先日CRF250L(MD44)のフロントフェンダーを純正からUFO PLASTのフロントフェンダーに変更しました。
それは、これから行う作業の前準備。

ヘッドライトカウルの隙間を減らす作業をする前に、出っ張りのある純正フェンダーを外して、フェンダー上側の出っ張りがほぼ無いフェンダーに変えたというわけ
現在のCRF250L(MD44)の構成は、
ヘッドライトはPOLISPORT LMX。フロントフェンダーがUFO PLAST
という感じ。
POLISPORT LMXというモデルのヘッドライトカウルは、純正のメーター、メーターステーなどそのままでポン付けできる楽な社外品です。
でも、

やっぱり隙間は少なくしたい!
ということで純正メーターステーを撤去してLMXとフォークのクリアランスをどの程度詰められるのか?
確認しておくことにしました。
純正メーター、メーターステーを撤去していく
純正ヘッドライトカウルの取り外し方は、下記リンクに記載しておりますのでそちらでご確認ください。
ヘッドライトカウルを撤去し、純正メーターも取り外し済み、メーターステーも撤去済み。ちなみにメーターステーの取り外し方はボルト2本のみなので割愛します。
フロントフェンダーは社外品のシンプルなモデルに変えてあるのがこの状態です。

配線の数は少ないのに割と大きめのカプラーが使われている箇所があったりと、結構メーター裏は嵩張っています。
純正メーターステーの真下でこのカプラーがまとめられていたりするので、純正メーターステーを撤去してしまうと、このカプラー達をどうにか綺麗にしていく必要があります。

ある程度カプラーを外し、配線の取り方を見ながらネックの左右に振り分けてみるとそれなりになんとかなりそうな雰囲気は出てきます。
メインハーネスから来ているカプラーなので、いろいろな意味でカプラーはそのまま使う方がベターなことは十分承知していますが、

スッキリさせたいから多分カプラーをカットしてしまうと思う・・・
メーターステーの下側で止められていた分若干長さも長めに余ってきてしまうので、配線は今度じっくり作業していきたいと思います。
今回は、LMXヘッドライトユニットをどこまでフォーク側に寄せて取り付けできるのか?
確認していきます。
メーターステーを撤去したらどこまでヘッドライトカウルを寄せられる?
今後の方向としては、

最終的にメーターも社外メーターに入れ替える予定にしてます。
純正メーターを移設というつもりはないので、メーターステーを撤去してヘッドライトカウルを寄せられるだけ寄せてもイケる。
ちなみに、
大きくて視認性の良い純正メーターを撤去し、

こんなちっこいメーターに変える予定です。

多分定番中の定番なのかなー?
AcewellのACE-153。
回転数は解らないようになるけど、小さいボディに速度、燃料、時計、トリップなど必要最低限の機能があるモデル。
もっと安いものでいいなら、
3000円台でマグネットセンサーまでついたものもあります。
この辺りは好みでいいんじゃないかな・・・?
そういうことなので、早速LMXヘッドライトを当ててみます。

ヘッドライト右側は寄せるだけ寄せても問題なさそう。
反対側の左側は、

ブレーキホースのガイドがちょっと当たる可能性あり。

LMXを寄せていこうとすると、ブレーキガイド周辺と少し接触しそうな雰囲気があったので、
スペーサーで数ミリ外側にオフセットさせておきました。

メーターステーを撤去するだけでかなり奥まで押し込めるようになりますが、最終的にハンドルを左右に切ったり配線や当たる箇所を確認してみると、

ステー無しで直付けしようとすると、ヘッドライトユニット本体H4カプラー周辺とクラッチケーブルが接触することが判明。
考えられる対策は、
クラッチケーブルを違うところから通すか、ヘッドライトユニットをLEDユニットがついているカウルに交換してカウル裏の出っ張りを減らす。
もしくは、
ゼッケン化。
とにかく現状の構成でとこまで寄せられるか?
確認したかったので、色々と試してみた結果・・・。
純正メーターステーを付けていた状態だと、
取り付けバンドとライトユニットの間に使っていた延長アダプターは40mm

