先日、ドライブスプロケットを純正の14Tから13へ変更しました。
思った以上に市街地での相性も良くとても使いやすくなったんですが、冬の走り回れないこの時期にリアも交換しておくことにしました。
リアのスプロケットは40Tから42Tへ。
純正のスプロケット構成であるF14R40(2次減速比2.85)から
↓
F13R42(2次減速比3.23)
に変えることで、よりオフロード寄りに。
DRC デュラリヤスプロケット42T
フロントが13、リアが42というサイズ選択は、
ノーマルチェーンのリンク数(106L)のままで装着できそうだという点。ネット上でも装着率が高そう。という無難なサイズ選択です。
チェーンを交換するつもりであれば、F13R45などもっと極端に変更した方がより林道目線では面白かったかもしれません。
とりあえず今回はR42Tです。
購入したのは、
DRCのデュラリヤスプロケット42T
特にこだわりはなく、フロント同様に耐久性を重視してスチール製のスプロケットをチョイス。
カラーが黒になるので、汚れていてもわかりにくいというのが自分的には大きなプラス要素です。
CRF250Lのスプロケットを交換していく
早速、
スプロケットを交換していきます。
必要な工具類

サイズ的には40から42に変わるだけですが、外径は一回り大きくなるような感じです。
交換に当たって必要な工具はこんな感じ。
ホイール脱着用のメガネ、チェーン調整用のスパナ、スプロケ脱着用の17mmレンチと6mmの六角。

スプロケットのボルトがCRF250Lは10mmサイズという大きなサイズを使っており、メガネもストレートタイプの17mmが必要。
手持ちに17mmのストレートメガネがなかったので、スプロケット用のレンチを追加で購入。
下手にボルトを斜めに引っ掛けて舐めるくらいだったら、1000円少しで手に入るスプロケットレンチを購入しておいた方がリスクは当然減ります。

DRCデュラリヤスプロケット42Tに交換していく
さて交換していきます。
以前どこかのサイトでCRF250Lのスプロケットのボルトには鬼のようなトルクが掛かっていて外すのが大変だった!
という記事をみたことがあるのですが、うちのCRF250L(2019モデル)の場合にはそれほど大きなトルクは掛かっていませんでした。
むしろあっさり緩んだくらい。

タイヤを外してからスプロケットが外れなかったら困るので、前もって試してみたんですが軽く外すことはできました。
そして、106リンクのノーマルチェーンの状態で、ドライブスプロケットを14Tから13Tに変更したことで、かなり下がってしまったチェーンアジャスターの位置ですが・・・

13-40の状態でこの位置まで下がってしまっていました。
さて、交換して40Tから42Tに大きくなることでどの程度まで前に出てくるんでしょうか・・・?
先にホイールを外したので、純正40TとDRCのデュラリヤスプロケット42Tのサイズを比べてみます。
こんな感じです。

ちょうど歯の分だけ大きくなるような感じです。
さて、取り外して重さを比べてみることにします。
純正40TとDRCデュラリヤスプロケット42Tの重量比較
まず、その前に・・・
CRF250Lのスプロケットのボルトは10mmです。
やたらでかいし重い。

6本あるので、念のために測定してみました。

なんと6本で240gという結果に・・・。
8mmのスプロケット用のボルトに交換すると(10⇨8のカラー必要)120g程度らしいので、ボルトを交換するだけでも100g単位での軽量化につながると思います。
今回はスルーで。
そしてスプロケット本体。

純正のリヤスプロケットは684g。
対して、同じスチールでも若干大きく肉抜きされているDRCのスプロケットの重量はというと・・・

DRCのデュラリヤスプロケット42Tの重量は568gでした。
同じスチール、そして若干大きくなっているのに120gほどの軽量化になります。
軽量化を狙って購入したわけではなかったので、この軽量化はありがたい!
ジュラルミンなどの軽いスプロケットに交換して、ボルトを8mmに変えたりすると500g以上の軽量化になりますね・・・。
DRCデュラリヤスプロケットをCRF250Lに装着してみた
100g単位での軽量化。
少しでも軽くなるのは嬉しいです。

とりあえず新しいスプロケットは何の問題もなく装着することができました。

黒くなったことで汚れが目立ちにくくなったのがとてもいい。
そして耐久性のあるスチール製とはいえしっかり肉抜きされているので、見た目が軽い。

ちなみにノーマル106リンクのチェーンのままでF13R42を装着した場合のチェーンアジャスターの位置がこんな感じです。
F13に変えた時にかなり後ろいっぱいまで下がりましたが、今回の40⇨42の交換によって14-40の時よりも5mmほど前に出てくる結果となりました。
とりあえず、ノーマルの14-40から13-42に変更してみましたが、仮にチェーンが伸びている場合を想定してもまだまだ後ろに余裕があるので、ほとんどの場合ノーマルの106Lで交換できるのではないでしょうか?
さらにショートを目指すのであれば、この106Lのままで13-42 ⇨ 12-42 というサイズでも入るかもしれません。
ただ、そうなると高速道路はほぼ捨てることになる可能性が高いですね・・・。
自分の場合には通勤にも使っており、ツーリングなどで使うこともあるので高速道路を捨てずに済むギリギリのところという意味で13-42を選んでみました。
CRF250Lのスプロケット13-42で高速道路を走ってみた
純正メーターの誤差を考慮しない場合だと、
14-40から13-42に変更することで、メーターの誤差は11.6%ほど。
つまり100km巡行していた回転数で90kmでないくらいの速度になってしまう計算です。
今までの感覚だと、
6000回転付近で100km手前あたり。
13-42のイメージ的には6000~6500回転で90km巡行程度になる予想。
100kmを出そうとすれば最低でも7000回転以上という計算になります。
多分、
90km巡行だとそれほど辛いイメージは無い。
ということで、高速道路を13-42の状態で軽く走ってみました。
結果的には、
- 普通に走る分には問題なし。(80~90km巡行)
- 100kmでも巡行できるといえばできる。
こんな感じでした。
一日高速道路を走りっぱなしとかいう状況を想定すると、スプロケットを戻したくなりますが100km~200km程度の距離であればそのままでも全く問題ない。
思っていたよりマシでした。
まとめ
今まで林道などでは1~2速がメインでしたが、13-42に変えたことで2~4あたりで林道を走れるようになりました。
やはり1速を使わずに済む安心感。
ちなみに、
林道だと13-42がちょうどいいです。
街乗りだと13-42よりも13-40の方が良かったです。(13-42だと吹け上がりが速すぎる)
高速道路重視だとやはり純正サイズ14-40です。
こんな感想です。


コメント
はじめまして。
私も最近スプロケ交換をしました。
けっこうスプロケのボルトが堅かったのにソケットレンチの六角を使ったために1個なめてしまいました。これに懲りてKTCの六角レンチを使ったところ無事に交換できました。
それにしても、なんであんなに固く締めているんでしょう。他の締め付けも強い気がします。
たいしたブログじゃないですが、よかったら見に来てください。
はじめまして
んー、六角側を回すのでは無くて、六角で固定させておいてボルト側で緩めると自分のはすんなり緩んだんですが、製造時期の違いですかね?
構造的に六角にトルクを掛けてしまうと、たしかに舐めやすいのかもしれませんね。