経過していました。

こんなに一瞬で眠れるものなのか…と妙な感動がありました。

術後、「いつ退院できますか?」と先生に聞いたところ、

先生「抜鉤(ばっこう)が終わったタイミングで様子を見ましょう」

抜鉤とは手術部位を医療用ホチキスで縫合した針を抜くことで、手術から約10日後の予定でした。

手術翌日からリハビリ開始

手術翌日からリハビリが始まります。

完全に舐めてました。プレートで固定してもらえばあとは動かすだけでしょ、って思ってたんですが…

動きませんね。

思っている以上に膝が曲がらない。腫れとむくみを取るだけでもかなりのリハビリが必要で、術後翌日の可動域は約90度。靴下を履くのも、短パンを履き替えるのも、ものすごく大変でした。

退院の経緯と早期退院の注意点

入院から20日が経過した日に抜鉤。その日に先生に聞きました。

先生!退院してもいいですか?

先生「帰ってやっぱり無理だからもう一回入院させてほしいと言われても無理だけど大丈夫?」

その時点で病院食と風呂まわりの不自由さに心が折れていたので、逃げるように退院を決意。

ただ、ここで落とし穴がありました。

脛骨高原骨折の完全免荷期間は約4週間。つまり手術した足を接地させることができない期間が約1ヶ月あります。

病院にいれば移動のサポートや設備があるんですが、自宅だと思っている以上にスペースがなく動くことに困ります。

自分みたいに仕事の兼ね合いで早期退院する場合を除いて、免荷期間中は入院していた方が精神的にも体力的にも楽だと思います。本当に。

松葉杖での仕事復帰は想像以上にきつい

「まあどうにかなるだろう」と思っていましたが、想像の遥か上をいく大変さでした。

  • 松葉杖を使っているために手で物を持てない
  • ちょっとした距離の移動も時間がかかる
  • 雨の日は小雨になるまで帰れない…

雨の日とか、しばらく雨が小雨になるまで帰ることができませんでした…

どうしても仕事復帰しないといけない事情がある場合を除いて、自宅療養を強くおすすめします。

なお、手が自由になるハンズフリー松葉杖(iWALKFreeなど)を考えていたんですが、脛骨高原骨折は膝直下の骨折になるため、これは使用不可と先生に却下されました。

退院後のリハビリサイクル

現状では週3回リハビリに通っています。仕事とのスケジュール調整が地味にきついですが、関節周辺の骨折ということもあり、リハビリの重要性は身に染みて感じているので必死に調整しています。

術後4週間時点での可動域は約130度。反対の足と比べるとまだまだ差があります。

目標は8月中旬に松葉杖なしで通常歩行できるようになること。それまで必死にリハビリしていきます。

保険まわりの話(これ重要)

転倒した際に使っていたバイクはクロスカブ110で、ファミリーバイク特約(自損障害型)に加入していました。

これは相手のいない事故の場合に適用される保険で、入院・通院日数に応じて給付される仕組み。上限は100万円まで。入院20日+通院リハビリが半年程度見込まれる状況でしたが、なんとかカバーできそうです。

加えて、入院・手術・怪我の治療に使える医療保険にも加入していたため、これも併用できることになり、かなり助かっています。

そしてここが一番重要なポイント。

相手のいない、器物損害もない、ただ単に自分が転けただけという事故の場合、そのまま健康保険を使えない場合があります。

どこに連絡すればいいか忘れてしまったんですが、病院から教えてもらって連絡する必要がありました。骨折してすぐ病院に確認することをおすすめします。

まとめ

  • 砂利でのバイク転倒→脛骨高原骨折(ズレ約5mm)→プレート固定手術
  • 入院期間は約20日間(手術翌日からリハビリ開始)
  • 完全免荷期間は約4週間。早期退院は覚悟が必要
  • 松葉杖での仕事復帰は想像以上にきつい
  • バイク事故の場合、健康保険の使い方に注意が必要

ということで、放置しっぱなしだった当ブログを再開します。現状はCRF250Lがモタード仕様となり、通勤メインの原付2種はクロスカブ110。まずはそのあたりからぼちぼち更新していきます。

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