X-ROAD(シールド付オフロードヘルメット)にアクションカメラのGopro等を顎マウント(チンマウント)させる方法

X-ROAD(シールド付オフロードヘルメット)にアクションカメラのGopro等を顎マウント(チンマウント)させる方法

スポンサーリンク
CRF250L
この記事は約10分で読めます。
スポンサーリンク

つい先日のことですが、

何故Gopro9を選ばないの?と思われるかもしれませんが、Gopro Hero7を入手しました。

敢えてHero7を探していました。

理由は、

  1. hypersmoothは使いたい。
  2. Hero9は大きくなりすぎていて、少しでも軽い方がいい。
  3. ヘルメットにマウントさせるためにフレームを使う必要があり、そのフレームがGoproの保護になるから。

この3点です。

1の理由からHero7,8,9の中からHero9が脱落し、2の理由からフレームを使わずにマウントできるHero8が脱落して残るものがHero7だったという感じです。

もともと使っていたカメラがGopro Hero3+ということもあり、Hero7ですら重さを感じます。

でも、

平坦な道以外を走ることも多いオフ車ということで、「HyperSmooth」の重要性を感じたわけです。

そんなわけで、普段から使っているシールド付のオフヘル「ウィンズジャパン X-ROAD」に顎マウントでHero7を装着してみました。

そして、実際に使ってみると・・・

外部マイクアダプターが邪魔になるのは想定内だったので問題ありませんでしたが、バッテリーの脱着の度に純正フレームの硬いラッチを外したりするのがとても面倒でした。

しかし、

社外品で、上にフレームが開閉してHero7を上にすんなり引き抜けるタイプのものに変更してからは、とても使い勝手がよくなりました。

バッテリー交換の度にマウントを外したり、アングルの再確認という必要がなくなるフレームで、まるでヘルメットの顎マウントのためのフレームのようです。

X-ROADをモトブログ仕様にするために必須なアイテムとは?

お買い得な価格帯でシールド付きのオフヘル。

一定の人気はあるようで、結構な確率で見かけることがあります。

シールドとインナーバイザーが秀逸です。

ただし、

インナーバイザーがついているという理由から、シールドはクリアを使用されている方が大半。

というかクリア以外を見かけた記憶がほとんどない。

まずはこれをどうにかしたい。

顔を隠すためのミラーシールド

自分はX-ROADのシルバーミラーを使っています。

実は恐ろしく使い勝手の良いシルバーミラーでして・・・

  • 顔はほとんど見えない。
  • 夜も問題ない。

と、気になるポイントを両方ともクリアしています。夜も問題ないという点から、日中の眩しい時間帯は眩しいですが、そこはX-ROADに付いているインナーバイザーを併用してカバーできるわけです。

もちろん目元はほぼ見えることはありません。

Wins X-Road

実物がこんな感じです。

シルバー具合からして暗そうに見えますが、

「実は明るくて、しっかり見えるんです。」

日中はインナーバイザー併用で眩しさを凌ぎ、夜はシルバーミラーのみの運用で全く問題なし。

X-ROADの口元から入り込む風をどうにかする

2万円程度で入手できる、廉価なヘルメットに分類されるであろうX-ROADにはチンカーテンが付属していません。

ただし、オプションパーツで販売されているので後から購入して装着することが可能です。

無駄な風の巻き込み音を防ぐためにも、もちろん冬の寒さ対策にも必須と言えるでしょう。

X-ROADにHero7を顎マウントさせてみる

Hero4以前のGoproにはあの大きなマイクアダプターは不要でした。

こういった本当に小さいマイクアダプターだったので、Goproさえ固定できればあとは気にすることがありませんでした。

いまだにHero4が人気のある理由の一つはココ(でかいマイクアダプターがいらない)にあります。

ということで以前のHero3+を使っていた時の顎マウントがこんな感じでした。

今回はHero7ということもあり、

Gopro本体とは別でコンパクトとは言えないマイクアダプターが必要となり、ヘルメットにどうにかして固定させる必要が出てきます。

最終的に装着してみたところ、このような感じに仕上がりました。この写真ではマイクはバイザーに付いていますが、もちろん実際の使用時にはヘルメット内に収納してます。

X-ROADにHero7を顎マウント(チンマウント)させる構成

それでは実際に、パーツ毎に見ていきます。

まずは基準となるGoproのマウントベースの位置はここにしました。

X-ROADの口元は尖っているため、前方にマウントベースを貼り付けるスペースがありません。

左右の頬部分かつできるだけ前でしっかりとベースを貼り付けられる箇所がここです。

通常の顎マウントよりも若干アームは長くなってしまうと思います。

そのアーム構成がこんな感じです。

社外品の短いを3本程度使い、前方に持ってきています。

そして最後はL型のアダプターでGoproを固定する箇所を決めてあります。

もちろん固定ボルトはステンレスのボルトに交換。

このアーム構成でHero7のレンズ面をほぼセンターに持ってくることができます。

レンズのアングルに関しても特に問題ありません。

そして、残るのは・・・マイクアダプター。

設置箇所はGoproのマウントベースを貼った反対の左側に貼り付けました。

(マウントベースを貼り付けた側にマイクアダプターを固定しようとしてもマイクアダプター⇄Goproのケーブル長が問題となり同じ側には貼り付けできません。Hero8,9の場合にはマウントベースを左顎側に貼り付けて、マイクアダプターを反対側の右顎側に移す必要があります。

色々試行錯誤してみましたが、

結局、マジックテープ固定

が無難でした。

マイクアダプター裏側とヘルメット側にマジックテープ。

マイクアダプターに貼り付けるマジックテープを色々悩む

そこで色々悩んだわけです。

最初はしっかりガッチリと固定させたかったので、

こんな強力なマジックテープを使ってみたわけです。マジックテープなのにガッチリとヘルメットとマイクアダプターが固定できます。

理想的な固定方法でしたが、

唯一・・・

マイクアダプターの本体表面はラバー加工が施されており、マジックテープの裏面の接着力に不安が残ります。

案の定マジックテープの固定力が勝り、マイクアダプターからマジックテープが剥がれてきてしまいました。(もっと長期間接着しておけば剥がれないかも・・・?)

