今回のルールは簡単。
- 高速道路を含む、全ての有料道路は使わない
 - ソロシートにクッションなどは使わない
 - ただ、ひたすら走るのみ
 
こんな感じで1泊2日で弾丸ロングツーリングに行ってきました。
目的地は
「長野県北信エリア」
理由は、友達の家に泊まれるのでテントなどの装備が不要といういたってシンプルな理由。
家がある和歌山県和歌山市からだと・・・下道の距離でおよそ500kmで、グーグル先生によると、12時間前後の走行で到着できるとのことでした。
おそらくこれ以上の距離は弾丸するには長過ぎて到着できる自信が無いわけで。
最短ルートは、
- 和歌山
 - 奈良
 - 三重
 - 愛知
 - 岐阜
 - 長野
 
という中央を縦断するルートです。
まぁ、とりあえず普段中央道以外の選択肢を選ぶことがないのでたまにはこのルートの下道を・・・
ということで行ってきました。
出発前に天気予報を確認してみると、台風20号がかなりやばいルートを通る感じなので、おそらく知人宅での滞在時間は12時間ほど・・・
結果は、
行き = 12時間
滞在時間 = 12時間(本来の予定ではあと一日滞在予定だった・・・)
帰り = 12時間
という超弾丸なツーリングとなってしまいました。ソロシートのお尻は帰り12時間はずっと痛い状態・・・。座る位置を変えたり色々試してみましたが、痛いものは痛い。
下準備編
片道500kmということで、おそらく観光地と呼べるスポットに寄っている時間はおそらくありません。
あえていうなら緊急用のブースターであったり、工具であったり予備タンクを装備するのみという軽装備で行くことにしました。
無理やりくくりつけてある下側のバッグに雨用品の予備やブースター、工具、緊急用のインシュロック、針金などを忍ばせてあります。
上の丸い収納に900ccのガソリン携行缶。
このタイミングではインシュロックが役に立つなんて一切考えてもいませんでした。
スタート前のODOメーターは800km手前です。
これが帰ってきたらほぼ2000kmになっている訳で・・・
リジットなソロシートで延々長距離を走るなんて考えたくありませんが、行ってみますw
実は行こうと思い立ったのが1日前の話なので、クッションなどの準備ができなかった!というのが実話ですが・・・
ま、痛すぎて我慢の限界を超えてしまえば道中で何か考えることにして。
これ以外の着替えや手荷物などは背中にバックパックで背負うスタイルで突撃しました。
和歌山〜岐阜間の下道
和歌山〜奈良間は京奈和自動車道という無料区間があり、全くノーストレス。
実は
奈良〜三重までも名阪国道という98%高速のような一般道があるのでスムーズに進むことができます。タンク容量が8ℓ程度なので名阪国道に突入するまでに給油を済ませて・・・。
なぜか三重県走行中のみずっと雨にやられっぱなしでした・・・
和歌山を出発したのが9時過ぎ、名古屋に到着したのがお昼過ぎ。
愛知県内の渋滞をクリアして岐阜に入るまでに相当時間をロスしてしまった感があります。
愛知県内でもう一度給油。
岐阜〜長野
延々と19号を走り続けるのみ。という山間ルートなので特に景色が・・・というような部分はあまりありません。
アルプスが見えるのはまだまだだし、木曽周辺などは全く自分の田舎の近所をうろついているような錯覚に陥り・・・
木曽でやっとまともに道の駅で一度だけ休憩をとりましたが、ここに来るまでは自販機前で水分補給を取るだけ程度でやって来てます。
中津川あたりから松本に向けて延々と19号を走るのみでグーグル先生も黙りっぱなしです。
そのまま進む
100km先を左折なんて案内が出ていて心が折れそうになりました。
到着
松本あたりから到着を確実に読めるようになっていましたが、9時過ぎに出発をして到着予定が20時頃という感じでした。
500kmを11時間で走行の中、実質休憩という休憩をとったのは30分程度です。それ以外は給油や自販機で水分補給を行った以外、
どこか観光した。
写真をゆっくり撮影した。
なんて行動はとっていません。とっていたら何時に到着できるかわからなかったので・・・。
で、長野県北信エリアの中野市でこの日初めてのまともな御飯をさっと済ませ、知人宅へ。
500km走行のダメージ
ほぼ休憩なしでの500km弾丸ツーリングのダメージは・・・
こんなところでした。
名古屋を過ぎたあたりで気づいたんですが、
タンク後ろ側のボルトが振動で緩み、紛失・・・
仕方なくインシュロックで固定して到着させました。
そして、
翌朝
中野市内のコメリにて
ボルトナットを調達し、知人宅の工具でガッチリと固定し直し・・・
あと、
あと、
プルームテック本体を紛失しました!!!!!
タンクをインシュロックで仮止めしている最中にどこかに置いたまま走り去ってしまったようで、もうどうにもなりません。
やはり、
何かしらの緊急用品は積んで置いて損はないですね〜・・・。
帰宅へ
あと一泊していくつもりでいたのですが、台風の進路が思いの外帰り道に影響を及ぼしそうなルートだったため、翌昼には出発することに。
その前に、
他のりんご農家の知人の仕事場を訪れ、昼飯にそばを出してもらい・・・りんごをもらい、帰路につきます。
色々考えましたが、有料道路を使わないルールはそのまま。
せっかくなので!
距離は100km程度増えて600km超えとなりますが、日本海側の8号線を南下するルートを通ってみることにしました。
1日経過したとはいえ、すでにソロシートに座り続けているお尻はやばいですが、どうにかなるでしょう。。。
18号で中野市〜新潟県妙高エリアへ。
そのあと8号線に入りひたすら福井県までは8号線をずーっと走り続けます。
新潟県〜富山県あたりまでは結構海沿いを通ってくれるため気分的にもリフレッシュしながら進むことができます。
石川県から福井県までは・・・海沿いのリフレッシュ感は薄れます。
帰路は600kmを超える距離になってしまうため給油は頻繁。
休みすぎると台風が心配なので帰路も水分補給以外はほぼ無休憩でひたすら進みます。
長野県を出発したのが、
お昼の13時頃
自宅に到着したのは・・・
夜中の1時過ぎ
やはり予定通りの12時間耐久ツーリングとなってしまいました。
翌朝メーターを確認してみると、やはり1200km程度走りきっていたようで・・・
まとめ
リジット固定のソロシートのお尻の痛みですが、下道で信号待ちで足をつく機会が多い道路ではそれほど気になりませんでした。が、信号の少ないエリアを30分以上足をつくことなく走り続けていると・・・やっぱ痛いですw
あと、
下道500kmを超えるような予定を組んでしまうと!
どこにも寄れませんのでご注意をw
 
















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