この状態から、
メーターステーを撤去することによって寄せられた分がこちら。

メーターステーを撤去して、配線類はカプラーそのままにネック左右に隠していっただけで、
スペーサーが40mmから20mmに変更することができました。
20mm寄せられただけですが、見た目ではかなりの変化が。
純正メーターを使うならL字ステーなどでメーターステーを作り、ほんの少しだけオフセットさせて取り付けることもできそうだったので、その辺りは少しだけ自由度はあり。
ただ、
メーター配線がそれほど長くないので大幅に位置をずらそうと思えばメーター配線の延長加工は必須。

このメーターに入る配線がそれほど長さに余裕がないです。
トップブリッジ周辺までなら届くけど、ハンドルあたりまではちょっと負担かかりそうだし、ぎりぎり厳しいなか〜って感じ。
純正メーターステーを撤去した後の問題点
ひとまず、純正メーターステーを撤去してみたところですが、いくつか対策したほうがいいと思われる問題点が見つかりました。
まずはここ・・・

ヘッドライトカウルの隙間に配線類を隠していっただけなので、ゴチャゴチャになってます。

配線、カプラーのスムージングは必要かなーって考えてます。
これやっちゃうと元に戻す時に困ってしまうので、普通に考えたら絶対やらない方がいいです。

あとは、
ヘッドライトバルブ周辺とクラッチケーブルが接触する問題。
これをどうにかできればあと20mm寄せられるので、見た目は完全に変わるはず。
フェンダーを10mmくらい下げてヘッドライトの固定位置を同じく10mmくらい下げられたとしたらギリギリ接触を避けられそうな雰囲気もあるので、最終的にメーターを交換するまでに一度試してみたいなと考え中。
ま、当ててみないとよく解らんのでとりあえずはこのまま。
純正メーターを仮止めしてみた
とにかく、しばらくメーターを社外品のACE-153に交換する時間は取れそうにない。
純正メーターを仮止めしてとりあえず使える状態にしておきます。

とりあえずこの辺りに無理やり。
純正メーターとメーターステーは3ヶ所で固定されていますが、今回は手前の1点だけで軽く動かないようにだけしておきます。
使った材料は、
- 適度な長さのアルミステー(今回は50mmほどの長さ)
- ボルトナット
- ゴムワッシャー

あくまで仮止めなので長期的な耐震は考えていません。

これだとグラつくので本当に仮止めにしかならん
このアルミステーを付けた場所はココ。

アルミステーの角を丸めておけばもう少しアングルの自由度は増すはずだけど、このまま。
ここにメーターを1点で固定しておくだけです。

純正メーターの固定用ビスにゴムワッシャーを挟んで一応メーターの保護。ゴムワッシャーはM6のものがちょうどいいです。
そして固定した部分を横から撮ったものがこちら。

1点どめなのでかっちり固定されているわけではないです。
それでも一応止まってます。
上から確認。出来るだけヘッドライトカウルの前に飛び出ないように位置を斜めに2センチほどオフセットさせて取り付けただけですが、キーシリンダーのアクセスも問題ないし、普通に使えます。

アルミステーをさらに拡張して純正メーターを3点どめで使えるようにしたらこの位置でも十分かもしれないですね。
まとめ
CRF250Lのメーターステーを撤去するだけでヘッドライトカウルを20mmフォーク側に寄せることができました。
ヘッドライトユニットが接触する問題が無ければさらに20mm寄せられたのになー。
とは思いますが、
40mmから20mmに変わるだけでかなりスカスカ感がなくなった。
フェンダーを変えて、メーターステーを撤去して、ヘッドライトユニットを寄せてみて、残るは配線のスムージングと社外品の小さめのメーターへの交換作業を残すのみ。

これが一番時間かなりそうなんだよな〜・・・
焦らずじっくりいってみます。






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