そして、

その次にちょっと強めのマジックテープで固定してみましたが、それでも接着面が剥がれてくることがあります。

色々試してみましたが、

結果的には、落ちない程度のそれほどマジックテープ部分の強力ではない商品でマイクアダプターを固定するのがベストの気がします。安いマジックテープの方がダメになっても補修しやすいという点が有効だと思います。

自分は結局デュアルロックでの固定は使わず、ホームセンターなどで販売されているマジックテープの中でも

「強力」と書かれていないもの。

を購入して使い始めています。これだとマジックテープ部分の固定力がそれほど強くなく、マイクアダプターの接着面が剥がれてくることがありません。

デュアルロックファスナーでしっかりと固定できるのが一番理想ではあるんですが・・・

Hero7の顎マウント(バッテリー交換)を快適にする神フレーム

Hero3+の時にもバッテリー交換のために顎マウントを取り外す際に数個ベースマウントを破損させました・・・。

Hero7を顎マウントしている場合、バッテリー交換やメディアの交換といった際には、フレームを外すためにアングルをセッティングしてあるアームを取り外す必要が出てきます。

そんな手間をかけずにヘルメットに顎マウントさせたままHero7を取り出すことができるフレームがあります。

純正ではありませんが、このフレームさえ使えばHero7のフレームに関するデメリットを帳消しにすることができます。

残念ながら純正のフレームではありません。

しかし、

  • 上に取り出すフレーム構造
  • USB端子などのカバーの開閉可能

と純正フレームのデメリットを消し去るフレームとなっています。

上に引き抜ける構造で、USB端子のカバーの脱着が簡単ということで、顎マウントで使うのに最適と言ってもいいフレーム構造となっています。

付属品は、フレーム本体、シリコンのレンズキャップ、マウントベースの3点セット。

シリコンキャップが意外と嬉しい。

Hero7純正のフレームの場合、

このように後部に開閉する構造のため、バッテリーやメディアを取り外したり、USBのカバーを取り付けしようと思えば、アーム類からフレームを脱着しなくてはいけません。もしくは、ベースマウントごとヘルメットから取り外す。

しかし、この社外品のフレームであれば、

このように上にHero7を抜ける構造となっています。

純正フレームを使っていて面倒だなと感じたことがある人ならわかると思います。

この楽そうな脱着具合が・・・w

サイドのカバーも装着したまま開閉することも可能ですし、外しておくことももちろん可能。

天気が微妙になってくれば、マイクアダプターを外して、そのままサイドのカバーを装着することもできるわけです。

純正フレームと交換して装着するとこのような形になります。

電源ボタン部分はカットされており、本体のボタンを直接押す構造。

若干素材の安っぽさは感じます。

ラッチの耐久性も純正と比べると貧弱な気がします。

そして、防御力という点から言えば純正に軍配が上がることでしょう。

しかし、

面倒なバッテリー交換がGoproのアングルを変えてしまうことなく一瞬で終わる。

顎マウントのためのフレームといってもいいレベルです。

アーム類に一切触れることなくGopro本体を取り出せるというこの凄さ。

バッテリー脱着のためにGoproのベースマウントを何個破損させたか・・・。

こんなに簡単に取り外せるわけです。

付属しているシリコンキャップもかなり活躍します。

こうやってヘルメットに装着したまま簡単にGoproが取り外せるだけでどれほど楽になるか・・・。

このフレームさえあればフレームがデメリットとならずに保護の意味でのメリットしかありません。

唯一、素材感とラッチ部分の品質だけが心残りです。

まとめ

Hero7をオフヘルのX-ROADにマウントさせる場合には、

右顎部分にマウントベースを貼り付けました。

使うGoproがHero8以降の場合には、マイクアダプターの配線が右側に出てきてしまうので左顎側にマウントベースを貼り付けて、反対の右側にマイクアダプターを固定するのが良さそうです。

実際にHero7を使用してみました。

今まで手ぶれ補正などは無いモデルのHero3+を使っていましたが、

林道などに入ったり、スタンディングで移動している際など、上下左右に映像が振られすぎて見れたものではありませんでした。

しかし、

Hero7以降の「HyperSmooth」のおかげでスタンディング状態であっても、上下に揺れているようなシチュエーションでも、轍を乗り越えても。

見ていられる映像を撮れるようになりました。

X-ROAD(オフヘル)独特の頬部分、顎部分の形状でもうまくGopro7以降&マイクアダプターを取り付けできます。

不満点もあるヘルメットですが、コスパは良。

使っていれば売れている理由がなんとなくわかる気がします。

ちなみに、

ウィンズジャパンさんに一度電話で問い合わせをしたことがありますが、

「電話対応は神レベル」

で、こちらが逆に申し訳ないくらいキチンと対応してもらえます。ここは大手には無い特徴かもしれません。

CRF250L
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク

コメント